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2019.09.07

七五三にむけて

お着物のセオリーでは9月からは夏物から単衣になる時期ですが、まだまだ暑い日が続くのでいまだに従業員みんな夏物を着ているおかだやです。

 

普段着物を何を着るかというのはルールにしばられずそのときの気候に合わせてで大丈夫です。

お客様も麻などの夏素材や浴衣を来てきてくださってます。

着物初心者で、、暑いし何を着たらいいかわからない!という方も安心して夏物着てくださいね(^^)

 

さて、今日の写真は四つ身のお着物です。

七五三の季節がくるのでそろそろ支度をしている方も多いのではないでしょうか。

四つ身というのは着物の仕立て方、または四つ身で仕立ててあるお着物のことを指します。

こどもの着物の仕立てのことはまたべつの記事で紹介させていただきますね。

 

こどもの着物は肩揚げや腰揚げといって、裄の長さや身丈の調整をして着ます。

男の子は5歳で紋付袴姿。3歳で七五三をされる時も紋付袴、または近年では袴を穿かずに女の子と同じように被布を上から着る場合もあります。

女の子は3歳と7歳。3歳は着物に被布か帯付け、7歳は帯付けの姿です。

 

ご自宅にお着物がある方は早めに箪笥から出して状態の確認をしてみてくださいね。

身体の大きさに合わせて肩揚げや腰揚げが必要な場合は使用日の2週間前ぐらいにはお持ちいただけると余裕を持って当日を迎えられると思います。

 

長い間しまわれているとシミや黄ばみがでているかもしれません。

シミ抜きや丸洗い、最悪の場合クリーニングでとれないシミの上に絵を入れることも可能ではありますがお日にちを頂くのでできるだけ早めにお願いします。

 

 

 

最初の写真の「月明かりと稲穂」の四つ身を誂えられたI様が揚げ直しに来店されました(^^)

ご姉妹の名前にちなんだ柄をいれたお着物を大事に着ていただけていて嬉しいかぎりです!