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2020.04.03

舞台映えするシルクロードの着物

 

東京での詩吟の大会用につくった着物です(^^)

舞台映えするように華やかな地色でシルクロードの柄をいれました。

 

とっても鮮やかでハッとするブルーです。

昨年12月の錦川流の踊りの会で行ったファッションショーにもこの着物で出ていただきました。

舞台に出られるようにつくった着物なのでやっぱり舞台映えしました(^^)

 

生地はさわやかちりめんといって今夏物として一番おススメしているものです。

単衣で仕立てて、単衣の時期から盛夏の間も着ることができます。一番着やすく涼しい生地です。

いまは春から秋まで暑い時期が長く、夏は異常に気温が高いので出来るだけ涼しいものをおすすめします。

 

柄は衽から脇、脇から後ろへ大きくVの字をスキッと描きました。

肩のとり方も小粋でしょう(^^)

染めには一珍という技法が多く使われています。一珍の表情も様々。

さらには「一珍」と「うたせ」という糊置きの技法をあわせたおかだやの作家独自の技法も使われています。

写真が小さくてわかりづらいので技法はまたべつのときに。。

(技法の話をわかりやすくお伝えできるようにずっと文章を考えてるとこです(^^;))

 

 

K様にとっても似合ってたこの色。

舞台に立つと客席からワッと歓声があがるほどだったとか。

こんなに「羨望の眼差しを受ける経験は他にないわ!」と仰ってくださいました。

 

 

 

そして、、今後着るには色が派手だと仰られるので地色を染め替えます。

実は染め上がってきて、ご本人にも確認していただきました(^^)

 

チラ見せ^_^

これから仕立てにはいるので仕立て上がったらまた紹介させてください〜!