2018.01.04

染替えと着丈直しで新しいものに

工房を持つおかだやの原田です。

Y様、こちらの羽織をお持ちになられ、今後長く着れるようにしたいとのこと。

そこでグレーをかけて色目を落ち着いたものにすることに。

最近は昔よりかなり羽織の着丈が長くなったので、出来るだけ丈を出しました。

着丈も良くなり、赤の色も落ち着いて薄いグレーで着やすくなったと喜んでくださいました。

 

2018.01.18

織の着物に染めを入れて

以前、織の着物に染を入れてみたいと思い、柄を入れたものです。

実は柄を入れる前の反物の時に気に入ってくださった方がいらっしゃいました。

「私、このままでいい」と仰られたのですが、入れた方がいいからと入れさせていただきました。

今では「入れた方がよかった。気に入ってよく着るから汚れるのよね」と言ってくださっています。

実の色がアクセントになっていいのよと喜んでくださっています。

2018.01.18

男大島を可愛く

男性の大島をいただいたので着たいとのこと。

柄を描いて可愛いだけでなく面白い大島になりました。

ひとつとして同じ柄はなく、

見ていて楽しいお着物です。

 

2018.01.21

成人式

この度成人式を迎えられたお嬢様です。

前撮りの写真を見せてくださいました。

お孫さんの為に作られた、想いのこもった振袖です。

お名前にちなんで縮景園の橋が描かれています。

成人式当日のお写真も見せてくださいました!

前撮りの時と帯の結び方を変えていらっしゃいます。

鶸色がとてもお似合いでした。

2018.01.30

丈を長くすると同時に小粋に

こちらのコート、丈が短いので長くしたいとのことですが、生地が足りない。

 

以前お会いしたお嬢様の雰囲気も考え、黒生地を足して丈を出すことを提案。

ただ裾に足すというのではなく配置を考えて足すことで、より良いものになる、そのようにご説明しました。

出来上がったのがこちら。

裄も足りなかったので袖口と袖付けの部分に生地を足しました。

ちょっと面白いデザインになったと思います。

2018.01.31

新年ランチ会:前編

1月28日(日)並木通りにある「レストランbe」で新年ランチ会を行いました。

皆さまのお着物姿、じっくり拝見したいところですが、まずは美味しいお料理を、ということで、I先生の司会のもと、T様のお声がけでスタート!

お料理が配られる間、華を添えてくださったのはK様。詩吟を吟じてくださいました。

その後、食事を楽しんでいただきながら、各テーブルにて撮影させていただきました。

初めましての方々も和気あいあいお話され、和やかな雰囲気でした。

素敵な皆さまのご紹介は後編をご覧ください!

 

 

 

 

 

2018.02.02

染替えたコートを着て来てくださいました

おかだやのホームページの中の再生のページでもご紹介させていただいている、染め替えたコートを着て来てくださいました!

元はこのような色でした。

全体を上品な茶色に、刺繍の部分はふわっとぼかしました。

「以前のものより、刺繍も目立ち、良くなった。嬉しい!」

と大変喜んでくださっていました。

初釜でお召しになられた際、とても好評だったそうです。

2018.02.02

透け感のある生地で羽織を

透け感のある生地の羽織が欲しいとのご依頼。

どんな雰囲気のものにされたいか、羽織なのでお手持ちのお着物とのバランスも考えながら、ゆっくり色々見ながらお話をさせていただきました。

現時点でのイメージ画がこちら。

水に映った夜空という感じでしょうか。

白生地の地模様やどんなお色にされるかで、雰囲気が変わってくるかもしれません。

イメージ画もまだまだ変わるかもしれません。

完全お誂えの面白さでもあります。

O様もイメージ画をご覧になって「ワクワクします」と仰られていました。

またご紹介させていただきます。

 

 

2018.02.04

白黒の絞りに色を入れて

先日のランチ会に来てくださったのですが、皆さまの前に立つのはとご紹介出来なかったので、ここでご紹介させていただきます!

本疋田の白黒のだけの絞り、このままだと私には地味になったとのことで、色を入れました。

細かい、本当に細かい仕事です。

一目一目に色を入れています。

全体はこちら。

細部だけでなく大胆に色も入っています。

立ち姿のお写真がなくて申し訳ありません。

挿し色が効いて素敵でした。

やっぱり皆さまの前でご紹介させていただけばよかったとこのお写真を見て反省しております。

 

 

 

2018.02.06

可愛いカードが!!

おかだやのホームページ作成の際、また日々の写真撮影のことなどを相談にのってくださるお客様がいらっしゃいます。

写真やカメラのことにとても詳しい方で、大変助けていただいています。

その方から今日こんなものが届きました!

名刺カードで作られたおかだやの紹介カードです!

QRコードまで付いています!

ホームページをご覧くださり作ってくださいました。

大切に配らせていただきます!

赤いほっぺがまた可愛い♡

ありがとうございます!

 

 

2018.02.07

赤色を抑えました。

留袖を洗いに持って来られたM様。

お話をさせていただいていると、「実はこの赤色が派手で…」と柄の赤い部分が先日着られた際気になられたとのこと。

その赤色がこちら。

確かに少し明るい赤です。

赤みを抑えて写真のようになりました。

同じ部分の写真がなくてすみません。撮り忘れていました。

四角の中が最初の写真のように赤かったのですが、落ち着いた色になりました。

「これでこれからも着られる。嬉しい!」

「こんなことが出来ると早く知っていたら、結婚式の前にしてもらってた。そうしたら色を気にせず着れたのに」

とまで言ってくださいました。

2018.02.08

作家の先生直接ご指導による半衿講習会です

2月25日と26日、京都からおかだや専属の友禅作家の先生が来広され、先生のご指導のもと、半衿に絵を描いたり、染めたりします。

前回大変好評でしたがなかなか行うことができず、やっと今回させていただくことになりました。

絵心がないからとご心配な方、ご安心ください。先生が丁寧にご指導くださいます。

参加費は¥3,600(正絹の半衿代材料費等)。

前回染められた方はとても気に入られ、使いすぎてダメになってしまったとか。

若干まだお席がございます。

ご興味のある方はおかだや(082-275-0529)にご連絡ください。

※準備の都合上、2月17日までにご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

2018.02.09

新年ランチ会:後編

大変お待たせいたしました。

先日のランチ会の様子、後編をお伝えします!

お食事をしていただきながら、皆さまのお着物を紹介させていただきました。

平和都市広島をテーマにしてお着物です。

こちらの羽織は2つの反物を染め直し、一つの羽織にされたものです。

白大島のお着物、元々の可愛い花柄をなくして欲しいとの依頼で、一珍糊で柄を入れました。

 

ありふれた白大島なので、グレードアップして欲しいとのことで柄を入れたお着物です。

「悠久の時の流れ」というタイトルのこちらのお着物。うずまきの柄に秦の始皇帝の遺跡の中の模様を入れています。

大きな矢羽が描かれた羽織。袖を広げると「お~」と声があがりました。

「細雪」という映画で俳優さんが着ていた着物に似ているからこれが欲しいとのことで。

嫁がれる時に持ってこられた派手な小紋。元の柄を残して古代紫に染めかえられました。

明治生まれのおばあさまの帯を仕立て直して結んで来てくださいました。

大島を面白いデザインにされています。

ねずみの嫁入りがテーマのお着物。細部の可愛さやこだわりはホームページの作品一覧、訪問着でご覧ください。

雨コート。巣立つ燕をテーマにされたものです。

親子で来てくださいました。桶絞りのお着物です。

司会のI先生。被布のコートの意味を教えてくださいました。

背のとても高い方。この方の裄に合う反物を探すのは大変でした。

おかだやに初めて来てくださったK様。

書生さんをイメージして。めがねやシャツにもこだわっていらっしゃいました。

仲良し親子で素敵なコーディネイト!

「えっ?! 親子?!」と驚いた会場でした。

I先生が袴のことなど色々お話くださいました。

お食事が落ち着いたところで、グランデ編集長のT様がお話をしてくださいました。

自分達が本当に良いと思ったものを伝え、またそれを本として残していきたいとの思いでされているグランデ。

私も毎回拝見するのが楽しみな一冊です。

おかだやで作られた振袖を紹介してくださった号を持ってきてくださり、おかだやのことまでお話してくださいました。

お忙しい中ありがとうございました。

そして、私の無理なお願いを快く受けてくださった若者によるダンスパフォーマンス!!!

見とれて手拍子を忘れていた会場でした。

 

美味しいお食事、楽しい会話、そしてI先生の名司会。

意外なところでつながりのある方がいらっしゃったり。

寒い日でしたが、会場は温かい雰囲気に包まれていました。

お手洗いが混んだり、足元が悪いところがあったりとご不憫をおかけしました。

それでも「よかったよ」「次はいつ?」と言っていただき、感謝しております。

お越しいただき、ありがとうございました。

2018.02.10

劇的に変わりました。

何とも言えない、素晴らしい色合わせのこちらの絞りの振袖。

元は白黒のみでした。

劇的に変わりました。

袖の部分を並べてみると

写真だと、なかなか本当の色をお伝えできないのが歯がゆいところです。

実物のお色をぜひ見ていただきたい!

おかだやにございますのでお立ち寄りくださいませ。

2018.02.13

ボロブドゥール遺跡と図形で

インドネシアにある遺跡、ボロブドゥール遺跡。その朝焼けと夕焼けをイメージして。

イメージ画はこちら。

そして出来上がったのがこちら。

朝焼けと夕焼けのグラデーションが美しいです。

また、娘さんに数学を教えていたら、丸と三角と四角に興味を持たれ、色々調べていたら面白かったのでそれも入れてほしいとのことで。

遺跡、○△□。仏教にまつわるものでまとまりました。

遺跡をそのままの色で描くのではなく、一珍糊を使い、美しく描きました。

本当に細かい作業です。拡大して見ていただきたい。

宝石の鳥が良いアクセントに。

この質感をお伝えしきれないのが、またはがゆいところです。

そして帯はこちらを合わせて。

着姿を拝見するのがとても楽しみです。

このブログで着姿を紹介させていただくことを承諾いただけるよう頑張ります!

 

 

2018.02.14

絞りの着物に色を入れて

絞りの古典柄の振袖。

このままでも上品なのですが、少し大人しい感じです。

そこで、色を入れました。

いかがでしょう。

優しい色が入り、明るくなると同時にかわいらしさが感じられます。

網代や亀甲の柄にも色が入っています。

前のビフォーアフターです。

金箔で松を囲ったり、松の下にアクセントの色を入れたり。

ちらちらっと入っている銀箔も見逃せません。

元々良い絞りの振袖でしたが、色を入れてさらに良くなりました。

おかだやにございます。ぜひご覧ください。

 

2018.02.15

もしもの時は柄を描きます

よくあるお直しのひとつに身巾出しがあります。

(私も若い時に作ったものをいくつか。。。)

今日もお直しの依頼がありました。

脇の部分です。

縫い合わせのところを解くと

幅を出しても大丈夫なように縫込みにも柄が描かれています。

大抵はこのように描かれているのですが、中には描かれていないことも。。。

そのような時は、おかだやでは柄を描かせていただいております。

お着物の柄に合わせ、、同じように描きます。

工房を持つ呉服屋だから出来ることです。

 

2018.02.16

うない人形がバンドを結成

古典のうない人形柄の注文でした。

お話する中、昔の遊びのイメージ画をお見せすると

「私たち夫婦はバンドが縁で結ばれたのでバンドにして!」とのことで現代のバンドをイメージして。

着物の柄、一人一人違います。

わかる方にはわかるようですが、ギターにもこだわっており、それぞれ違います。

職人さんのこだわりがここにも感じられます。

また、ひとりひとりの表情がたまりません。

アップにすると

良い声してそうじゃないですか?

スポットがあたってライブ感まで出ています。

この着物のことを聞いて、どうしても現物が見たくなり、お願いして持ってきていただき、撮らせていただきました。

すました顔や気持ちよさそうに演奏している顔が可愛い、素敵なお着物です。

 

 

 

 

2018.02.17

お母様の羽織がこんなに素敵に!

「持ち込み企画第1弾!!!!」

以前、お母様の絞りの羽織に色を入れられたF様が着て来てくださいました。

元は一色で絞りで柄が入っていたもの。

その柄の部分に色を入れられました。

派手でもなく地味でもなく、良い色で入れてもらって、生き返りましたと大変喜んでくださっています。

後も素敵です。

お母様にこの後お披露目に行かれるとのことでした。

 

F様、いつもブログなどをご覧くださっていて、今日も載せること前提で着て来てくださいました!

F様のように持ち込み企画で着て来てくださる方、大・大・大歓迎です!

こちらも着姿を見せていただけるのは本当に嬉しいです!

ぜひぜひ着て来てください!

カメラの腕前、編集の技術はまだまだですが、そのあたりはご了承くださいませ。

2018.02.20

お抹茶要注意!

普通に着られてついた汚れ( 裾の汚れや衿のファンデーションなど)は、シーズンごとに洗いに出していただくと大抵は大丈夫なのですが、付いたら急いで洗っていただきたいものがあります。

抹茶とワインです。

これらは普通のシミ抜きとは違い、成分の結合を解く作業をしなければなりません。

それもいち早く!

結合して時間が経つと、結合が解けなくなるからです。

だからといって恐れることはありません。

すぐに洗いに出していただく、その際抹茶、ワインが付いたと伝えていただく、

そうしていただければよいのですから。

お手入れで大切なのは、そのままに半年以上しておかないこと、診断を受けること、です。

このブログを見て「あ!」と思われた方はおかだやでなくても構いません。

いつ着られて、どんな汚れがついたか、また雨が降っていたかを洗いをお願いする方に伝えてください!

2018.02.22

金箔が剥げているところに刷り込みで柄を足して

アンティークの帯をお持ちのK様。
金箔の部分が剥げているのが気になる、なんとかならないかというご依頼。


写真ではわかりにくいかもしれませんが、剥げて黒ずんだように見えます。

金箔に色をかけるのは難しいことなのですが、刷り込んでみました。


「可愛い!すご~い!」と大変喜んでくださいました。
どことなく古臭さがあったのがなくなって良くなったとも仰ってくださいました。

が、ん?タレがおかしいぞ・・・


普通隠れる文字が見えています。
どうしてこのような仕立てをしているのかはわかりません。

本来の姿に直すことに。

アンティークの帯によくあることなのですが、長さも短いとのことなので、今回タレのお直しと同時に長さも足すことにしました。

お直しが終わったらきっとこの帯を締めてきてくださるはず!(K様、よろしくお願いします)
その際はまたご紹介させていただきます!

2018.02.28

半衿講習会:前編

2月25、26日の2日間、京都から友禅作家の先生にお越しいただき半衿講習会を行いました。
2日間とも楽しく、でも真剣に皆さん取り組んでくださいました。
今回は前編として25日の様子をご紹介します!

今回は黄色、鶸色、青色の3色、生地を染められるよう用意しました。
初めての染色、ドキドキで生地を鍋に入れていきます。

その後、染めたい色の濃さになるまで数を数えて

水洗いの後、乾かします。

初めましての方同士でも、こんな感じ?と和気あいあい。

しかし、なかなか難しい。ムラができてしまいます。
が、このムラが良い味に。

柄を入れて、このムラをいかしていく、「先生~」とお力添えをいただきました。

先生が用意してくださった下絵を元に描かれる方も。細~い筆で線を描きます。

本友禅はのり糸目をするのですが、今回は直接生地に筆で描く方法で描いていただきました。
難しい。。。そぉ~っとそぉ~っと細い線で下絵を写していきます。

講習会の前にどんな絵にするか下絵を書いてきてくださった方も。

こんな柄を描かれた方も。

どのくらい筆に含ませて、どのくらいの力で描くとどのくらいの線になるのか、コツをつかみながら描かれていました。

型をつかった摺り描きをされる方も。

手描きはされず、半衿の半分を青に、半分を黄色に染め分けをされた方、グラデーションに染めることに挑戦された方もいらっしゃいました。

完成した作品を紹介させていただきたかったのですが、長くなってしまったので、次回!前編Part2で紹介させていただきます!

お楽しみに!!!

 

 

2018.03.02

半衿講習会:前編Part2

お待たせいたしました!
25日の半衿講習会の作品を紹介させていただきます!

染められた後、それぞれ思い思いの柄を描かれました。

ムラに染まってしまったのですが、先生の提案でそのムラが活きた素敵な半衿に。

こだわってこの柄を描かれました。

急遽ご自宅から使っていない真っ白の帯締を持ってこられ、失敗してもいいからと半衿と同じ色に染められました。

大成功!大変喜ばれました。

 

こんな可愛い柄を考えてこられ描かれた方も。

オリジナルで作られるからこその可愛い柄です。

仲良しのお二人は同じ色で、お一人は筆で描かれ、お一人は摺り描きをされました。
意外と難しい摺り描き、にじんでしまったところに先生が手を加えてくださいました。

こんな絵を描かれた方も。

左が下絵、右が描かれた半衿です。なかなか下絵通りに描けないものだそうです。

染め分けをされた方。先生の提案で片方だけ少し花びらをちらして。

それを見た方、急遽2枚目を染められました。

一枚は手描き、一枚は染め分け。「大満足です!」と言っておられました。

その染め分けを見て、なんとかグラデーションにならないかと挑戦された方。

割りばしで境目を挟んで染色し、きっちりと染め分けの線が出ないようにされました。
「面白いことをされますね」と先生も驚かれてました。

また、お気に入りの半衿が汚れて、このままでは使えないので何とかならないかと相談が。
失敗してもいいから染めたいとのことで染めてみました。

汚れはわからなくなり、染まらない糸を使っていた刺繍は浮き上がり、こちらも大成功!大変喜ばれていました。

そしてこのような素敵な柄を描いてきてくださったO様。

繊細な柄です。丁寧に半衿に写していかれ、気付いたらタイムオーバー。。。
「明日も来て色を挿してもいいですか?」
もちろんです!
ということでこちらの完成のご紹介は後編で!

染めること、描くこと、先生の凄さを改めて、いえ、何倍も感じた一日でした。

2018.03.02

お願いがあります!

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。
皆さまの周りに今年成人式に振袖を着られた方はいらっしゃいますか?
というのも…

昨日の卒業式。そこでたまたま隣席になりお話した方はお着物でした。
色々お話させていただく中で、娘さんが今年成人式だったとのこと。

「雨は干して乾かしたから大丈夫です」

私もこの仕事に関わるまで「汗」はなんとなくそのままではいけないと思っていても「雨」は乾けば大丈夫~と思っていました。

が、それは間違いです!

雨は空気中の不純物をたくさん含んでおり、その時は何ともなくてもそのままにしておくと「雨ジミ」になって出てくることがあるんです。
といった水性の汚れは水性で洗わないと落ちません。油性洗い(ドライクリーニング)では落ちないのです。

この方は泥ハネがあることを伝えて着物クリーニングができるというチェーン店に出されたそうです。
「どうしよう、雨は言ってない」

もし心配だったら持ってきてみてくださいとお伝えしました。

もし、皆さまの周りに今年の成人式に振袖を着られた方がいらっしゃいましたら、
①当分(半年以上)着る予定がないなら、洗っておいた方が良いこと(今年は泥ハネも心配です)
②洗いに出す時は雨に対するお手入れもしてもらうよう、業者に伝えること
この2点をお伝えいただけたらと思います。
数年後、たとう紙を開けてショックを受ける方が少しでも減ったらなと思い書かせていただきました。

2018.03.03

半衿講習会:後編

2月26日に開催しました半衿講習会の様子です。


今回も染められる方、染めて描かれる方、白生地に描かれる方、様々でした。

親子で参加くださった方も。

オリジナルの図案を考えてこられたこられた方。


途中で合わせてみると柄の位置が高すぎたとのことで、柄を足されたり。

左右で柄を変えた面白いデザインです。

昨日に続き取り組まれるO様、先生の助言を元に色を考えて来られました。

ネコ好きはやっぱりネコですよね。

先生の下絵とオリジナル、2枚描かれる方も!


生地を濡らして色を入れぼかしてから線を描かれていました。
「失敗されたのかと思った」と店主。挑戦は大成功でした。

こんなに楽しでくださった方も!!!


前回挑戦して描くのは私には向かない!とのことで、今回は摺り描きに。「コツを掴むのが早い」と先生も驚かれていました。
簡単に出来るのかと思っていた摺り描き、実際は色を入れた際はほとんど色が入っていないように見えて、摺り型を取るとしっかり色が入っている、感覚を掴まないと難しいと知りました。

今回も長くなってしまったので、素敵な作品のご紹介は後編Part2で!楽しみにお待ちください!

 

 

 

2018.03.03

けん玉もなか

工房を持つ呉服屋の原田です。

こんなに可愛い差し入れをいただきました!

けん玉もなかです。

廿日市にある「ながお」という和洋菓子店のお菓子です。
廿日市市民の私、聞いたことはあったのですが、お目にかかるのは初めて。
ありがた~くいただきました。

見た目も可愛いのですが、お味がこれまた美味しい!
中の餡が二層になっていて、こちらのキャラメル&ミルクはキャラメル餡にアーモンドが入っており、見事な和洋ミックスでした。
(べた褒めですが、決してながおさんの関係者ではございません)

ピンク色は春限定のいちごみるく。いちご餡がちょっとプチプチしていたそうです。

日持ちもするそうです。
今度何かのときに手土産にさせていただこうと思いました。

F様、ありがとうございました!

2018.03.06

取材を受けました!!

本日、中国新聞さまの取材を受けました!

事前にホームページを見てくださり、色々話を聞いておられました。

来週火曜日、3月13日発行の中国新聞のSELECTの読者欄で紹介される予定です。

ぜひご覧ください!

2018.03.07

半衿講習会:後編Part2

2月26日の半衿講習会の作品を紹介させていただきます!

その前にすみません!25日に参加された方をお一人先に紹介させてください!

摺り描きで入れられたのですが、かけてみると少ない。
もう一つ描こうかなと先生に相談すると「数が良くないよ」とのことで2つ描き足すことに。

良くなったと喜んでくださいました。

では改めて26日の作品を紹介します。

サンゴを持っていると良いとのことでサンゴを描かれました。小さなお魚と泡も可愛い!


仲良しグループで参加くださいました!

娘さんの干支を描かれて。プレゼントされるそうです。

 

染め分けを2本、色違いで染められました!

前回作られて大変気に入ってくださり、擦り切れるほど使われたとのことで、今回は2本。綺麗な色合わせです。

お名前にちなんだ柄を描かれた方も。

顔なじみのお二人は並んで!

雪を描きたいと先生に教えていただいたK様。ただ、雪を描くのは相当難しいようで、先生が助けてくださったそうです。

O様は付け方で柄が変わる面白い半衿に。

 

頑張って麻の葉を描かれたS様。

親子で参加くださったM様。

絵は絶対描かない!とのことで摺り型を作って摺り描きをされました!

次にご紹介するN様、当初1枚の予定でしたが、娘さんにプレゼントされると聞いて「じゃあ2枚いるのでは?」
娘様がお二人いらっしゃるので急遽2枚描かれました。

そして前日から取り組まれているO様、色を入れられました!

残りの片側は家で色を入れられることに。

 

皆さん「またやって!」と言ってくださいました。楽しんでいただけたかなと思っております。

先生も皆さんにお会いでき、お話ができ、喜んでおられました。

描かれた半衿を付けて着て来ていただくのを楽しみにしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

2018.03.08

早速付けて来てくださいました!

先日の半衿講習会で半衿を作られた方が早速付けて来てくださいました!

左右で染め分けをした半衿。お着物と帯との合わせも素敵です。
「うわぁ、素敵な衿ですね」と驚かれたそうです。(その反応、待ってました!)

他にもお稽古の前に皆さまで来てくださいました!

柄がきれいに出ていらっしゃいます。

急遽帯締も染められた方。

素敵なコーディネートです!

こんな風に見せていただいて、とても嬉しく思っております。

私も付けたよ!とぜひいらっしゃってください!お待ちしております!

 

2018.03.14

掲載されました!

3月13日発行の中国新聞のSELECTの「読者のページ」でおかだやが紹介されました!

先々週、記者の方が突然来られ取材の申し込みを受け、先週取材に来られた

という流れです。

「どうしておかだやを?」と伺うと「最近近くに越してきて気になっていた」とのこと。

うちは中国新聞じゃないのよ、SELECTは取ってないのよ、という方、

ご安心ください。

おかだやで数十部用意しております。

先着順ですがお渡ししておりますのでぜひご一読ください!

2018.03.15

テレビ派宣言の取材を受けました!

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

本日、広島テレビで夕方放送されている「テレビ派宣言」の取材を受けました!

沿線遺産というコーナーだそうです。

マイクを付けてもらって

レポーターの中島さん、店内の様子に驚かれてました。
上ばかり見られていたのか、足元の石を蹴られたようで。。。

慌てて直してくださいました。(痛くなかったでしょうか)

作品を見たいとのことで奥の部屋へ。

いくつかの作品とイメージ画、実物大の下絵等を紹介させていただきました。
中島さん、まぁお話がお上手で、グイグイ聞き出してくださいました。

その後、コーナーのステッカーを貼ってくださり

偶然(?)居合わせたK様も一緒に記念撮影。

お時間が少しあるとのことで、お茶を飲んでいただきました。

ここでは言えないお話も。。。(リポートも大変なようです)

3月19日(月)、20日(火)17:30~17:45の間
広島テレビ、テレビ派宣言、沿線遺産のコーナーで放送の予定です。

夕方お忙しい時間だとは思いますが、ぜひご覧ください!
お仕事などでリアルタイムに見れない方は録画予約してくださいね!

色々お話したり、なぜかお手洗いの方も撮影されたり。。。
後から「あそこ片付けてなかった!」と反省も(その辺りは見ないでください )

どのように編集されるのか、ドキドキです。

2018.03.23

またまた半衿を付けてきてくださいました!

先日のテレビ放送後、沢山の感想をいただきました。ありがとうございます!

えっ?!何それ、見てないという方、すみません。こちらに投稿する技術力がない為、Facebook、もしくはインスタグラムでご覧い
ただけたらと思います。

さて、今日も講習会で作った半衿を付けてきてくださいました!

きれいに柄が出ています。

またこちらの帯、今回お仕立てされ、今日結んできてくださいました。

可愛い、本当に可愛らしい帯です。
細かいこだわりもあり、K様がお持ちのお着物にもよく合う、一生結んでいただけるものだと思います。

持ち込み企画にご協力いただける方、大歓迎です。
ぜひお着物でご来店ください!

 

2018.03.23

帯のお直しです

名古屋帯、写真ではわかりにくいのですが、所々に小さな汚れやカビが。。。

そこで、モヤっと色を入れ、また小さな柄をバランスよく入れました。

並べてみると

御太鼓にしたところはこちら

小さな柄が入ることで動きのある可愛い帯になりました。

黄変で色が変わったところにこのように色や柄を入れて蘇らせることができる、大変喜んでくださっています。

2018.03.24

この柄が好きだからこの柄をいかしたいとのご要望でした

こちらの帯。やけがあちらこちらに見られます。


この柄が好きなので、この柄をいかしてどうにかならないかというご依頼でした。
職人と相談してこのようになりました。

柄をいかして色を入れています。
無地のお着物に結んでも良い感じになりそうになりました。
結んだ時に見えない部分は色を入れていません。こうすることにより、予算を抑えることができます。

こんなことが出来るのかと大変喜んでくださいました。
このように色を入れたり柄を入れたりしてお着物や帯が蘇るということはなかなか知られていません。
お母様やおばあさまが大切にされていたもの、作ってくださったもの、その想いを繋いでいくお手伝いができたらと思っています。

2018.03.28

焼き色までついていました!

先日、大阪にお住まいのお客様からお土産をいただきました。

可愛いもなかです。
撮影していると「袋から出したら?」とお客様。
並べさせていただきました!

左からチョコレート、ミルク、イチゴでした。
イチゴはほんのりフル―ティーな餡でした。

見た目の可愛さと共に癒された私たちです。

2018.03.30

成人式の前撮り後来てくださいました

昨日、おかだやで作っていただいたこちらの振袖を着て来てくださいました!

ダイナミックな柄のお振袖。
長身のお嬢様、よくお似合いで、早速奥の部屋で撮影させていただきました!!

右袖と左袖、季節が違います。

家紋と一緒の蝶の柄や、裾の大胆な波、一つ一つ柄の違う飾り、どれも凄い!素敵!と大変気に入ってくださっていました。

着付けをしてくださった方が帯の余り布で髪飾りを作られ、後ろ姿もまた素敵!

おばああさまやお母さま、ご家族皆さまだけでなくお知り合いの方も喜ばれ、こちらも嬉しくなりました。

前撮りでお疲れでしょうに、たくさん撮影させてくださいました。ありがとうございました。

昨日は良いお天気でしたので、少し汗をかかれたかもしれませんが、急いで洗わないといけない汚れはなかったので、一晩部屋で風を通してその後きちんと畳んで片付けておき、来年の成人式で着られた後、洗いに出していただくようお伝えしました。

前撮りのお写真を拝見させていただくのも楽しみです!

2018.04.04

これから長く着れるように

以前コートの染め替えをされたO様。
先日ご来店の際、着物の染め替えの相談を受けました。
実際拝見させていただきたいとお伝えしたところ、本日持ってきてくださいました。

紬です。若い頃に作られたものだそうです。

確かに少々明るいお色目。

そこで、○○歳くらいのイメージで染め替えをさせていただくことになりました。

全体を染めるので、洗張をした後、たき染めで染めさせていただく予定です。

柄も染まりますので、目立たなくなるかもしれません。

染まったものを後日紹介させていただきます!!

 

2018.04.07

「手通し」

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

今日、珍しいものの洗いの依頼がありました。

小さくて可愛い!でも産着でもなく、一つ身とも違うような。。。

「手通し」というものだそうです。それとお揃いのちゃんちゃんこ。
「手通し」とは生まれて初めて袖のあるものを着せること、その産着のことだそうです。
今でいうと退院の時に着るものといったところでしょうか。

おかだやに来て1年弱ですが、初めて拝見しました。

お孫さまがお生まれになって、着せてあげたいとお持ちになられたものです。

柄も現代ではほとんどない、愛くるしい柄です。ちゃんちゃんこの衿も可愛い!

お子様に着せられていたそうです。

が、ところどころにシミが。。。


「お食い初めにも着せたのかなぁ」「お宮参りに着せたのかなぁ」

古い汚れのため黄変しており、通常のシミ抜きでは落ちないと思われます。
漂白して色を入れるか、どうするか。

また、保管の際は肩上げや腰上げは解いておく方が良いそうです。
上げをしたままですと強度のクセがついてしまったり、縫い合わせた部分が変色することもあるからです。
七五三の四つ身などそのままにされている方が多く、その都度お伝えしております。

思い出のある可愛い手通し、何とかまた着ていただきたいと思っております。
そしてお写真をみせていただきたいと思っております!(Tさま、お願いします!)

2018.04.11

柄を描くことで蘇った夏の着物

以前創らせていただいたお着物を写真に撮らせてほしいとお願いしていた方が持ってきてくださいました。

夏のお着物です。
この着物、うっかり窓際にかけっぱなしにしてしまい、ムラにやけてしまった無地でした。
夏のあの日差しにあたったままです。やけてしまいます。

お気に入りの生地だったので何とかなるかとお持ちになられたもの。

そこで、夏のお着物ということで、涼やかさを出したいと思い、舟を描きました。

こんなに大きな船を一艘だけ描くというのは今時ほとんどありません。
舟に葦の葉をかけることで、舟の強さを緩やかにし、また着姿も美しくなっています。
様々な柄が描かれた美しい舟です。

出来上がったものを見て大変喜んでくださいました。

今回、ご紹介させていただくにあたり確認をとったところ、「手入れが悪いって書いていいよ」と言ってくださったご依頼主様。
なんとおおらかな。。。

それだけ喜んでくださったのだと勝手に思っております。

2018.04.11

再生した帯を結んできてくださいました

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

2月22日のブログで結んできてくれるはず!と紹介させていただいた帯を結んできてくださいました!

金箔が剥がれたところに箔をおいた帯。仕立て直しもして完全に蘇りました!

「御太鼓のところだけチンの顔がさらにきれいになってたのよ」とK様。

作家の先生がそうしてくださったのだと思います。

さすがでございます。

「今日は前を赤にしたけど、今度は黒にして」と楽しんでくださっているK様でした!

 

2018.04.12

せっかくなので違ったものに

本疋田の総絞りのお着物。

このままでも良いのだけれど、ちょっと着にくくなったし、他の方と違うものにしたいとのご依頼。

当初は少しだけ色を入れようかとお話されていましたが、せっかくなので違った雰囲気にしようかなと、お話させていただいているうちになり。。。

本日洗張が出来上がってきたので、京都の作家先生のところへ送りました。

また後日、出来上がったものを紹介させていただきます。

2018.04.17

ご確認お願いします!

皆さま、たとう紙や着物の間に挟まっている白い紙、ご確認ください。

このように茶色、もしくは黄色くなっているものはございませんか?

このシミのようなもの、「カビ」です。

紙は変色しているけど着物は大丈夫そう、、、

いえいえ、危険です!
目には見えないのですが、カビの菌が付着している可能性があります。

取り急ぎ、汚れている白い紙(薄紙)はすぐに捨ててください。たとう紙も取り替えてください。
そして一度洗っておくべきか診断させていただければと思います。

洗いの業者さんに今回の記事のことを相談した際、名言をいただきました。

「一番のお手入れは着物を着ることです」

なるほど。

 

2018.04.18

帯の柄の色を落ち着いた色目に

若い時お母様が作ってくださった帯やお着物、もう派手だからテーブルクロスにでもしようかとT様に相談されたそうです。「ちょっと待って!」とH様をおかだやに連れてきてくださいました。

こちらの帯、赤色が明るく、結べないとのこと。

赤色を落ち着いた色目にしたところ、今度は黄色や緑色が明るく見えてしまいました。
その際の写真を撮っておらずお伝えできないのですが、そのままだとバランスが悪かった為、H様にご説明し、お時間をいただけるとのことで再度職人に送り、色を入れました。
出来上がったのがこちら。

比べてみると

落ち着いた雰囲気になりました。

今回、反物でお持ちだった絣をお仕立てされたのですが、そちらと合わせると

なんということでしょう。とっても素敵です!!おしゃれです!!

「母も喜んでます。Tさんに本当に感謝です。もう嬉しい!」と大変喜んでくださいました。

おかだやに来てくださったHさま、そのご縁をくださったTさま、お二人ともに喜んでいただき、おかだやとしても嬉しく思っております。

 

 

2018.04.18

小物を変えてお母様の振袖を今風に

お母様が着られた振袖を来春成人式を迎えられるお嬢様が着られるとのことで、帯締、帯揚げ、重ね衿、草履バック、飾り紐をコーディネイトさせていただきました。

お持ちだったのはピンクの帯揚げ、帯締だったのですが、今回は紫と青の帯揚げと可愛い飾りのついた帯締を、そして五重袷の重ね衿も紫が使われているものを合わせました。帯に飾り紐をしていただくことで、メリハリが出たのではないかと思います。

帯締に合わせた帯揚げのアレンジも可愛い!

撮影は錦帯橋でされたそうです。この時期、新緑が綺麗ですね。

後日お母様から
「御縁に恵まれて最高の成人の儀式を迎えられました。親の為の儀式でもあるのかな、私が一仕事終えた達成感を感じ、嬉しい日になりました」とお写真と共にメールをいただきました。

こうやって想いがつながっていくのでしょうか。着物の素敵なところをまた見せていただいたように思います。

 

2018.04.20

花嫁仕様で撮影

作品一覧でも紹介させていただいているこちらの振袖。

https://gofuku-okadaya.com/898/
本疋田の総絞りに柄を描いた、どこにもないであろう振袖。

しかし、この振袖を着る予定の方はなんとまだ4歳!
この子が成人式を迎えこの振袖を着られるのは16年後。。。

そこで、この振袖をオーダーされた叔母にあたる方に着てみていただくことに!
どうせならお引きで着ていただこうと、お引きのお仕立て(仮仕立)にさせていただきました。
それならと花嫁仕様のお仕度で。

着られたご本人様もご家族様も大変喜んでくださいました。

八掛も絞りを使い、表の柄と合わせた柄を描いています。
そしてこの帯、これだけの着物に全く見劣りせず、良いバランスで合っています。金糸が使われたものを合わせるとオーソドックスな感じになるのですが、こちらだと面白く、素敵な組合せになっています。

髪飾りはシャムロックさんという花屋さんで。着物の写真を見せ、合わせて作っていただきました。

半ば強引に(?)進んだ今回の企画。
終わってみると、皆様よかったと言ってくださり、ホッとしております。

携わっていただいた方々にも感謝です。

 

 

 

 

 

 

2018.04.27

今年のとうかさんは早いようです

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

広島の夏の始まりといえばとうかさん。
今年はなんと6月1日~3日だそうです(早いですね…)

おかだやでは今年も絞りの浴衣をご用意しております。


絞りの浴衣、あの雰囲気も好きなのですが、なんといっても自宅で洗えること、そしてアイロンがけが不要というところが嬉しいと私は思っております。また、着ていて涼しいのも良い!
ご自身に合わせてお仕立てをするので、着姿もさながら着心地も良いという声も多く聞かれます。

とうかさんだけでなく、宇品や宮島の花火大会、カープ観戦に浴衣を着て行かれるとテレビに映るかも?など、浴衣を着る機会が何かとある広島。浴衣でランチというのも良いですね。

ここでお願いしたいことが。
時間にゆとりを持ってお仕立てをしていただけると助かります。通常は1ヶ月くらいをみていただいております。

!!!
とうかさんに新しい浴衣でと思われている方、少々お急ぎください。

また、男性の浴衣姿も素敵ですよね。去年も何人か誂えてくださいましたが、素敵でした。
もちろん男性の浴衣地もご用意しております。


が、背の高い方はお気を付けください。幅の広い反物でないと裄が足りないことが…。
その時は反物をお探ししますのでお早めにお申し付けください。

この夏は浴衣で過ごしてみませんか?

 

 

 

2018.04.28

GWの営業について

工房をもつ呉服屋 おかだやの原田です。

今日からゴールデンウイークですね。皆さま色々ご予定がおありでしょうか。

おかだやはゴールデンウイーク中も通常通りの営業でございます。

28日(土) 通常営業
29日(日)・30日(月) 休み
5月1日(火)・2日(水) 通常営業
3日(木)~7日(月) 休み

季節の変わり目、洗いなどございましたらお持ちくださいませ。

2018.05.11

お披露目に来てくださいました

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

皆さまゴールデンウイークはいかがでしたでしょうか。
私は喉を傷め、いまだに声がガサガサです。お電話等お聞き苦しいと思いますがお許しください。

以前開催した半衿講習会でつくられた半衿を付けてきてくださいました!

左右で柄を変えている面白いデザインです。

こちらの半衿、付け方で表情が変わります。

今回は上の写真のように付けてきてくださいました。
着物や帯に合わせて雰囲気を変えられる、素敵な半衿です。

嬉しそうにお披露目してくださり、私も嬉しくなりました。

2018.05.18

夏の羽織のお誂え

涼し気な夏の羽織のご注文。
どんなものにするか、色々お話しさせていただくなかで、水に映る月夜の雰囲気で、とまとまりました。

イメージ画がこちら。

そして染めあがったものがこちら

着物を着て来てくださったので合わせてみました。

「良いですね~」と言ってくださいました。

後はこのような感じ。

入れたかった月がポイントになっています。

これからお仕立てに入ります。
お持ちの羽織より少し長めにしたいとのこと、お持ちの羽織を持ってきていただき、最終の打ち合わせです。

何とも言えない良い色で、透け感も絶妙、今秋沢山着てくださることと思います。

仕上がった際は改めてご紹介させていただきます。

2018.05.18

藍色寺院庭園塩沢御召訪問着

作品一覧で紹介させていただいているこちらの訪問着。

着て来てくださったので撮らせていただきました!

写真ではなかなか本当のお色をお伝えできないのが本当に悔しいのですが、なんとも言えない良いお色で、歩いてお越しくださったのですが、そのお姿は涼し気でとてもすてきでした。

帯もまた素敵で。。。

観音様が描かれています。
「この帯はなかなか売れんじゃろうのぉって思ってたらしいんだけど、すぐに気に入ったのよ」と裏話も。

いつも撮影にご協力くださるK様、ありがとうございます。

 

2018.05.24

カエルの着物

以前ご紹介させていただいたカエルを描いたお着物。
着て来てくださいました!

カエルといっても、とてもユニークで可愛いカエル達。

「上前のカエルは座ると膝枕されてるように見えるね」とクスッと笑えるところも。

たまたまいらっしゃったお客様「涼やかで素敵なお着物…..ん?!カエルですか?!」
驚かれていました。

これからの時期たくさん着ていただいて、まだまだ沢山の方に驚いてもらえたらと思います!

 

2018.05.26

Buenas tardes.

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

昨日、メキシコから私の遠い親戚がおかだやを訪れました!
せっかくだからと着物に袖を通してもらいました。

最初は緊張されていたのですが、

とても喜んでくれて、ご主人と仲良く記念撮影!
ママ、ファミリーとも記念に!

男性陣は皆さんカメラを持たれており、シャッターを切る音は鳴りっぱなし。

せっかくだからママもと袖を通していただきました。

パパも大喜びで、何枚も何枚も撮られていました!

カープの着物をお見せするとここでもパシャパシャ!
デザインをすることなど伝えると驚かれていました。

お見せすることを快諾してくださったU様にも感謝です。

お気づきかもしれませんが、私、英語もましてやスペイン語も全く話せません。
親戚が日本語、英語、スペイン語が話せるので沢山話ができたという訳です。

日本にゆかりがある方々とはいえ、着物はやはり感動を与えるものなんだなと思ったひと時でした。

 

 

2018.05.26

牛若丸の歌に寄せて

ご趣味のカラオケの舞台で牛若丸の歌を歌うので舞台衣装を作って欲しいとの依頼。

着物ではなくドレスのようなものでなにかという話から、黒のトップスとスカートを着用し、その上から被る形のものを考え、こちらだと舞台が終わったらタペストリーにできるから良いかもと話がまとまりました。

牛若丸、イケメンです。

依頼主様は手の先までしっかり描かれていると感動されていました。

合わせてみていただきました!

お仕立てはお知り合いの方がしてくださることになり、先日打ち合わせしました。

舞台でのお写真を拝見するのが楽しみです!

2018.05.31

落ち着いた色に

娘の時に母が作ってくれた着物、だけど色がもう明るくて…
地味にして欲しいとのご依頼。

ビフォーがこちら

そしてアフターがこちら

落ち着いた色に。
これ以上濃い色目にするとと元の柄がわからなくなってしまうので、柄がいきるギリギリのところまで染めました。

ビフォーに比べ落ち着いた色目になり、柄の色目も派手すぎず地味すぎず、これからまだまだ着ていただけるお色になりました。

このように色を変えて蘇ったお着物を着ていただけるのはおかだやとしても大変嬉しく思います。

 

 

2018.06.02

七五三のご注文-その1

インターネットでおかだやを見つけてくださり、七五三の着物を作って欲しいと関東の方からご依頼がありました。
三歳のお嬢様のお着物。

メールで届いたご希望は
は必ず入れて欲しい (この子の名前に入っているので)
招き猫うさぎ鯛(鯛車)かおめでたい物(宝尽くしや宝船など)、(扇を、花本でもいいのかなぁと、少し思っております)
③様子を見て入れた方が良ければ入れてもよい柄は小槌折り鶴狛犬
④入れようかな(&入れてもいいのかな)と思っている柄はひし形亀甲文花本(本が好きなので)
⑤椿(上の子の名に入っているので)、こけし(あまり好きではないので)、現代柄(ロリータ風、下品なラメ、ギャルが着てそうな感じの着物)はNG
⑥好みの着物の雰囲気は古典柄、レトロ、アンティーク、モダンなど
⑦折角オーダーするので今まで着た雰囲気の着物とは一味違うもの三歳の子供らしい柄

この内容と共にイメージされている画像、これまでの写真等を沢山送ってくださいました。

 
資料として沢山画像を送ってくださったのですが、ご本人様の写真のみご紹介させていただきます。
送られてきた資料の量から想いの大きさが伺えました。

実は他のところにお願いされていたのですが、オーダーを伝えているうちに「他をあたって」と言われたそうです。

おかだやは考えました。

よし!それなら希望のもの全て入れてみようじゃないか!

出来上がったイメージ画がこちら


いただいた感想、そしてその後は‘‘その2‘‘でご紹介させていただきます!
沢山変わっていくのでお楽しみに!!!!!

 

2018.06.05

七五三のご注文-その2

ホームページを見てご注文いただいた七五三の着物の続きです。

最初のイメージ画をお送りしました。

「前に依頼したお店に4ヶ月伝わらなかったのが嘘のように希望が詰まっていて…正直泣きそう、小躍りしたい気分です。主人にもメールを送りました!」ととても喜んでくださいました。

その後ビデオ電話でお顔を拝見しながらお話させていただきました。
会話の中から、おしどりをご夫婦にちなんだものにしてみようかとアイデアが浮かんだり、ここをこんな風にすることはできるか等の話が出ました。

修正したものがこちら。

ご夫婦共にバンドに関わっていたとのことからおしどりをバンド風に、そしてお二人の間に子供を描きいれました。
「とっても可愛いです!子供を描いてくれたのも気に入りました。娘に力説すると‘‘かーいーねー。べーびーちゃんじゃなーい♥‘‘と喜んでます」と大変喜んでくださいました。

また、肩のところ、鶴から招き猫に変えギターを持たせてところ、

「ギターをエレキギターにしてほしい、もう一つの方は食いしん坊なので食べ物か、歌が好きでマイクを持つと離さないので骸骨マイクを持たせてほしい」と参考資料の画像と一緒にメールをくださいました。

それならとご提案したのがこちら。

仲の良いご家族を描いてみました。
ここからさらに変わっていきます!

続きは「その3」でご紹介させていただきます!

 

 

 

2018.06.06

より華やかに

絞りの振袖。

現在大学1年生のお孫さまにと、ご本人様とおばあさまが選ばれました。
美しく、とてもお似合いだったのですが、どことなくぼんやりしています。

そこで、少し色を入れることにしました。

メリハリがつき、より華やかになると思います。

出来上がって参りましたら、またご紹介させていただきます!お楽しみに!!

2018.06.06

七五三のご注文-その3 

ホームページを見てご注文いただいた着物の続きの続き、その3です。
前回、猫たちを仲の良いご家族の形にとご提案しました!

「それでしたら、私も学生の時軽音部でドラムをしていたのでスティック、子猫ちゃんにベース、マイクを持たせて基本は正面でお願いできますか?」と資料となる写真と一緒にメールが届きました。
そこで、マイクはお姉ちゃんと妹さん、どちらが持たれるか、皆さん右利きか、ドラムはスティックだけだとわからないかもしれないのでドラム本体を描くか、お話ししてできたのがこちら!

猫バンド結成です!お母様にかんざしを書き加えるかご相談したところ、
「追加してください!あと、主人の猫の髪なし、ピアス追加はできますか?」と手描きのイラストを送ってくださいました。

かなりイメージ画がまとまってきたところで再度ビデオ電話させていただくことに。
というのも、ここまでの柄の量だとご予算をオーバーしてしまう為です。
事前に友禅作家の先生とも相談し、どうするかお話しをさせていただきました。

そして修正したものがこちら。

裾の柄を減らしています。

「前回も素敵でしたが、こちらもすっきりとしていて粋さが出て可愛いです!」とお返事が。加えて
「すっきりしたことで改めて思ったのが下前にうさぎさんが一匹くる感じでしょうか。」とご質問が。

質問にお答えしながら、想いを伺いながら、説明をしながら、作って参ります。
この続きはその4でご紹介させていただいます。

 

 

2018.06.08

誂えた浴衣でとうかさんへ

「広島はとうかさん大祭で夏がくる」

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

広島の三大祭りに数えられる「とうかさん大祭」は別名「ゆかたの着始め祭り」としても有名で、祭りの日には老若男女、浴衣を着てお祭りに出かけます。

今年浴衣を誂えられたT様もとうかさんへ行かれたそうです!

合わせて買われた帯も素敵です!

ところで、なぜ「とうかさん」というのか。
御神体である「稲荷大明神」の稲荷を「いなり」と唱えず、音読みで「とうか」と呼んだのが語源だそうです。
広島で生まれ育った私ですが、初めて知りました。

これから広島では
広島みなと夢花火大会(7月28日)
錦川水の祭典(8月4日)
宮島水中花火大会(8月25日)
他にも尾道や福山、三原、呉など沢山花火大会が開催されます。
地域の夏祭りや盆踊りもあると思います。
ぜひ浴衣で行かれてください!

 

2018.06.09

素敵な衣装に!

先日紹介させていただいた、牛若丸の歌に合わせて柄を描かせていただいた舞台衣装。
出来たよ~と見せに来てくださいました!

折角なので着替えていただき撮らせていただきました!

黒のトップスとスカートの上に着られています。
脇はクルミボタンに紐をかけています。

ボタンとネック部分の紫がアクセントに。

「こんな贅沢な衣装ないよ~」とお連れ様。

舞台の成功、お祈りしております!!

 

 

2018.06.13

浴衣姿で来てくださいました!

梅雨に入ったのが信じられないような快晴ですね。

こんにちは。工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

今年浴衣を誂えてくださったK様が着て来てくださいました!

今日はお天気がよかったので外で撮らせていただきました!
粋な柄の絞りの浴衣です。(某有名ベテラン女優さんも着られていた柄とか)

すっきりと素敵に着こなしていらっしゃいました。

「やっぱり涼しいわ」とK様。

来月の広島みなと夢花火大会などまだ間に合います!気になられた方はお早めに!

2018.06.14

タイルをテーマにしたコート

ワールドカップが始まりますね!あのトロフィー、純金製で6175gもあるそうです。

さて、今日はタイルをテーマに作られたコートのご紹介です。

「タイル?どういうこと?」

ご自宅のキッチンに使われているタイル、とてもこだわっていらっしゃり、その雰囲気でとのご要望でした。

出来たコートがこちら。

写真ですと伝わりにくいかもしれませんが、柄が立体的に見えて素敵と大変喜んでくださいました。
一珍糊の技法も細部にわたって使われています。

ほんの少し使われている青や赤も粋です。

丈を確認する為羽織ってみていただきました。

お洋服の上に羽織っていただいたので少し違ってくるかもしれませんが、「格好良い!」と偶然いらっしゃったお客様も大絶賛!

薄物の単衣のコート。春から秋までと長い期間着ていただけ、またガード加工をしたので塵よけとしても雨コートとしても着ていただけます。

2018.06.15

七五三のご注文-その4

ホームページを見てご注文いただいた着物の続きの続きの続き、その4です。

前回猫バンド結成!そして予算に応じて柄を変えました。

ここで「下前にうさぎさんが一匹くる感じでしょうか。」とご質問が。
仰られる通り、下前にくるので着たときにはあまり見えないことをお伝えすると
「折角描いて頂いて見えないのはどうでしょうか。」とお返事をいただきました。
見えないところにと思われるのは当然だと思うこと、ただ、これだけのお着物、まさに作品なので描かせていただいても良いかと思うこと、もちろん描かないという選択もあること、描かないことで予算はほとんど変わらないことをお伝えしました。
「そうですね。可愛いから(気に入ってます)、うさぎだと勿体ない気がしてならないです。何かとチェンジしたら変ですか?例えば三冊ある花本だったり。」

うさぎを気に入られている…

「よし!それなら!気に入っているものを見えるところにしよう!!」

出来上がったのがこちら。

藤とうさぎを入れ替えました。

この方が私は好きです!鴛鴦の近くにうさぎちゃんだけ雪輪なのはどうなんだろうと主人から疑問がありました。また、移動したことにより真ん中だけごちゃっとしてないか不安に。プロから見ていかがですか?」とお返事が。

雪輪に関しては最初にいただいたご希望の画像がこのようになっていた為こうさせていただいたこと、雪輪はあってもなくてもよいことをお伝えしました。

またバランスについては、これから実物大の下絵を描く際友禅作家の先生が着姿が可愛くみえるように考えて描いていくことを伝えました。イメージ画はA3のサイズで書く為これ以上細かく書けないのです。

初めての完全お誂え、1枚のイメージ画で実物を想像するのは難しくて当たり前だと思います。
そこで、以前作った振袖のイメージ画、実物大の下絵、出来上がった振袖の写真を見ていただき、また途中経過の話もさせていただきました。

「オーダーだとどうしても想いが詰まって詰まって…欲張りになっちゃいますね。私だけじゃないのだと少し安心しました(笑)」
被布や帯とのバランスも気になられていたようです。

ここまで決まりました!下絵にとりかかります!!

が、ここで新たに提案をさせていただくことに!続きはその5で。

2018.06.19

よろけ縞のコート

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。いよいよワールドカップ日本初戦ですね!ロシアとの時差は6時間、今回は現地時間15時キックオフ、日本時間だと9時なので寝不足にならずに済みそうです。

さて、こちらのコート、今回誂えられました。

よろけ縞のコートです。

始めはよろけ縞だけだったのですが、十字を足しました。

アップがこちら。

染み出しているような線、これを出すのが難しく、作家の先生は大変苦労されました。何度も何度も試してくださったようです。

薄物のコート。ガード加工をしてあるので、塵除だけでなく、雨コートとしても着ていただけます。

ただ今紐の位置を直し中です。着姿のお披露目はまたの時に。

 

 

2018.06.20

七五三のご注文-その5

ホームページを見てご注文いただいた着物の続き、その5です。

前回下絵に取り掛かるところまでいきました。

が、ここでおかだやから相談をしました。

ご主人様が気に入ってくださっている猫バンド、この位置ですと肩上げをした際見えなくなってしまいます。
そこで、この猫バンド、袖に描かせていただくのはいかがでしょうか、と。

「移動したものを見たい」とのことで描かせていただきました。

 

右前袖に猫バンドを持っていきました。
「袖でしたら、写真を考えると左後袖の方が目立ちませんか?ひし形が描かれているところと総入れ替えではバランスが悪いですか?」とお返事が。

そこで、それでしたらバランスを考えてバンドにまつわるものでまとめた方が良いのではとご提案。そうなると宝船や風車がなくなってしまうので、風車を右肩に描いてはとお伝えしました。

「それでしたら、下前の藤を宝船に変更できますか?」とのこと。

そのままだと全体を見た時にバランスが良くないので、藤をなくして小さな宝が波に乗っているようにしました。

「思った以上に宝船の使い方が豪華になってしまっていて…(自分で言ったくせに)。それなら花本をなくして宝船にしてもいいかなとおもうのですが」とお返事をいただきました。

思っていたのと違うようになってしまうのも当然だと思います。おかだやはとことん付き合います!
下前にこのような葉っぱを入れてほしいと画像を送ってくださったので、そこも変更しました。

「とっても可愛いです!!」

大変喜んでくださいました。

さあラスト!猫バンドのお袖を仕上げていきます!
続きのその6をご覧ください!

2018.06.20

七五三のご注文-その6

ホームページを見てご注文いただいた着物の続き、その6です。

猫バンド、現在こうなっております。

右前袖から後左袖に変更し、バンドにまつわるものでまとめました。
猫たちの下にある数個の丸はスポットライトのつもりです。

「スポットライトはなしでもいいかなぁという気がしました。ないと寂しいでしょうか。」

この絵ではイメージが伝わりにくいと思い、以前創った着物を参考に見ていただきました。

「スポットライトの感じが掴めました!こんな感じでしたら入れてください!」

修正したものがこちら。

猫の下の楕円はライトがあたっているような感じです。

「とっても可愛いです!!」

大変喜んでくださいました。これなら被布を着られても猫バンドが見えます。

今、京都の作家の先生が実物大の下絵の創作に入られています。下絵が出来上がりましたら披露させていただきます!

 

 

 

2018.06.21

ちょっとしたお話です

こんにちは。工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。
今日は梅雨らしくムシムシしている広島です。

先日の話。
一人の女性が振袖を持って来られました。
「洗いをお願いしたいのですが…」

見せていただくと襦袢は家で洗えるものでしたので、そうお伝えしました。
振袖はお預かりしてお手入れさせていただくことに。

こちらの女性、成人式で着られたのではなさそうですが、20代と思われました。
伺うと結納で着られたとのこと(おめでとうございます!)

何を驚いたかというと、

お若いのにご自身で着物を管理されている!!!!!

お恥ずかしい話ですが、私はつい最近まで母に頼っておりました。
「自分じゃどうしたらいいかわからんじゃろ?」「母さんが持っておこう」
その言葉にしっかり甘えておりました。

ご結婚を機にではなく、以前からご自身で管理されているそうです。

ご立派です。素敵です。素晴らしいです。

そしてもう一つ。
お孫様にと振袖をお求めくださったH様。記念にとお写真を撮られました。

衣桁にかけた着物と記念撮影、なるほど!これも素敵!
今まで着姿は撮ってきましたが、こういった形は初めてでした。これからこのパターンも撮らせていただこうかと思っています。

2018.06.22

白蛇に巻かれたい

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。
サッカーワールドカップ、盛り上がってますね!
「大迫半端ない!」のあの顔写真。

本人に似てないなぁと思っていたら、高校時代にあの言葉を発した他校の選手の顔とか。なるほど。

今日は見てみたいという声にお応えして、以前作った帯を紹介します。

「締め付けられたい」
「金運があがるかも」
「痩せられるかも」
「だから白蛇に締め付けられたい」

ご要望にお応えしました。

近くでみると

うろこ一枚一枚描かれており、その質感が凄いです。
これを描いてくださった友禅作家の先生、実は大の蛇嫌い。それでもしっかり描いてくださいました。

「インパクト」という言葉では言い表せません。
でもどこか上品で魅力のある帯です。

2018.06.27

柄を描いて粋に

「以前作ったけど地味だし面白くない。だから着てないのよ。何か描いてほしい」
と2枚の着物と2冊の本を持ってこられました。

1枚目は蝶を描きました。

ポイントで描かれた蝶。地色をうまく活かしています。

地色が黒の部分の羽根の模様の茶色、茶色の部分の羽根の黒は描いています。地色が茶色のところの羽根の茶色は色を入れず地色を活かしています。

もう一枚は駒を描きました。

こちらも駒の内側、紐の色に地色を活かしています。

「とっても素敵!粋になった!早速帰ったら着てみますね」と大変喜んでくださいました。

お好きな絵を着物に入れる、そうして着物が蘇る嬉しさ、それを着る楽しみ、出来上がった着物を手にされる時のお客様のお顔はいつも輝いていらっしゃいます。

2018.06.29

水面に映る月夜をイメージして

先日染めあがったものを紹介させていただいた薄物の羽織。仕立て上がって参りました!

水面に映る月夜の雰囲気で作らせていただきました。

前はこんな感じです。

横に線が入ったように見えますが、羽織っていただくと腕が下がるのでこのような横線には見せません。スッキリとします。

裾には桔梗の花を入れました。

色味、透け感共に本当に絶妙で、月が良いアクセントになっています。

 

どんなものにするか一から考え、それをさらにどうするか、色目をどうするか、様々なことをお話して出来上がったものは「特別」です。

今度着物に合わせて羽織って来てくださるとこのと。

その際はまたご紹介させていただきます。

2018.07.03

絞りの振袖に色を挿しました

成人式にと選ばれた振袖。

少し色目がさみしいので、色を挿しました。

小帽子のところや花の中心に色を挿しています。

ちょっとしたことですが、華やかさが増しました。

これから帯や帯締め、帯揚げでよりよくなってくると思います。

再来年が成人式と伺っているので、着姿のご紹介はまだ先になりそうです。

 

2018.07.05

七五三のご注文-その7 下絵完成!

ホームページを見てご注文いただいた着物の続き、その7です。

実物大の下絵が出来ました!京都の作家の先生から届いた画像がこちら!

袖と肩です。拡大すると

猫バンドはこのようになりました♬

気持ち良さそうに歌ってます。

裾はこのような感じに。

依頼主様に画像を送らせていただいたところ「とっても可愛い!」とお返事が。
ただ、かんざしを描き忘れていたのでお伝えすると、「猫とオシドリ、どちらかに花かんざしでどちらかには玉簪かバチ形で」とのご要望をいただきました。また、女子にはこのようなまつ毛とメイク風でと画像が届きました。

ご主人様からは、「自分をイメージした猫の耳を飼っている猫風にしてほしい、色味もこの子のようにしたい。妻の猫はエキゾチック風な顔にしてほしい」と写真が届きました。

ちょっと変わった耳の形をしている可愛い猫ちゃん。ご主人様の家族愛がここにも登場です!!

「他にない一品ができそうで楽しみだと申しております。」と締めくくられていたメール。
はい!絶対他にはございません!世界に一つだけ、H様だけのお着物が誕生します!

2018.07.06

着物の生地でドレスを

大阪在住で東京、大阪、出身地の広島を中心に活動しているメゾソプラノ歌手、小野田薫さん。着物の生地でドレスを作っていただいています。

今回、新しいドレスの生地を染めました。

鮮やかな赤と紫、絞りに柄を入れ金箔を貼ったものです。

どう組み合わせたら良いか、どんなデザインが良いか…

皆でこうしたら良いかね、この組み合わせは?と鏡の前で知恵を出し合いました。

お母様が染められた鶸色と黄色の生地もポイントに使ってみてはと合わせてみたり

これから縫製してくださる方にお願いされるとのこと。

お披露目してくださる日が楽しみです♪

2018.07.10

お見舞い申し上げます

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

先週からの豪雨による災害、おかだやはいつもと変わらぬ現在ですが、お客様の中には一時孤立されたりと被害にあわれている方も。
テレビで見る光景に声を失っています。一日も早い復旧を願うばかりです。

また、遠方の方より「大丈夫?!」と連絡をいただきました。ご心配おかけしました。

店主もスタッフも元気です!
四つ身の下絵の修整も進んでおります!

 

2018.07.11

七五三のご注文-その8 下絵の修整

ホームページを見てご注文いただいた着物の続き、その8です。

実物大の下絵を確認いただいたところ、飼い猫の耳に似せてほしい、エキゾチック風な顔にしてほしいというご要望でした。

変わった耳の形。「バッチリです」とご主人様。
奥様のエキゾチック風なお顔は…

元と比べると

「いい味が出ている」とご主人様。「エキゾチック、思わず笑いました」と奥様。
ご希望されていた玉簪とバチ型もこちらの猫ちゃんに。
花かんざしはオシドリの方に描きました。

ご希望により、あと少しだけ修整します。

それが終われば地色などについてお話の後、いよいよ本制作です!!

 

 

 

2018.07.14

汗をかいたら

こんにちは。工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

暑い日が続いていますね。。。皆さま体調はいかがですか?

暑いと汗をかきます。相当暑いと相当汗をかきます。大汗です。
「着物を着て汗をかいてしまった。でも干したから大丈夫!」

ちょっとお待ちください。

この汗、99%は水ですが、残り1%は塩分(Nacl)や尿素、乳酸、カリウムなどだそうです。

この1%の成分が着物にとっては厄介!!

着物を着て汗をかいた➡干した➡乾いた➡しっかり乾いたから大丈夫!
確かに水分は乾いたかもしれません。

が、1%の成分はしっかり残っています!

ここでしていただきたいのが「汗抜き」というお手入れです。水を使って汗の成分を取り除く作業をします。

このお手入れをしておけば、汗による変色をかなり防ぐことができます。

では、汗をかいたらすぐに「汗抜き」に出さなければならないか、というとそうでない場合もあります。
今シーズンにまだ着る予定がある場合です。ワンシーズン着るだけ着ていただき、シーズンオフに持ってきていただければ大丈夫です。

「でも臭いが気になる」「次に着るときは綺麗にして着たい」などご希望があればもちろんお持ちください!
「汗抜き」と衿など汚れがあれば「シミ抜き」をさせていただきます。

汗抜きとシミ抜きだけでしたら、だいたい¥2,000から¥3,000くらいです。

大切なことは「汗抜き」をすること。おかだや以外でお手入れをされる場合、「汗をかきました」「汗抜きをしてください」とお伝えください。

写真は今日、おかだやの前のセブンイレブンさんからおかだやの上の空を撮影したものです。
夏の空といった感じでした。

 

2018.07.18

大人になっても着れるように仕立てました

小学1年生、身長120cm弱。浴衣が欲しいと来られました。
120cmのサイズの浴衣もあるのですが、「すぐ着れなくなるよね~」とお母様。

そこで、絞りの浴衣地を使い、本身仕立て(本裁ち)で子供の大きさに仕立てました。

本裁ちとは通常の裁ち方、つまり大人物と同じ裁ち方のことをいいます。なので、この着物を解いて大人物に仕立て直すことが出来るということです。
大人と同じに裁っても巾や丈を縫いこんで子供用の大きさに縫いあげており、それを今のサイズに肩上げ、腰上げをしています。
大きくなるにつれ、この上げを解いていき、13歳を迎えるころ大人用に仕立て直すとずっとずーっと着ていただけます。(成長の度合いにもよりますが)

今は可愛らしい赤い兵児帯を合わせていますが、おねえちゃんになった頃には黄色などの帯を合わせ、大人になったらシックな色の帯を合わせる、そうやって雰囲気も変えていけます。

お嬢様ご本人が選んだこの柄。「写真撮らせてね」とお願いしていたら、ちゃんと来てくれました!
ばっちりポーズも決めてくれたので(^^)

「もういっこ、もらってもいい?」「キャラメル~♪」
なんとも可愛い!

仕立て直して長く着れる、着物の素敵なところです。

 

 

 

2018.07.20

古典柄の色留袖

千葉のお嬢様に色留袖を作ってほしいと九州のお母様からご依頼がありました。お嬢様とどんなものをイメージされているかメールでやりとりしたり、こちらのイメージ画を双方に送らせていただいたり、帰省された際ビデオ通話をさせていただいたり。

出来た実物大の下絵がこちら


江戸中期の頃の古典柄を参考に御簾と貝の桶と花と蝶を配して柄を構成しました。
お嬢様の雰囲気に合わせて色をいれ、地色もご本人に合う色を考えました。

随所に一珍糊の技法や小紋箔などの技法を取り入れています。

白い線で囲んだ部分の青い部分に一珍糊の技法が使われています。

貝の桶、全ての柄が違います。

御簾も色と柄を変えています。

御簾の縁に小紋箔が使われています。

昨日九州から見に来てくださいました。

この優しい色と柄がよくお似合いで、ご本人様もお母様も一緒に来られた親戚の方も喜んでくださいました。
一緒に来られた男性「わしはよぉわからんが、ええもんじゃゆうのはわかる」ありがたいお言葉です。

 

2018.07.21

胴裏が茶色に(ToT)

保管していたお母様やおばあさまの着物、お知り合いから譲り受けた着物、ひらいてみると。。。

胴裏がまっ茶色(T0T)
ということ、ありませんか?

胴裏が変色する原因はいくつかあるのですが、その中のひとつ、全体的に茶色になっている場合、使われている胴裏自体に原因があることも。

昔の胴裏の生地の中には目方を重くする為、糊を含ませているものがあるそうです。それが原因で黄変してしまうのです。

しかもこの黄変、放っておくと表地に悪影響を与える可能性が高いのです。

これからも受け継いで着られるお着物でしたら胴裏交換をされることをおすすめします。

洗張りをしてもう一度仕立てなおさなければならないと思われている方もいらっしゃるのですが、胴裏だけの交換もできます。
ただ、カビがある場合はカビをとる洗いもしなければ今後に影響があるので、その作業をする必要があります。

おかだやの「丸洗い」は「まん丸洗い」。
丸洗い、シミ抜き、汗抜きなどの作業全て込みで¥4,950です!
(※特別な作業 (漂白して色を挿すなど)は別途かかる場合もございます)
(振袖は¥5,400、留袖は¥6,480です)

袷のお着物を着ないこの時期にお手入れしていただくのはいかがでしょうか。

2018.07.24

保管の前のお手入れも影響しています

しつこいようですが、洗いの話です。

先日お持ちになられた留袖。

汗をかかれたまま洗わず保管しておられたか、洗ったけれどもきちんと汗抜きをされていなかったか、どちらにしても汗が残っていた為このようなシミが出きてしまったと思われます。

衿もそのまま片付けられたようでした。

「保管の仕方が悪かったんかね」と嘆かれる方も多々いらっしゃいますが、保管の前のお手入れも大きく影響しています。
きちんと洗って、汗や雨の対応もしていれば、結果は違っていたと思われます。

「とは言ってもどこに持っていけばいいかわからないのよね」
よく聞くお話です。近所のチェーン店でも大丈夫か、「着物クリーニングできます!」とうたっているところは大丈夫なのか。

想いが詰まった着物、大切な着物、信頼できる所にお願いしたいと思うのは当然だと思います。では、信頼できるお店とは?

ちゃんと診断してくれるお店!
「汗をかいたか、雨にはあたっていないか」「いつのシミなのか、何のシミなのか」聞いてくださるお店、一枚一枚きちんと見てくださるお店、それに対してどのような対応をするか教えてくださるお店、必要な情報を伝えてくださるお店。
そんなお店でしたら信頼できるのではないでしょうか。

着用後に毎回洗わなくてもよいのですが、留袖などしばらく着る予定がないものは保管前に洗いに出して、それから保管していただけたらと思います。

 

 

 

 

 

2018.07.25

実物大の下絵

現在進行中の振袖。

イメージ画はこちら。

びっしり柄が描かれています。

そして実物大の下絵がこちら。

大きさをお伝えしたく、たとう紙を横に置いてみました。畳4畳分くらいはあるでしょうか。
拡大すると

 

右後袖の部分です。細かくしっかり描かれています。

八掛も合わせるとこのくらいの大きさになります。

たとう紙を4つ並べるより長いです。

この下絵を見て、柄のバランスなどを確認し、手直しするところがあれば手直しをします。
そしてこの下絵を元に友禅染をしていきます。

全ての作品がこうして生まれています。この実物大の下絵もこの1枚だけのものです。

 

2018.07.26

なんとかしたい

先日、ひとつのお着物が持ち込まれました。その着物はビニール袋に入っていました。

岡山県の真備町、そのお宅は平屋で、屋根が少しだけ見える位置まで浸水したそうです。
幸いどなたも住んでいらっしゃらなかったのですが、そこに置いていた物は全て浸かってしまったそうです。
その中にこのお着物がありました。

浸水してから6日後に見つけ、桐箱をおけると水が出てきたそうです。水で洗っておられました。
「お嫁さんから預かっていたものなの。この子が自分でお金を貯めて買ったものらしいの。だからなんとかしてもらえないか」

全体的にもですが、所々が黒くなっています。

洗張りにするとその後仕立てなければなりません。なんとかこのままできれいにならないかと何度も何度も洗ってくださいました。

頑張ってくださいました。

完全にとは言えませんが、ほとんど綺麗になりました。
「うわぁ、きれいにしてくださって。」
大変驚くとともに喜んでくださいました。

どうなるかと心配でした。頑張ってくださった職人さんに感謝感謝感謝です。

2018.07.27

意味を知るとまた面白い

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。
娘が外国の方に折り紙を渡すというので、日本らしさをと思い千代紙を選びました。

矢絣、青海波、七宝、色々な柄が入っています。
着物にもよく使われるこのような柄。

実は様々な意味があります。

「矢絣」結婚の際に矢絣の着物を持たせると出戻ってこない(射た矢が戻ってこない為)と言われるようになり、縁起柄とされるようになったそうです。

「青海波」絶え間なく続く穏やかな波のように、未来永劫へと続く幸せと平穏な暮らしが続くようにという願いが込められた縁起の良い柄です。

「麻の葉」麻の葉は虫がつかないことから邪気をはらう力があるとされ魔除けの文様とも言われるそうです。また、まっすぐ丈夫に育つことから「成長」や「子の健康」といった意味もあるそうです。

意味を知るとまた面白いと思います。

 

 

 

 

2018.07.28

お盆休みのお知らせ

明日は台風が通過すると報道されています。皆さまくれぐれもお気を付けください。

おかだやは8月11日(土)から8月16日(木)までお盆休みをいただきます。

お預かりしているお着物の受け取り、なにかお探しのものがございましたらお早めにお願いいたします。

鮎のお着物です。「小股の切れ上がった良い女に見られたいから」と作られたものです。
「色っぽさもある粋な女性の姿」を小股の切れ上がったと表現するそうです。

それが何故鮎なのか。
「泳いでいる姿がかっこよく、また輝いて美しいじゃない?」
この感覚が素敵です。

これを描かれる際、川へ実際に鮎を見にいかれたという作家の先生。
それもまた素敵です。

 

2018.08.02

家政猫は見た

横縞にみえる白大島。太って見えるから着ていない、細く見えるようにして欲しいというご依頼。
縦にラインを入れました。

肩から袖にかけてこの状態ですと横の柄に見えますが、着ると腕は下がっているので斜めになり、着姿はすっきりとします。

上前…気付いていただけますか?猫がいます。

こちらを見ています。そう、あの「家政婦は見た」の市原悦子さんのように。

なんとも言えないこの表情。何かたくらんでいるようなないような。
白の部分をあえて白でかかず、地の白大島をいかしました。そうすることによってなじみよくなっています。

この目、この口元、そしてこの雰囲気。
「家政猫」と名付けていただきました。

2018.08.03

ぶちっと切れている柄

お母様の付下。お持ちになられた時は胴裏が黄変しており、ピンクの八掛がついていました。
胴裏交換をして八掛交換をしてサイズ直しもし、シミ抜きもしてきれいになったのですが…

「やっぱり柄が切れているのが気になる。。。」

➡のところ、ぶちっと柄が切れています。
良く言えば潔いのですが、後姿を見て「ん?」と思われるのではと気になられるようで。

昔の着物でこういったものは他にもあり、それならこのままでも良いかと最初は思っておられたのですが、きれいになってもう一度見ると、やっぱり気になるとのこと。

下前になるところは良しとして、➡の部分の上前から脇のところと後ろはブルーの線を流れに沿って足し、脇のところは少し花や葉を描き足すことになりました。

母から子へ、子から孫へ、受け継がれていきます。

 

2018.08.03

いつもありがとうございます

工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

ホームページが出来て半年が経ちました。

新年の食事会で「2月1日には皆さまに見ていただけるようにします!」と宣言し、実はとても焦っていたのが懐かしいです。

おかげさまで初日に見てくださった方の数は驚くような数字でした。

皆さまがご覧になりたい内容はどんなものか、どのように伝えたらよいか、毎回頭をフル回転させて書いております。

いいね!を押してくださったり、コメントをいただいたり、「いつも見てます」と言ってくださったり、本当にありがとうございます!!!

想いが詰まった着物が創れること、柄を描き足したり色を染め替えたりして着物を再生できること、洗いなどのお手入れは後回しにせず恐れず持ってきていただきたいこと、おかだやのことを知っていただく為にこれからも地道にお伝えしていきます!

皆さま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2018.08.09

作品を着物に

第20回学校華道インターネット花展でいけばな池坊最優秀賞を受賞されたお嬢様。
その作品がこちら。

7170作品の応募の中から選ばれたそうです。素晴らしい!!!

記念にこの作品を着物にされました。

お仕立て前の反物の状態なのでこのような写真となっております。

柄を繋げると

花器の柄の部分に一珍糊の技法を使っています。
いかがでしょう。作品そのものではないでしょうか。
通常糸目糊置きをして色を挿していくのですが、このいきいきとした雰囲気を出すために今回はこのやり方で描かず、他の方法で描いています。

地色の山吹色もよくお似合いで、大変喜んでくださいました。

こちらの帯を合わせて

スカッとしていて、小粋で、でも上品で柄の邪魔をしない、素敵な組合せです!

生け花はそのままをずっと見ることはできませんが、このような形で残されるとずっと見ることができます。
「早く着たい、先生にも見ていただきたい」そうおっしゃってくださいました。

2018.08.10

宮島の花火と平和祈願

こんにちは。工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

今年は宮島花火大会が中止になりました。
昔はお盆に開催されてたなぁと思いながら、こちらのお着物を紹介させていただきます。

宮島の花火と平和祈願をテーマに作られた夏の遊び着です。

打ち上げ花火は着ると水中花火になります。

前袖にライトアップされた原爆ドームと市街の夜景を描き、灯篭流しと折り鶴で平和祈願のお気持ちを表しました。

着物だけを見ると派手に見えてしまうかもしれませんが、着姿は美しく上品です。
様々なシーンで着ていただいているそうです。

おかだやは明日11日より16日までお盆休みをいただきます。
明日からもまだまだ猛暑は続くようです。
熱中症などに十分にお気を付けください。

2018.08.22

写楽の帯と矢絣に染めた着物

こんなにかっこいい、そして粋な組合せ、素敵だと思いませんか?

矢絣に染めた着物に写楽の帯。

粋です。

身長が高めのO様、前巾を少し広く結んでいます。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、袖を長く作られています。この着物に合わせてこの着物だけの長襦袢も作られています。
こういったところも粋だと思いませんか?

 

 

 

2018.08.22

「私にこれ似合うわ!」

柄を入れて生き返った白大島のご紹介です。

「いただいたんだけど」と持って来られた白大島。ところどころに無数にシミがありました。

N様の雰囲気、性格、どんなものがお好きか、考えて柄を入れました。

全体に渦を、所々に色とりどりの水玉を描きました。
至るところにあるシミ、規則正しくそのシミはありません。なので、バランスを見て渦も水玉もシミがないところにも書いています。

「私にこれ似合うわ」

早速合わせてみてくださいました。

仰られる通り、よくお似合いになられました!
「地柄がいきてきたね」
あまりお好きではなかった地柄が柄を入れたことによって「この地柄でよかった」になる、不思議なものです。

「この雰囲気だと単衣が良いね」ということでお単衣に仕立てることに。

N様といえば愛嬌たっぷりの写真!今回も撮らせてくださったのでご紹介させていただきます!

N様はこうでなくっちゃ!

 

2018.08.25

スワトウ刺繍のお着物「全く違うものになったみたい」

スワトウ刺繍のお着物。この色だと着ないから染め替えはできますか?とお持ちになられました。

「いただきものだけど染め替えて娘に渡したい」とのこと。
確かにこのままだと娘様には地味です。

そこでご希望の色を伺い染めました。

全く違うものと言っても良いくらい変わりました。
刺繍のところ、細かく色を挿しています。

ビフォーアフターはこちら

「正直あんまり期待していなかったんだけど、本当に素晴らしい。娘じゃなくて私が着たいくらい。」と仰ってくださいました。

全体の写真を撮影していなかったことを後悔しております。

 

2018.08.29

よろけ縞のコートを着て来てくださいました。

6月19日に紹介させていただいたよろけ縞のコートを着て来てくださいました。

いかがでしょう。十字が良いアクセントになっています。
K様の雰囲気にもぴったり。かっこいいです。

コートの下も素敵だったので撮らせていただきました。

以前おかだやで柄を入れられたお着物です。面白い柄だと思いませんか?縦縞だけの時とは全く違う雰囲気になっています。これもK様の雰囲気にぴったり。

オーダーだからこそご自身に合う、ご自身が好きなものを作ることができます。
「選ぶ」ではなく「創る」
それもまた良いと思いませんか?

2018.08.29

つながりました!!!

8月3日に紹介させていただいたお着物。

線がブチッと切れてしまっているので描き足してほしいというご依頼でした。

脇と後ろ身のところの線が描き足され、全体的に柄がつながりました。

ちょっとした柄足しですが、線がつながっているかつながっていないかではやはり違います。

「亡くなった母も喜んでくれると思います」と仰ってくださいました。

お嬢様の成人式の前撮りの際、この着物を着て一緒に撮られるそうです。

2018.09.06

ささゆりに花舟

単衣の訪問着です。

ささゆりの着物を作りたいというご依頼。そこにはお父様への想いがありました。
湯来温泉で知られる湯来町、町の花は「ささゆり」だそうです。それを決められたのがお父様だとか。また、お父様とのお別れの時に咲いていたのもささゆりだったそうです。

袖を通してみてくださいました。

「品があって本当にすてき」と大変喜んでくださいました。
「袖のささゆりがいいね」「肩から袖にかけてのところも好き」

実は下絵を一から書き直しました。

見えにくくてすみません。流水も花舟もささゆりも違います。模造紙3枚分はある大きさの下絵、でもとことんこだわる、それがおかだやです。

すぐに写メを娘様に送られたところ、「私も袖のところ、好き」と返信が。
お孫様の代まで末永く着ていただきたいです。

 

2018.09.06

白黒から色とりどりに

4月12日にご紹介させていただいた本疋田の総絞りのお着物。

色を入れて他の方と違うものにしたいというご依頼でした。

いかがでしょう。細かいところは多色使いです。

並べてみると

全く違う雰囲気になりました。
反物の状態の時に確認いただいたのですが、大変驚くとともに喜んでくださいました。

こういった再生もあることを少しでも知っていただきたいと思っております。

 

 

2018.09.07

留袖のお誂え その1

留袖を探していらっしゃるS様。先日ご紹介でおかだやに来てくださいました。
オーダーで着物を作るなんて出来ると思っていらっしゃらなかったS様、色々お話したり、今ある着物を見ていただいたりしました。

そして本日、お嬢様と来てくださいました。その手には着物の本が。色々知る為に本を探してくださったそうです。
また、お手製のカレンダーもお持ちくださいました。そのカレンダーにはお好きな花が。

「この花とこの花を入れて欲しいです。」「こんな感じの鳳凰を入れるのはどうでしょう。」
どんな柄にしたいか、考えてきてくださいました。ありがたいことです。

そこで、先日出来上がった付下と振袖を見ていただきました。どんな想いが入っているのか、どうしてこの柄なのか。また、一珍糊の技法なども見ていただきました。

初めて誂えの着物をご覧になられたお嬢様、大変興味を持ってくださり、留袖の柄についても色々想いを伝えてくださいました。

「鳳凰は父のイメージで。威厳があるのだけど大きく包み込んでくれる温かさ、優しさがある感じがいい。」「狛犬は母のイメージで。可愛いのだけど芯がある雰囲気がいい」「ひまわりを入れるのは変ですか?」様々なお気持ちを聞かせてくださいました。

じっくりお話させていただく中で、お母様の想い、お嬢様の想いが伝わってきます。

「鳳凰は女性、狛犬は男性ということが多いけど、逆でいいですか?」
「このままでいいです!」
即答でした。楽しいお嬢様です。

こんな感じが好き、こんな感じにしてほしいという資料をいくつかいただきました。
今後もブログで紹介させていただく予定です。ぜひご覧ください。

 

2018.09.08

母から娘へ~留袖の赤色抑え

お母様の留袖をお持ちになられました。

汗をかかれてそのままだったのかシミがあります。

また、胴裏も黄変してしまっています。

「柄の赤色が少し派手じゃないかと思って。これを地味に出来たらこれを私が着て娘に私のを着せたい」とのこと。

まず、シミやカビを落とし、その後赤抑えをさせていただくことに。
黄変してしまった胴裏も交換させていただくことになりました。

先日洗張りが終わったので、今日京都の先生のもとに送ります。
また後日、ご紹介させていただきます。

こうして受け継いでいくことができること、ひとりでも多くの方に知っていただきたいと切に願っております。

2018.09.11

お嫁様に訪問着を作ってあげたい

嫁いでこられるお嫁様に訪問着を作ってあげたいというご依頼。
色々な場面で着れるものが良いと思うとのことで訪問着を作られることになりました。

どんな方か、どんなものがお好きそうか、そのようなことを伺いながらお写真を拝見しました。また、作って差し上げる依頼主様のご要望も伺いました。

「12月までにできるかしら」
挙式を神宮であげられ、その後に行われる披露宴で着てほしいとのこと。
時間がありません。

早速下絵に入らせていただきました。

可愛いけど落ち着いた雰囲気をイメージしています。
新郎新婦に関わりのあるものも入れることに。

この下絵をメールで送らせていただいたところ、新郎新婦も見てくださったようで、
「アスクレピオスの杖と天秤?洒落てるのう」
「柄凄い綺麗です」
と感想をくださいました。そして
「このマークも入れることはできますか?」とご提案をくださいました。
お嫁様のお名前も入れさせていただくことになり、お母様、息子様、お嫁様、皆さまが関わった着物になりました。

出来上がりましたらご紹介させていただきます!

 

2018.09.13

留袖のお誂え その2

留袖を誂えることになったS様。先日お伺いしたお話を元にイメージ画を書いてみました。

「鳳凰は父のイメージで。威厳があるのだけど大きく包み込んでくれる温かさ、優しさがある感じがいい。」「狛犬は母のイメージで。可愛いのだけど芯がある雰囲気がいい」「ひまわりを入れるのは変ですか?」様々なお気持ちをいれてみました。

今日お越し下さり見てくださいました。

「わぁ、すごい」「話してたものが入ってる!」

S様もお嬢様も大変喜んでくださいました。

ひまわりはお持ちの携帯カバーを参考に描かせていただく予定です。

書く花の数も考えて書いています。

「狛犬をこの角度で書いてもらうことはできますか?」
「このイメージ画だと書けないのですが、ここはぼかした感じになります。」
色々とここでもお話させていただきました。
そしてまだこれから変わっていきます。

続けて紹介させていただきます。ぜひご覧ください。

 

2018.09.18

付下の染め替え

お母様付下、所々汚れがありヤケもありました。

お持ちの着物がピンク色のものが多いので色を変えたいとのことでした。
地色の関係で希望の色には染められないので落ち着いた色にすることにしました。が、一色ではヤケが残ってしまいます。
そこで三色でぼかすことに。
染めあがったものがこちら。

「すごく素敵になって…木立の柄が立体的に見える。大人っぽくもなってこれなら沢山着たい!」と仰ってくださいました。
ちょっと袖をとおしてみてもいい?とI様。

品があって、奥行き感もあって、とても気に入ってくださいました。
袷の付下、早速11月に着られるそうです。
お母様にも早く見せたいと仰ってくださいました。

こうして再び着ていただけるというのはおかだやとしても嬉しく思います。

 

2018.09.19

七五三のご注文-その9 染めあがりました!

ホームページを見てご注文いただいた七五三の着物。
染めあがって参りました!!!

猫バンド、可愛いです!

こだわったお父様のピアスやお母様の簪、何よりこの表情が何とも言えません。

イメージ画と並べてみると

ご要望でご主人様をイメージしたオシドリ。花簪も描きいれ、可愛い子供たちも一緒に。

どんなものか見てみたいとのことで、反物のまま送らせていただきました。
「いい色で、個性的で、唯一無二の作品。私が着たいくらいです。」
嬉しいコメントとともにこんなに可愛い写真を送ってくださいました!

なんて嬉しそう。なんて可愛い。
私たちも嬉しくてたまらなくなりました。

これからお仕立てをさせていただきます。
またご紹介させていただきます!

2018.09.22

お宮参りに行かれました

I様。息子様のお宮参りを終え、9月とはいえ暑かったのと元気いっぱいのお坊ちゃまを抱かれていたこともあり(ハプニングは付き物ですよね)、早速洗いに持って来られました。

「あ!太鼓の方だ!」そうです。和太鼓の方です。

I様がお召しのお着物は先日誂えたものです。良い色です。よくお似合いです。
奥様のお着物はI様のおばあさまのもの。今回洗いやお直しをさせていただきました。

お若いお二人が着物でお宮参り。素敵です!
お綺麗な奥様、ご紹介できないのが残念です。
可愛いお坊ちゃま、すくすく大きくなられるのを拝見するのが楽しみです!

 

 

 

2018.09.25

薄物の羽織で錦帯橋へ

6月29日に紹介させていただいた薄物の羽織。

こちらをお召しになられて錦帯橋へ行かれたそうです!

「素敵だったので写真撮ってきたよ」と一緒に行かれたO様。ちゃんと後姿も撮ってくださいました!

後の景色とのバランスもばっちり!
水面に映る月夜の雰囲気が本当に素敵です。

素敵なお着物で気の合う方とランチ、こんな優雅な休日の過ごし方、「いつも」から離れて心もゆったりされたのではないでしょうか。

2018.09.26

ブログを見ていただきやすくなりました!

いつもおかだやのブログをご覧いただきありがとうございます。

「おかだやのブログ」

これまでは画面の下の方のいかないとブログをご覧いただけませんでしたが、メニューからご覧いただけるようになりました!

矢印➡のところをタップすると

メニューがでてきます。
そこのブログをタップするとブログのページに進むことができます!

連載ものにつきましてはお誂えのコーナーでまとめて見ていただけるようにする予定です。

どうぞ引き続きご覧ください!

 

2018.10.02

留袖のお誂え その3

留袖を誂えられるS様。その後も色々考えてくださり、「花車を入れることはできますか?」と連絡をくださいました。

以前のイメージ画はこちら。

今回ご覧いただいたイメージ画はこちら。

花車を描きいれました。

「うわぁ。良いですね。」「私がお花が好きというのを考えて描いてくださったんですね」と大変喜んでくださいました。

一緒に見に来てくださるお嬢様。「この枠はなくしたらおかしいですか?」「これは描きいれたらどうですか?」と色々提案してくださいます。
「思い浮かんでくるけど描いたり形にするのはできなかった。こうやって形になるのってすごいです!」と仰ってくださいました。
お花のイメージにと写真を撮ってきてくださいました。

「育てられてるんですか?!」
「いえいえ、ご近所です」

上の写真の可愛いお花、ランタナ、和名で「七変化」というお花だそうです。小さな花がまとまって咲いているのがそうです。アジサイのようですが全く別の種類だそうです。

正倉院文様も入れて欲しいとのことで写真を送ってくださるそうです。

書き切れないくらいお話をさせていただきました。

また続きをご紹介させていただきます。

 

 

 

2018.10.06

何となくさみしいから何か描いてください

「なんかこのままだとさみしいから、おかだやさん、何か描いてくださいません?」
そういって持ってこられた付下がこちらです。

「何がよろしいですか?」「お任せします」

少しですが変色した部分があります。

そこを隠すことも考え、全体のバランスを考え、柄を描き入れました。

笛袋、そしてが舞っています。

笛袋を葉の後ろに描くことでさりげなく映ります。

先程の変色の部分は

衿や袖にも蝶を描きました。

「あぁ、よくなりました。良いですねぇ。」と喜んでくださいました。

少し柄を加えるだけで雰囲気を変えることができます。
少し可愛く、少し華やかに、少し派手に。。。
お手持ちのお着物で気になるものがございましたら、遠慮なくご相談ください。

 

2018.10.06

諦めかけていた四つ身が蘇りました!

以前、振袖の洗いを依頼された方が「ご相談なのですが」と四つ身をお持ちになられました。

写りが良くなくてわかりにくいかもしれませんが、至るところに茶色のシミが…..

「何とかなりますか?娘が着たもので孫にと思って出してみたらこんなことに。。。」

洗ってみましたが、やはり長年の汚れが原因で生地自体が変色してしまっていました。

でもなんとかしたい。色や◆■を入れました!

大きなシミの部分は黄色を、細々とあったシミの部分は様々な色の◆■を描きました。
◆■はシミのところだけですとおかしいので、全体のバランスをみてシミがないところにも描いています。

仕上がりを見ていただくと
「まあ、なんてこと!こんなに可愛くしてもらって。」
「最初より華やかになって、良くなったんじゃないかしら。」
「これなら孫に着せられる。嬉しいです。ありがとうございます!」

大変喜んでくださいました。

娘が着た着物を孫が着る(母が着た着物を娘が着る)、これはとても感慨深いものがあります。
振袖も同じことが多々あります。

着物っていいなと思う瞬間です。

2018.10.11

四つ身~かぐや姫~その1

お孫様の7歳の七五三にと四つ身をお考えのK様。
誂えていただくのは初めてなので、色々お話をさせていただきました。どんな感じがお好きか、描いてほしいものはあるか。
けれどもよくわからないというのが現実です。

そこで、今回出来上がって参りました猫のバンドを入れられた四つ身を見ていただきました。

「なんと可愛い!なんど綺麗!なんと素敵!」
とても感動してくださいました。

見ていただきながら「お孫様は何か好きなものございますか?」とお聞きすると「かぐや姫が好きなのよ」「じゃあかぐや姫を入れてみますか」話がはずみます。
「孫はアニメのかぐや姫の最後のシーンが好きなのよ」「竹に入ったかぐや姫も好きだって。孫は赤ちゃんが好きだから」「ピンクと紫が良いって」
その場で電話をしてくださり、いろんな想いを伺うことができました。

「わぁ、もうとても楽しみ!ワクワクする!」

少しずつ形になっていきます。
今後の様子も紹介させていただきます!お楽しみに!

2018.10.12

留袖~地味なので華やかにして

「持っている留袖が地味なので相談にのってほしい」と先日連絡をいただきました。

そして昨日、その留袖を持ってきてくださいました。

確かに、ご依頼主様の年齢を考えるとかなり地味です。

「これを華やかにして来年着たい」
「では色を入れてみましょう」

赤や紫、青など様々な色を入れて華やかにと思っています。
が、地に紺色が入っている為、一度白を入れてその後の色を挿していくことになります。

これから友禅作家の先生とも相談しながらやっていきます。

また後日紹介させていただきます。

2018.10.17

留袖のお誂え その4

S様の留袖のお誂えの続きです。

唐獅子を3体にして欲しいとのこと。お母様、長女様、次女様を表し、お父様の鳳凰と合わせて「家族」が描かれた留袖にという想いからです。

新たなイメージ画がこちら。

ご希望だった正倉院文様を上前(左の下)に描いたのですが、他とのバランスがどうもしっくりこない。つながりも難しい。
「では扇を描いて、その中に華紋は?」扇の中に花を描くと周りの花とのバランスが良くない。
「松を扇に変えるのは大丈夫だが、扇はよくある柄ですよね」
「あさがおはどうですか?妹が唯一入れたらと言ってたので」
ご希望や想いを伺い、その都度どうしたら良いか考えます。

そんな中、鳳凰の枠を目立たせないように枠の右下半分花を描いていたのですが、目立たせた方が良いとのことで黒くし花も変えました。

矢印のところです。細かいことですが、大きく変わってきます。

仰られることを全て入れたいというのもあるのですが、全体のバランスを考え、柄が相乗効果でお互いに引き立たせるようにしていかなければなりません。

帰り際、お持ちの本をご覧になられて、寿の字を飾り文字のようにしているのを見つけられ、これを入れたらどうかと新たにご提案がありました。

これを入れると全体を大きく変更しなければならないかもしれません。
が、やってみようと思います。

続けてご紹介させていただきます。
果たしてどのような図案になるでしょうか。

 

2018.10.19

七五三のご注文-その10 仕立て上がりました!

ホームページを見てご注文いただいた七五三の着物。

仕立て上がりました!

四つ身で考えて柄を描いているので、今回のように三つ身で仕立てると少し柄が隠れてしまいますが、それでもとてもとーっても可愛い着物です!

袖の猫バンドもバッチリ!

反対のお袖は

上前のオシドリもこの通り!

こんなに想いのこもった、こだわった七五三のお着物、なかなかないと思います。
反物をお送りした際、ご自身にあててみて凄く喜んでくださったお嬢様、仕立あがったものをご覧になられたらどんな風に喜んでくださるでしょうか。

初めてのネットでのご注文、メールやLINE、ビデオ通話でやりとりをさせていただき、こうして仕上がることができました。
大変嬉しく思っております。

七五三の記念撮影のお写真を拝見するのがとても楽しみです!

2018.10.24

着姿を見せてくださいました!

9月18日にご紹介させていただいた付下の染め替え。

練習で着られた際写真を撮ってくださったとのことで、見せてくださいました!

「染める前は思わなかったけれど、今は風景に見える。凄く素敵になって嬉しいです!」

そうおっしゃってくださいました。

お顔が♥になっている為お伝えできないのが残念ですが、とてもお似合いで着姿も素敵です。

「あのままだったら着なかったと思う。母も喜んでくれると思います。」

こうしてまた着ていただけるよう、これからもご相談に乗らせていただけたらと思います。

2018.10.26

スワトウ刺繍の訪問着に色を入れたものです

8月25日にご紹介させていただいたスワトウ刺繍の着物の染め替えと色入れ、仕立て上がって参りました。
お受け取りに来られた際、全体を撮影させていただきたいことを伝えると「もちろんいいよ!」「というか撮ってほしい」と言ってくださいました。

元はこのような色でした。

同じものとは思えないほど変わりました。
右袖の後ろや胸はこのようになりました。

前から見るとこのような感じです。

「本当に素敵!やっぱり私が着たいと思ってしまうわ。」と改めて一言。
このまま娘さまの元へ持っていかれました。

娘さまには写メを送られていたのですが、やはり実物が一番!どんな感想を抱かれたか、楽しみです。

 

 

2018.10.27

ボロムドゥール遺跡の着物を着て来てくださいました!

インドネシアのボロムドゥール遺跡の朝焼けと夕焼けをテーマに幾何学も取り入れた遊び着。

本物の遺跡は茶色ですが、一珍糊の技法を使って美しく見せています。
宝石の鳥を飛ばすことでアクセントになり上品さも出ています。

この着物を着て来てくださいました!

ご友人とのお疲れ様会をされた帰りに立ち寄ってくださいました。
素敵です!!!!!

お顔回りの色はご本人様の希望もあり、お肌色を考えてこの色にしました。
着姿を考えて作っているものの、こうして思ったように柄がでて着姿が美しいと、本当に嬉しいものです。

「一緒に撮りましょうよ」と声をかけてくださったので。。。

拝見でき、大変うれしゅうございました。

 

2018.11.02

羽織を帯に

お母様の羽織をお持ちになられたF様。

丈を長くして私の羽織にするか、または帯にすることはできるかとのご相談でした。

身長が高めのF様。裄が足りません。

「この柄変わってて面白いから、帯にして大島とか紬とかに合わせたら良いと思うのですが。。。」


「それじゃあ、裏に黒の帯を使わせてもらってもいいですか。そうしたら結びやすくなるから」
「なるほど。お願いします!」
「それで、少しこう、おたいこのところと腹のところに柄を入れたら、、、」
「良いですね!!お願いします!!」
キラキラっとされたF様の瞳です。

どんな柄をどのように入れるか、考え中です。

羽裏も可愛いこちらの羽織。

帯には使えませんが、バックなどの裏に使っていただけるとレトロで可愛いですとお伝えしました。
「なるほど!古いからどうしようもないと思ってましたがそのように使ったら良いんですね」

帯が出来上がりましたらまたブログで紹介させていただきます!

 

2018.11.02

少し柄を足して華やかに

お母様の振袖をお嬢様に着て欲しいとお持ちになられたS様。

着てみていただくと胸位置に柄がなく帯を合わせてもどこか抜けているように見えるのが気になりました。
そこで左胸の位置に柄を足すことに。身丈や裄もお嬢様に合わせて直させていただきました。

少しだけですが、この部分に柄が入ることで華やかになります。
どこか抜けたように見えることもなくなりました。

また、帯締、帯揚げ、重ね衿を今回合わさせていただきました。
小物を変えると雰囲気が変わります。

前撮りのお写真です。素敵です。お嬢様に作られたと思うくらいよくお似合いです。

成人式の後もご友人の結婚式などで沢山お召しいただけたらと思います。

 

 

2018.11.14

上品で粋なお着物、とても素敵です!

完全オーダーメイドで誂えられたお着物。

故宮博物館で行われた展覧会のフォトブックをご覧になられて作られた遊び着です。
スカッとした粋で上品なお着物。
先日着て来てくださいました!

お顔を隠しているので伝わりにくいかもしれませんが、とても良くお似合いで素敵です!!!

この方の為の、この方をイメージした、世界にひとつだけの着物。
小物の合わせ方も素敵で、上品さを引き立てています。

「こんな着物が欲しい」
「選ぶ」のではなく「創る」
誂え着物を楽しんでくださっています。

 

 

 

2018.11.16

橘の着物衿コート

11月に来ていきたいと着物衿コートのご注文をいただきました。
最初のイメージ画はこちら。

ここから「前は枝をなくして花だけにした方がいいですか?」「背中の枝はもう少し大きく」「橘ですが、シンプルにと思っていましたが色々なものがあるのもいいなと」などなど打ち合わせを繰り返しました。
そしてこのようなコートに!

橘は色々なものになりました。

どこか可愛らしさのある上品なコートが出来上がりました。
予定の地色とは変わってしまったのですが、とても素敵な色になったと喜んでくださいました。
ずっとずーっと来ていただけるコートです!

 

 

 

2018.11.20

親指姫の四つ身

「娘が生まれる時に作ってもらったのよ」ととっても可愛い四つ身をお持ちになられました!

親指姫をテーマにしたもの。拡大すると。。。

上前です。ちょっと大きくしてみてください!親指姫も可愛いのですが、お花の中もクスッと微笑んでしまいます。

下前です。見えないところまで可愛い!

後ろ身です。可愛い仲間がいっぱい!

前袖です。王子様登場!

後袖です。プリンセス登場です!

こちらを着られたお嬢様は現在19歳。次の代まで大切に受け継いでいただきたいです!

 

2018.11.22

後撮りをされました!

完全お誂えで作られた振袖。

ライトが強すぎて地色がうまく写っていませんが、地色はきれいなブルーです。
この度後撮りをされました。

とても上品でおしとやかで、でも華やかで美しく、本当によくお似合いです!
「衣桁にかけた雰囲気とまた違って着姿もとても良いですね」と仰ってくださいました。
地色のブルーが伝わるでしょうか。

この後三景園にロケに行かれました。
その際のお写真もいただいたのでご紹介させていただきます!

見事な紅葉!とても良い景色の中での撮影だったようです。

長い時間お疲れ様でした。
沢山の写真、ありがとうございました!

 

2018.11.24

華やかになった振袖で撮影されました

ご友人の紹介で来てくださったM様。お嬢様の振袖のご相談でした。


胸元の部分に柄がない為、帯を締めてもなんとなく寂しい。。。
そこで柄に合わせて紅葉を描かせていただきました!

比べると

少しのことですが随分違います。華やかになりました!
春先に前撮りをされ、その際のアルバムを見せてくださいました。

お嬢様も大変喜んでくださり、そしてこのお写真、とっても素敵です!

大切な思い出に少しですが華を添えることができ、嬉しく思っております。

 

2018.11.28

おばさまの書を描きいれて

以前柄を足されたお着物を洗いに持って来られたのでご紹介させていただきます。

おばさまからいただいたお着物。

少し寂しいとのことで柄を足されたのですが、その内容が素敵でした!

ここに描かれている書は、持ち主だったおばさまの書をそのまま描かせていただいています!
そしてこの歌の内容にまつわる絵を描いています!

申し訳ございません。とても素敵なのですが、力不足で何と書かれているかわからず。。。
もしわかる方がいらっしゃいましたらぜひお教えください!

この度着られ、周りの方からも大変好評だったと嬉しいご報告を受けました。
これからも沢山着ていただけたらと思います。

2018.12.01

前撮りをされました!

以前お求めいただいた振袖。

緑のみだったのものに様々な色を挿した絞りの振袖。
この度前撮りをされました。

「派手じゃないですか?」と心配されていましたが、いえいえ、華やかですが上品で、お嬢様によくお似合いで可愛いです!
ロケに行かれる前にもパシャ!

外でもやっぱり可愛いです。
この後江波山へ撮影に行かれました。

素敵な写真集ができるのではないかと思っております。

 

 

 

2018.12.05

四つ身~かぐや姫~その2

10月にご注文いただいたかぐや姫の四つ身。
イメージ画が出来上がりました。
一つ目はこちら。

二つ目はこちら。

いかがでしょう。
お嬢様に見ていただきたく、写メをお母様に送らせていただきました。

「どちらもとても素敵なのですごく悩みましたが、娘に聞いてみましたら、雅楽の演奏と共にお迎えがやってくる場面が大好きなので、音楽のお迎えの方が良いって即決でした♪  楽器や音楽、赤ちゃんが大好きなので、かぐや姫の図案を見てとても喜んでおりました。素敵な図案を作って頂けて感激です!」
とお返事くださいました。

何かこうしてほしいということがあったら仰ってくださいとご連絡すると
「竹の中の赤ちゃんのかぐや姫のお顔を、娘がいつも抱っこしている人形のお顔にしていただきたいです」
と写真を送ってくださいました。

「この赤ちゃんですが、目を開けていた方がいいですか?閉じていた方がいいですか?」と聞かせていただくと開いていた方が良いとのことでしたので目を開いたお顔にさせていただこうと思います。

地色についても最初はピンクと紫の2色のぼかしの予定でしたが、ピンク一色にされることに。

可愛い四つ身になりそうです!お仕立てが出来上がりましたらまたご紹介させていただきます。

 

2018.12.08

年末年始の営業日のご案内です

いつもおかだやにお越しくださりありがとうございます。

年末年始の営業についてお知らせいたします。

誠に勝手ながら7

年末は12月29日(土)まで通常営業
12月30日(日)~1月7日(月) 休業
年始は1月8日(火)から通常営業

とさせていただきます。

洗いなどのお手入れをお預かりしております方で年内、または年始にご入用の方は29日までにお受け取りをお願いいたします。

急に寒くなりました。
皆さま風邪などひかれませんよう、お体ご自愛ください。

 

2018.12.15

八掛も素敵でした!

当店のホームページのトップでもご紹介させていただいているこちらの振袖。

お孫様の名前に「星」という字が入っていることから星と宇宙と海をテーマに創られました。
(詳しくはこちら https://gofuku-okadaya.com/396/)

以前食事会で披露されたのですが、その時にいらっしゃった方から
「あの八掛もぜひ写真に撮って見せてほしい。素敵だったから!」とお声をいただいておりました。

この度お手入れに出されたので、撮影をお願いしたところ快諾くださったので撮らせていただきました!

まずは前を。

お袖には様々な表情の魚たちが。
ぜひ拡大して見てください!赤い魚は目がすわってます。。。が、そこが面白い!

そして八掛がこちら。

「ウミガメを描いてほしい」と仰られた時はもう構図が出来上がっていたので八掛に描かせていただいたと聞きました。

こちらもぜひ拡大してみてください。優しくて可愛いウミガメやカクレクマノミを見ていただきたいです!

一見奇抜に見えるかもしれませんが、着姿はとても可愛く素敵なんです。

成人式のお写真です。いかがですか?上品さと可愛さが絶妙です。

こちらのお嬢様も今ではママに。楽しく過ごされているそうです。

 

2018.12.19

四つ身~かぐや姫~その3

かぐや姫の四つ身のご注文。イメージ画をご覧いただいて大体のものが出来ました。

ここから色々考えてくださったようで、ご要望が届きました。

①月の中にウサギを2匹描いてほしい。可愛らしい感じのウサギでお願いします。
②竹の中の赤ちゃんの産着をもう少し見えるように描いてほしい。
③袖の竹のところ。竹林を半分くらいにして光の輝きが映えるようにしてみたい。
④おじいさんの表情をにっこり笑う表情にしたい
⑤お迎えの天女を羽衣を見に着けた天女様にして7名にしてほしい。
 羽衣はたなびく感じで。
 丸い形の鉾2名・冠持ち1名・花籠も持つ人1名・楽器3名
 楽器は横笛、縦笛、ハープで。
⑥御所車の形をカーテンのたなびく神輿の形に
⑦かぐや姫の側にお琴を描いてほしい。

大切なことは着姿が美しいこと、バランスが良いこと。
ただ描き足す、描き直すのではなく、ご要望に沿いたいと思いながら、でも着姿が美しいようにと考えます。

このようになりました。

ご要望はこのように入れてみました。

ウサギさん、おじいさんの表情、竹の中の赤ちゃんの産着、天女さまと楽器、など入れさせていただいました。

「すご~い!! すご~い!!」と大変喜んでくださいました。

おばあさま、お母様、お嬢様、三代の想いがこもった四つ身、色を挿すとまた素敵になると思います。

またご紹介させていただきます。お待ちくださいませ。

 

 

2018.12.21

七五三のご注文-その11 可愛い写真が届きました!

猫バンドなどご家族の想いが沢山つまった四つ身。

着姿を拝見したくお写真をお願いしていたところ、先日とーっても可愛い写真を送ってくださいました!

お袖の猫バンドを意識してくださってるのかなと嬉しく思いました。

お嬢様とっても喜んでくださり、嬉しくて撮影の時舞っておられたそうです。親御さまとしては大変だったようで、
「帯付けでも撮影する予定だったのですが時間がなくなり諦めました」と仰られていました。

上のお姉ちゃまとも一緒に。

家族写真も皆様お着物で撮られていました。

「カメラマンの方にも、なかなか見ないお色だし、とっても個性的で素敵なお着物ですね。デザインからされたんですか?!すごーい!!やってくれるお店があるんですか?!と、驚かれました。
友人にも「相変わらず拘るねぇ~。もうこれでもかってあんたらしい!!流石、やりおる!!」と、私の中では大絶賛の言葉を貰いました。」

と大変嬉しいメールをいただきました。

関東からホームページを見ておかだやに連絡くださったのがご縁の始まり。こうして素敵な着物ができ、皆さまに喜んでいただけておかだやとしても嬉しい限りです。

 

2018.12.29

地味な留袖を華やかに

10月12日にご紹介させていただいた留袖。

地味なので派手にしてほしいというご依頼でした。
色を挿したものが届きました。

比較してみると

「こんなところに椿があったのね。ここにはぼたんも」

色を挿したことで柄がはっきりしました。
脇の部分ですが、この後身巾直しをする為解いてそこにも色を挿しています。

当初、もう少し派手にする予定だったのですが、京都の先生がやってみたところ、バランスが悪くなるとのことでこのような色にしてくださいました。予定と変わってきた為お直しに入らせていただく前に確認にきていただきました。

年齢を考えるとやはりもう少し派手にしてほしいとのこと。先生と相談し、所々はっきりさせてみるくらいなら大丈夫だろうとのことでもう一度京都へ送ることに。

年明けにまたご紹介させていただきたいと思います。

2018.12.29

良いお年をお迎えください

2018年も残すところあとわずかとなりました。

本年もおかだやをご愛顧いただきありがとうございました。
今年は今日が最後の営業日です。

お待たせすることなどご迷惑をおかけしたこともあったと思います。大変失礼いたしました。
いつも温かく受け入れてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

新年は1月8日(火)より営業いたします。
来年も何卒よろしくお願いいたします。

どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

2019.01.08

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。本年も変わらぬご愛顧いただきますようお願い申しあげます。

おかだやは本日より営業させていただいております。
ご入用がございましたらお立ち寄りください。
ご入用がなくてもお立ち寄りください!

毎年作ってきてくださる干支の絵と折り紙。

今年も店内に飾らせていただきました。
本当に可愛くて、そして繊細です。
毎年新年に華を添えてくださりありがたい限りです。

 

 

 

2019.01.09

成人式を迎えられます!

今年成人式を迎えられるお嬢様。春に前撮りをされ、その時の写真をこの度見せてくださいました。

お着物は肩山の橋と裾の波に黒を使い、桜と紅葉で華やかさを出した、ダイナミックな柄の振袖です。

前撮りのお写真はこちらです。

ダイナミックな柄ですが着姿は上品で、どこか可愛さもあり、お嬢様によくお似合いです。

ある旅館で撮影されました。振袖姿が風情ある室内にしっくりきています。

庭園でも撮影されました。

ご家族皆さまで記念撮影。この振袖をお孫様に着ていただくのをとても楽しみにしていらっしゃったご依頼主のおばあさま。この撮影の後おかだやに来てくださったのですが、その時本当に嬉しそうにお孫様をご覧になられていたのが印象深く残っています。

妹さまと。少しリラックスされているでしょうか。

お父様と。今度腕を組まれるのは結婚式かもしれませんね。

良いお天気にも恵まれて、素敵な一日になられたことと思います。

今度の月曜は成人式。今の天気予報では晴れ!
このまま予報が変わらないことを祈るばかりです。

2019.01.10

総絞りの振袖に色を入れます

こちらの総絞りの振袖。

色を入れることになりました。

着られるお嬢様のご要望は
・シンプルが良い
・黄色が好き

お母様に伺うと、「普段はモノトーンの服が多いけど、着物は黄色が好きみたいです。浴衣も黄色なんですよ」とのこと。

どんな風に色を入れるかのイメージ画です。

ここにはちゃんと書かれていませんが、元々の椿にも色を入れていきます。

どのようになるか、染めあがりましたらまたご紹介させていただきます。

 

2019.01.16

ご成人おめでとうございます

先日の成人式。近年では珍しくとても良いお天気でした。
おかだやでお仕度された方も成人を迎えられました。おめでとうございます!

お写真をいただいた方のみにはなりますがご紹介させていただきます!

お母様の振袖と帯、小物を変えて雰囲気を変えました。髪飾りはお嬢様手作りだそうです。

お母様の振袖に少し柄を足させていただきました。小物も変えてより素敵なコーディネイトに!

緑だけだった絞りの振袖に様々な色を入れ華やかにさせていただきました。
派手ではないかと心配されていましたが、着姿は可愛らしくお嬢様に良くお似合いでした!

お祖母さまがお孫様に誂えられた振袖と帯。当日をご覧いただくことはできませんでしたがきっと喜ばれていると思います。

ご両親を始め、ご家族様やご親戚の方、皆さまを笑顔にする成人式、素敵な行事だなと思いました。

改めてご成人おめでとうございました!

2019.01.18

成人式が終わったらお手入れに!

今年の成人式はとても良いお天気でした!
昨年はあいにくのお天気で泥ハネなどのご相談が多数ありました。

「今年は良い天気だったから大丈夫!」

ちょっとお待ちください!!!

すでにお手入れにお持ちくださった方の振袖、3人様とも汗をかかれた形跡が。。。

長襦袢の背中の部分です。
振袖の方も確認すると

見えにくいので➡を入れましたが、輪ジミになっています。

このままで保管してしまうと大変なことに!!!

「ちゃんと陰干ししたし、見たところシミにもなってないようだし、うちは大丈夫!」

たまたちょっとお待ちください!!!
乾いたように見えても汗の成分はしっかり残っています!

この汗、99%は水ですが、残り1%は塩分(Nacl)や尿素、乳酸、カリウムなどだそうです。

この1%の成分が着物にとっては厄介!!

徐々にその力を発揮して、汗ジミとなって表れてくるのです(なんと恐ろしい)

ここでしていただきたいのが「汗抜き」というお手入れです。水を使って汗の成分を取り除く作業をします。このお手入れをしておけば、汗による変色をかなり防ぐことができます。

よく「保管方法が悪くてシミが」とお聞きします。もちろんそれもあるのですが、それ以上に保管する際きちんときれいにしていたかどうかが重要です。

おかだやの振袖の丸洗いは¥5,400です。これは丸洗い(ドライクリーニング)、汗抜き、シミ抜き、全て込みの価格です。
拝見して汗抜きやシミ抜きだけのお手入れで良ければ丸洗いはせず必要なお手入れのみさせていただきます。

大切なお着物です。お知り合いで今年成人を迎えられた方がいらっしゃいましたら、なんとなくで構いませんので「お手入れどうするの?」と聞いてみていただき、お手入れに出す時は「汗抜きをお願いします」と伝えるようその方に伝えてもらえたらと思います。

 

 

 

2019.01.22

「私、可愛い?」新年のご挨拶に来てくれました

新年のご挨拶だから
とお着物で来てくれました!

ゆめちゃんです。
先輩わんこの着物を着て来てくれました。

帯もちゃんとあります!

お袖もちゃんと作られています。
お手をしてお袖を見せてくれました。(視線の先には。。。)

お外が気になるゆめちゃん。

賢いゆめちゃんは自動ドアのことをよ~くわかっていて、ドアの前に立ち止まって開けてしまうのです。
なので安全のため電源をオフ!
「どうして開かないの?」という表情がまた可愛い。

こんなゆめちゃんに癒されたのでした。

2019.01.23

四つ身~かぐや姫~その4

かぐや姫の四つ身のご注文。イメージ画を元に実物大の下絵が出来上がりました。

後ろに写っている畳を見ていただくと大体の大きさがわかるかと思います。
今回は四つ身ですのでさほど大きくはありませんが、それでも袖だけで畳の縦の長さくらいにはなります。

この下絵を元に白生地に描いていくので、イメージ画とは違い細かく書かれています。

着物の柄、表情、全てにおいて細かく書かれています。
よぉく見ると着物の柄が一人ひとり全て違います。すごい!

依頼主様にお見せしたところ、おじいさんの表情をもう少し変えてほしいとのこと。

ここを変更して、糸目の作業に入って参ります。

染めあがりましたらまた紹介させていただきます。

 

 

 

 

2019.01.24

前撮りの写真を拝見しました!

先日成人式を迎えられたお嬢様。
お母様の振袖に少し柄を足して華やかにされました。

前撮りのお写真ができたとお持ちくださったので紹介させていただいます!

現代美術館で撮影されたそうです。青い空と建物とお嬢様、素敵です!

このような角度のショットはなんだかドキッとします。

柄入れと裄と身丈のお直しをさせていただきました。また、帯揚、帯締、重ね衿、ビーズの半衿を新調され、お母様の時とはまた違った雰囲気にされました。

描き足した白い花もばっちりです!

ご家族のショット。「あ~、素敵だなぁ、いいなぁ」と思いました。

笑顔がとっても可愛いお嬢様。
本当によくお似合いでした。
これから卒業式、謝恩会、ご友人の結婚式等でまた着ていただき、何年か後には結納でお召しいただけたらと思います。

 

 

2019.01.31

ホームページを開設して1年が経ちました

こんにちは。工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。

おかだやのホームページを開設して1年が経ちました!!!
いつもご覧くださり本当に本当にありがとうございます。
広島の方、新宿の方、横浜の方、大阪の方、弘前の方、八王子の方、そして海を渡ってニューヨークやイギリスの方もご覧いただいているようです。鹿児島からもご連絡いただきました。本当にありがたいことです。

どんなことをご覧になられたいか、どのようにすると見ていただきやすいか、何度も何度も何度も試行錯誤して作ったのですが、始まってみて「こうした方が良いのでは」ということも出てきて、実はマイナーチェンジをしております。

「いつも見てるよ!」「あの続きはどうなってる?」嬉しいお言葉もいただきました。

写真を撮る難しさも痛感しております。なかなか実物の色をお伝えできなく、歯がゆい思いをしております。

それでも、一人でも多くの方に、着物をオーダーできること、柄を描いたり染めたりして着物を蘇らせることができること、だからお母様のお着物などを受け継いでいただけること、またお手入れに出すきっかけになればと思って書かせていただいております。

今後も試行錯誤しながらではございますが、続けていきたいと思っております。

叱咤激励大歓迎です!
知人様へのご紹介も大歓迎です!!

これからもぜひご覧ください。

2019.02.02

舞台衣装のオーダー

とある劇団におられるお嬢様の衣装をとオーダーされたお着物。

テーマは「宇宙」です。

壮大さと美しさを兼ね備えたお着物。お引きで着られるのでそのようにお仕立てさせていただいております。

お嬢様が成人の記念にと撮られたお写真がこちら。

舞台メイクとかつらで撮影されました。

さすがの表情とポージングです。
妖艶で美しいお嬢様ですが、素顔はとーっても可愛らしい方です。

この度もう一人のお嬢様の舞台衣装をオーダーされました。
イメージ画がこちら。

沢山の四葉のクローバー。様々な色が入る予定です。そこにお嬢様が大好きなバトンをシルエットで入れることになりました。
夏までに出来上がる予定です(お嬢様の誕生日に送られるそうです!)

ご紹介させていただくのが楽しみです!

 

 

2019.02.08

取れてしまった金を入れることに

この度成人を迎えられたお嬢様。

こちらのお嬢様のおばあさまが成人を迎えられた時に、おばあさまのおばあさまが誂えてくださった振袖だそうです。
お嬢様の高祖母様(ひいひいおばあさま)の想いをおばあさま、お母様、そしてお嬢様と受け継いでこられた振袖。

この度お手入れに出してくださいました。

汗などの汚れを確認していると「ん?」と思うところが。

右後袖、黒い○で囲った部分ですが

点々と何かが・・・

友禅作家の先生に確認いただくと元々は金がほどこしてあったものが取れてしまって、のりが残ってこうなっているのだろうとのこと。

胸のところもこのような感じでした。

○の部分

こちらも汚れではなく金が取れてしまっているようです。

他にもところどころあるのですが、今回は目立つ胸と袖のところを直すことに。
胸の部分、柄は衿とつながっているのですが、衿の方には元々金がほどこされていなかったようで(昔の着物には時々このようなことがあるようです)、今回のお直しでどちらにも入れさせていただくことに。

「おばあさまのおばあさまの想いがすごくこもっている振袖だから、手をかけれることはしておきたいんだと思う」とお母様。こうすることが出来ると聞いてとても喜んでくださったそうです。

昨日、丸洗いや汗抜き、シミ抜きといったお手入れが出来て参りました。これから京都の友禅作家の先生の元へ送ります。

後日またご紹介させていただきます。

 

2019.02.13

切ってしまった袖を元に戻してほしい

こちらのお振袖。ご結婚を機に袖を切られたそうなのですが、今回もう一度振袖にならないかというご依頼でした。

切ったお袖を付けさせていただきました。

後から見ると

いかがでしょう。どこを継いだかわかりますでしょうか。


やじるしの部分を継いでいます。

近くで見るとわかりますが、離れるとどこを継いだのかわかりにくいと思いませんか?

前から見ると

右前袖だけ少し柄が切れてしまいました。

ここは白い花やグレーの葉を少し描き足して柄をつなげようと思います。

「わぁ~!!こんなにきれいに直るんですね!嬉しい!凄い!」と大変喜んでくださいました。

きれいにしてお嬢様に着ていただくそうです。

帯締や帯揚げなど小物を変えて、お母様の時とはまた違った雰囲気で着ていただくのも良いかもしれません。

合わせておられた薄いピンクの長襦袢は残念ながら切ってしまったお袖がないとのこと。
こちらは他のお着物に合わせることにし、新しくふりの赤い長襦袢をお仕立てさせていただくことになりました。
こちらのお振袖ですと赤いふりがちらっと見えると可愛いと思います!

柄を描き足しましたらまたご紹介させていただきます!

 

 

2019.02.15

蘇ると共に少し落ち着いた雰囲気に

こちらの留袖。派手なので少し落ち着いた雰囲気にならないかというご相談でした。

赤色を抑えて落ち着いた雰囲気にさせていただきました。

いかがでしょうか。赤を抑えただけですが、しっくりとした雰囲気になりました。
このように部分的に色を変えることもできます。

こちらの留袖、汗のシミが強く出ていて、紋もにじんでいました。
今回、汗をきちんと抜いて、黒をかけて紋の入れ替えをさせていただきました。

汗の部分が見えにくいでしょうか。

綺麗になったととても喜んでくださいました。

また、胴裏や比翼もカビやシミで茶色くなってしまっていたので、交換をさせていただきました。

気持ちの良いほど真っ白に。昔の胴裏はその性質の為にこういった黄変をすることがあります。放っておくと表の生地にも影響がでてしまいます。洗張りをせず胴裏交換のみでもできますので、もし気になるものがございましたらご相談ください。

 

 

 

2019.02.19

地味だった留袖を華やかに

こちらの留袖。

地味なので色を入れて華やかにすることはできますか?というご依頼でした。
京都の友禅作家と相談して色をいれてみたところ

最初に比べると様々な色が入って華やかになりました。

ご依頼主様に見ていただくと喜んでくださったのですが、もう少しなんとなく華やかにできないかと。
先生と相談してもう少し手を加えることに。
そして出来上がってきたのがこちら。

赤と白を際立たせたところ、全体がパッと鮮やかになりました。

どのように色を挿したかというと

花びらの赤と白に色を挿して鮮やかにしています。

花びらだけでなく、葉の先にも色を挿し、鮮やかさと立体感を出しています。

最初と並べると

「素敵!良くなった!これなら着れるわ」と大変喜んでくださいました。

少し手を加えることでこのように蘇ることが出来ます。
諦める前に一度ご相談いただけたらと思います。

2019.02.21

意外と手の込んでいる羽織です

こちらの羽織、オーダーで作らせていただきました。

縞を組み合わせた小粋な羽織です。
しかし!よぉ~く見るとただの縞ではないんです。

「ん?三角が入っているところ?」
この三角を入れるために縦縞と色が被らないように色合わせを考えたことは確かです。これも計算しました。

「それ以外?」

よく見ると縞と縞の間に線がありません。

友禅では糊を置いて防染します(糸目糊置き)。糸目糊が染料の滲みこみのを防ぎますので、染めた後、最後に洗い落とすと白い線として残ります。

→の部分です。こちらは残った白い線に色を挿していますが、線は残っています。

「線があるとダサい。線がない方が良い」
今回、友禅作家の先生がこだわられました。
そこで行った方法が、
まず一番薄い色を染める→その色を残すところに糊を置いて防染し、次に濃い色を染める→その残すところにも糊を置いてさらに濃い色で染める→その色を残すところにも糊を置いて最後に一番濃い色を染める

こうして出来たのが今回の縞です。

手で糊を置く為、まっすぐのピシーっとした縞ではありません。が、そこが良い味を出していると思われませんか?

また、羽裏も素敵なものを使われました。

この柄を大変気に入ってくださり、同じような柄の着物が欲しいとオーダーいただきました。
先日染めあがって参り、ただ今お仕立て中でございます。

「袖を通してみてもいい?」と早速羽織ってくださいました。衣桁にかけているより着姿は三角がよく映えて素敵でした。
この日の着物とは合わないからと撮影はされず、次回合うお着物に羽織って来てくださることに。

着姿をぜひ見ていただきたいので、後日またご紹介させていただきます!

 

 

 

2019.03.07

オーダー着物で卒業式

息子様の卒業式におかだやで作られた着物を親子でお召しになられました。

こんなに素敵な親子はそうそういらっしゃらないかと。

お母様のお着物はご夫婦のなれそめにちなんだ柄です。

うない人形が演奏をしています。スポットライトもにくい演出です!

息子さまの着物は成人式の際に誂えられました。

偶然ですが息子様が卒業された学校の先生がおかだやのお客様で…

「噂のお着物、本物を見ました~!」
「意外と普通に見えたのでびっくりでした!」
とコメントをいただきました。
息子様のイメージ、希望を伺って一からデザインし誂えた着物、また成人式だけでなく何かと着物をお召しになられること、だから「意外と普通」に見えたのかもしれません。それくらい息子様にはまっていらっしゃるのだと思います。

ご卒業おめでとうございます!
そして素敵なお写真、ありがとうございました!

 

2019.03.08

染め替えと柄入れ

「この色、着ないから色を変えたいの。」
「あと、本当にほんのちょっと、ちょっとだけ柄を描いてくれる?」

そういってお持ちになられた着物はこのような色でした。

すみません。染める前の着物を撮っていないので、近いお色のお店にあった箱を写しております(ご本人様のアイデアでこうさせていただいております)

どんな雰囲気にされたいか、どんな場面でお召しになられたいか、どんな色がお好きか、色々伺って色を決め、染めさせていただきました。

「鉄紺(てつこん)」という色です。写真では伝わりにくいかと思いますが、わずかに緑みを帯びた暗い青色です。

裾にほんのちょっとだけ柄を入れています。

ちらちらっと小さな四角をちりばめました。
偶然にも先日お求めいただいた帯締と色目も雰囲気もよく合って「わざと合わせたみたいだね」と驚かれると共に「これなら帯でいろいろ遊べるし、ずっと年を重ねても着れるわ」と大変喜んでくださいました。

ただ・・・

撮影をさせていただく際どうしても気になった点が・・・

○で囲ったところにわずかですが白いシミのようなものが。これは染める前、元々の生地にあったもので、染めて出て来てしまったものです。

そこで、そこの部分にも四角を描かせていただくことに。ここだけ描き足すとバランスが悪いので、いくつか描き足させていただきます。

お受け取りの際、偶然とても合った帯締と合わせたい帯を持ってきてくださるとのこと。
またご紹介させていただきます!

 

 

 

2019.03.30

姉妹で仲良く撮影

先日後撮りと前撮りを姉妹でされました。

こちらはお姉様。仏教にまつわる柄をおじい様がデザインされました。

妹様は白黒の絞りに色を挿したこちらの振袖。

記念におじい様とご一緒に。

もうお気づきかと思いますが、おじい様というのはおかだやの店主でございます。孫娘二人の晴れ姿にこの笑顔です!
ご家族揃われていたので家族写真も撮りました!

「まぁ、お店にいたあの子よね。こんなに大きくなったの?!」という声が聞こえてくるような。。。

この後ロケ撮影に。

右袖に龍、左袖には天女が描かれています。

ちらりと見える長襦袢は市松文様です。

色を挿した絞りの振袖、着物だけを見ると派手かと思っていましたが、着姿はシックでした。

帯も振袖に合わせて店主とお父様が選ばれました。

絞りの振袖に合わせた帯は柄がとんでいて、着付けをしてくださった方を悩ませてしまいました。が見事に結んでくださいました!

撮影の合間にこんなショットも!

ご家族の仲の良さが伺えます。
そして。。。

お嬢様に腕を組まれたら、こんな笑顔になりますよね。

お嬢様お二人のこれからが楽しみです!

 

2019.04.04

完成!着物生地ドレス!

大阪在住で東京、大阪、出身地の広島を中心に活動されているメゾソプラノ歌手、小野田薫さん。

着物生地でドレスをと以前生地を染められました。

完成したドレスがこちら!

中央の柄の部分は絞りに柄を描いたものです。
紫のお色はお母様ととことんこだわられました!

紫の生地を首に巻いて帯締でウエストにポイントを作られています。こちらもまた素敵!

今回のドレスとは別に着物生地でドレスを作られている小野田様。
今回そちらも撮影させてくださいました!

黄色のドレスは反物を染めて作りました。
絵羽柄になっていることから、反物の状態でどこが裾になってどこが身頃になるかを計算して染めていることがわかります。
ポイントになっている濃いオレンジの小花は後から描き足しています。

百人一首の歌を歌われている小野田様。
舞台を華やかにするお手伝いをさせていただいていることはおかだやとしても嬉しいことです。

 

2019.04.05

ご希望の桜ロケで前撮り

お孫様の御姉妹に振袖を誂えられたI様。
来年妹様が成人式を迎えられるにあたり前撮りをされました。
桜の時期にと予約されていました。見事的中!満開の桜がとてもきれいだったようです!

お名前にちなんで縮景園の石橋が描かれています。

妹様の方が身長が高い為、袖丈と裄を少しお直しさせていただきました。こういったことが出来ることも着物の良さかなと思います。

鶸色(ひわいろ)がよく似合っていらっしゃいます。

全体が見えるようにくるっと回ってくださっています。

こちらをタップしてください!動画がご覧いただけます

ご両親様、誂えられたお祖母様もご一緒に撮影に行かれたそうです。お父様、大活躍だったとか。

それにしても桜が本当にちょうど良い!なかなかこんなに綺麗な景色で撮影は出来ません。
プロが撮影された写真を拝見するのが楽しみです!

 

 

 

2019.04.20

四つ身~かぐや姫~その5

かぐや姫の四つ身のご注文。
染めあがって参りました!

こちらは上前になります。

右後袖のうさぎはこちら。

ちょっとしたぼかしでこんなにも素敵な月明かりに。

左前袖のおじいさんとの出逢いの場面はこのようになりました。

大好きなお人形の顔に似せてほしいとのことだったかぐや姫。

「かわいいです!とってもかわいい!よかったね~」「うん!とってもかわいい!」と着られるお嬢様と一緒に大変喜んでくださいました。
ここに名前も入っていることを伝えると

「これ、美咲の?!すごい!」と満面の笑みをうかべられ、その笑顔がとっても可愛かったです。

イメージ画→実物大の下絵→染めあがりを比べてみると

小さくてすみません。拡大して見ていただけたらと思います。
いかがでしょうか。大好きな人形のお顔に寄せて、古典的ではなく全体的に今風の顔だちに描かせていただきました。

これからお仕立てをさせていただきます。出来上がって参りましたらまたご紹介させていただきます!

 

 

2019.04.23

大変身した帯

「この帯、このおにぎりだけだったのよ。」

「おにぎり」というのはグレーの岩のような柄のことをおっしゃられています。
何か描き足したら素敵な帯になるのではと中古の帯を京都でお求めになられたそうです。

この「おにぎり」だけだったとは…想像できないのは私だけでしょうか。

見事に小さな蟹と宝をのせた船がおにぎりとなじんでいます。最初からこの柄だったかのように。

前はこちら。

「かわいいでしょう。とっても気に入っているのよ」

見事な変身を遂げた帯。これからも沢山結んでいただきたいです!

2019.04.24

高祖母様の振袖が蘇りました!

おばあさまのおばあさまがおばあさまの為に作られた振袖を着られたお嬢様。

汚れだと思っていたこちらの部分。

元々は金がほどこしてあったものが取れてしまい、のりが残って汚れのように見えていました。

高祖母様の想いが詰まった大切な振袖。手をかけれることはしておきたいとこの度金を挿させていただきました。
とってもかわいい柄が蘇りました!

拡大すると

その他の柄の部分も金をほどこしました。

今後、姪っ子様、末のお嬢様と着られるそうです。

受け継がれる想い…

そのお手伝いをさせていただき、嬉しく思っております。

 

2019.04.25

【袖継】継いだところに柄を描きました

切ってしまった袖を元に戻して、娘に着せたいというご依頼だったこちらの振袖。

柄もうまく合わせ、近づかないとわからないように継がれています。
が、右前袖だけは柄が切れてしまいました。

そこでここだけ柄を描かせていただきました。

左の葉、真ん中のつぼみ。白い花々を描き足しています。

「すごい!良いです!こんなことが出来るんですね」と大変喜んでくださいました。

来年、お嬢様の卒業式でお召しいただくかもしれないとのこと。
紫、紺などの袴と合わせると良いと思います。

こうして受け継がれる想い、これも着物の素晴らしいところだと思います。

 

2019.04.26

GWの営業日のお知らせ

いつもおかだやにお越しくださり

ありがとうございます。

ゴールデンウィークの営業についてお知らせいたします。

誠に勝手ながら

平成31年4月28日(日)~令和元年5月6日(月)はお休みとさせていただきます。

お急ぎのご要件がございましたら明日19時までにお越しいただけたらと思います。

何かございましたら082-275-0529 おかだやまでご連絡ください。

何卒よろしくお願いいたします。

 

2019.05.11

偶然だけど絶妙な組合せ

先日ご紹介させていただいた染め替えと柄入れをさせていただいたお着物。

元はこちらの緑でした。

鉄紺色に染め、裾にほんの少しだけ柄を描きました。
確認した際、元々の生地にあったものが染めたことで浮き上がってシミのように…

見えにくいかと思いますが白い○の中にシミのようなものが出てきました。そこでもう少し柄を足させていただきました。

白い丸の部分がシミがあった場所です。そこだけ柄を足すとバランスが悪くなるので黄色の丸の部分にも柄を描きました。

「柄に高さが出て良くなった!」と喜んでくださいました。

実はこちらのお客様、「還暦だから赤い帯締をしめたいの。」と赤い帯締をお求めになられました。
これが偶然にもこの柄とぴったり!偶然だけど絶妙な組合せです!

小さな四角がちょんちょんと!こんな偶然があるんですね。

そしてこの帯を合わせたら良いよねと持ってきてくださいました。

お気づきでしょうか。先日ご紹介させていただいた「元はおにぎりだけ」の帯です。
とっても素敵な組合せで、ぜひ今度着て来てくださいとお願いしました。

着姿をご紹介させていただけることを願っています!

 

2019.05.15

素敵な写真が届きました!

先日ご紹介させていただいた、満開の桜の下で成人式の前撮りをされたお嬢様。
撮影データを見せてくださいました!
とっても素敵だったのでご紹介させていただきます!

満開の桜とお嬢様の着姿が美しいお写真ばかりです。

帯や帯締などはこのような感じです。

ブログを見てくださる皆さま、どんな帯か、どんな結び方をしているか、小物合わせはどうなのか、
「着物好きはやはり気になるのよ」
アップで紹介させていただきました!

デザインし誂えさせていただいた身としましてはお着物がしっかり見えるものも紹介させてもらいたいと思います。

本当によくお似合いです。
撮影に同行されたご家族様とも記念に!

あったかい雰囲気が伝わってきます。

お孫様お二人にと誂えられた振袖、素敵なお孫様の着姿が本当に嬉しそうなI様。
大切なお写真をご紹介することをご了承くださりありがとうございました。

 

 

 

 

2019.05.18

皆さまならどれにされますか?

羽織を誂えられるK様。
こちらの反物で作られることに。

そこでどのように合わせたらよいか、おいてみました。
まずはそのまま。

変形の縞といったところでしょうか。
次にちょっとアレンジ。

いかがでしょう。中央に濃い色をつなげてみました。
「これがいいかなと思って」とK様。

逆もしてみませんか?と置き換えてみました。

「あら。これもいいわね」

どのように仕立てるかでこんなにも変わります。偶然いらっしゃったO様も一緒に考えてくださいました。

皆さまはどの組合せがお好きですか?

K様がどの組合せにされたかは出来上がってからのお楽しみにさせてください!

2019.05.21

どこに持っていっても無理と言われました

こちらのお振袖。

S様のお母様がS様三姉妹の為に誂えられたそうです。三姉妹で成人式、結婚式など沢山着られたそうです。それから20年あまりが経ち、三姉妹のお嬢様が着られる年齢になり出してみると。。。

あちらこちらが変色してしまっていました。

後身頃、ヒップから下にかけて広い範囲で変色しています。

また、袖、袖下、袖口にも広い範囲で変色が…

なんとかして娘に着せたいと何軒も回られたそうです。が、どこに言っても言われたのが
「手の施しようがありません」
S様のお嬢様が成人の時は諦めて別のものを作られたそうです。

その後、別件でおかだやに来てくださいました。「おかだやさんなら何とかしてもらえるかも」と今回お持ちくださいました。

確かにかなり広い範囲です。後ろ身の変色の位置は目立つところです。

汚れもひどいので今回は洗張りをさせていただくことに。見えないけれど内側も汚れているのではないか、その場合表に影響を与えるかもしれない、その危険性も考え一度きれいにさせていただくことにしました。

作られたS様のお母様、今回のことを聞いてとても喜んでくださったそうです。もしきれいになるなら孫に着てもらいたいと。
どのようにして生き返らせるか、京都の友禅作家、加工の職人さんと相談です。

 

2019.05.25

七五三の前撮りをされました

先日七五三の前撮りをされたE様ご家族。

皆さまお揃いでお孫様も嬉しそうです。

お初着をこの度揚げをし袖に丸みをつけてお召しになられました。

元気いっぱい!お草履からはみ出した足がなんとも可愛い!

撮影後美しいお庭のあるところでお食事をされたそうです。

E様の帯、お嬢様の着物と帯はおかだやでお求めいただいたものです。

お嬢様のお名前にちなんだ柄を入れたオーダー着物、優しくて柔らかいピンクがよくお似合いです。

お孫様の健やかなご成長をお祈りいたします!

 

 

2019.06.05

ママ振のご相談

最近よくお問合せいただくのが
「私の振袖を娘に着せたいのですが」という内容。

「久々に出してみたら沢山シミのようなものが…着れるようにしてほしい」

「袖を切ってしまったのだけどまた元に戻してもらえますか?」

「金が剥げてしまっているようなんです。なんとかなりますか?」

「サイズが合ってますか?このまま着れますか?」

「全く同じではなく今っぽくアレンジできますか?」

様々なお問合せをいただき、その都度「どうするのがお客様にとっても、着物にとっても、どちらにとっても良いか」を考えご提案させていただいております。

お母様が着られた振袖、おばあさまが誂えてくださった振袖、想いを次に繋げていく、
そのお手伝いをさせていただけたらと思います。

先日は山梨県からお問合せがあり、振袖を送っていただきました。
お電話等でお話をさせていただき、ご希望に添えるものにしたいと思っております。

2019.06.12

柄を入れて生き返った白大島のお単衣

あまりお好きではなかった地柄が柄を入れたことによって「この地柄でよかった」になった白大島。

至るところにあったシミをN様の雰囲気に合わせた柄でカバーしました。

「この雰囲気だと単衣がいいね」とお単衣に仕立てられました。

今回お召しになられたという情報が入ったのでお写真を送っていただきました!

涼やかです!本当にこの時期にぴったり!N様の雰囲気にもバッチリ!それを見事に着こなすN様は素敵です!

全体のお写真もお願いしたところ、数人で撮られたお写真を見つけてくださいました!

こんなにもかっこよくお洒落に着こなしてくださって…
小物合わせもさすがです。

出来上がった際「私にこれ似合うわ」とおっしゃられていましたが…

その通りでした!!!!!

いつもご協力くださりありがとうございます。

最近

「この前の羽織、見たよ~」
「ちゃんと見てるんよ、実は」
「ブログを見てお願いしてみようと思って持ってきました」

なんとも嬉しいお言葉を立て続けにいただきました。
ありがとうございます。励みになります!
それもこれも皆様のご協力あってのこと。これからも何卒よろしくお願いいたします!

 

 

2019.06.13

鮮やかなクローバーの舞台衣装

お嬢様のお誕生日にとオーダーいただいたクローバーの舞台衣装。
ご希望を聞いて作ったイメージ画はこちら。

お仕立てが出来上がって参りました!

とてもきれいな黄色地に大胆なクローバーがいきいきと描かれ、金がアクセントになっています。
大衆演劇の舞台で踊られるお嬢様、裾引きに仕立てられました。裄が長めの為、衣桁にかけると袖にシワが入ってしまっています。お許しください。
裾は引き振袖のように表と比翼にふき綿がつくられています。

その比翼にも柄を描かれました。

バトンをされていたお嬢様のご希望で描かせていただきました。当初は表にと思っていたのですが(イメージ画は表に描かれています)柄とのバランスを考え比翼にかかせていただきました。
お引きで着られるとこんな感じになるでしょうか。

着姿をぜひ拝見したいものです。

こちらのお着物、ご厚意でただいまウィンドウにかけさせていただいております。
おかだやの着物はひとつひとつデザインしてお創りしている為、お客様のお手元に届くとお手入れに出されない限り拝見することができません。もし気になられましたらお早めにご覧にいらっしゃってください。

 

 

2019.06.13

クローバーの舞台衣装ですが

前回ご紹介させていただいたクローバーの舞台衣装ですが

ご厚意でウィンドウにかけさせていただいていたのですが、撮影会があるので送って欲しいと連絡をいただきました。

明日送らせていただく為、残念ながら実物を見ていただくことができなくなります。
申し訳ございません。

おかだやで作られたお着物は完全オーダーの為世界にひとつしかありません。お手入れ等に持ってこられた時だけ見ていただけます。お立ち寄りの際どなたかのお着物があれば幸運です。

撮影会で着ていただいた際はぜひとも着姿を送ってくださいとお願いしました。拝見するのが楽しみです。

 

2019.06.15

地味な帯をおしゃれな帯に

こちらの紬の名古屋帯。

「な~んか地味で結びたいと思わないのよね」
40代のお客様。おしゃれな帯になるかしらというご依頼です。

よくみると汚れもちょこちょことあります。

お客様の雰囲気、お好みを考え、様々な色を入れてみることに。
汚れの部分とのバランスを見ながら色を入れていく予定です。

またタレ先を見ると

本来なら中に入っている部分が入っていません。仕立て直さず今回はここに続けて柄を描くことに。

どんな帯に生まれ変わったか、
出来上がって参りましたらご紹介させていただきます!

2019.06.20

絞りの羽織、こちらにされました!

先日ご紹介させていただいた絞りの羽織のオーダー。

こちらの生地をどのように組み合わせて仕立てるかで雰囲気が変わります。

K様はこちらの組合せにされました!

前はこのような感じに。

「これにしてよかったわ」
「衿を濃い色にしたから、ちらちらっと見える白がすごく良い!ほんとに素敵!」
と大変喜んでくださいました。

実際羽織ってみるとどうかねとハンガーにかけてみると

薄い色がバランスよく袖に見え、さらに良い感じに!
お写真はないのですが、洋服の上から羽織ってみていただくと袖の薄い色の見え方がすっきりしていて、「実際羽織ったらもっとよかった!」とさらに喜んでくださいました。

羽裏は可愛い生地で。

大変気に入ってくださり、おかだやとしてもとても嬉しく思っております。

2019.07.09

四つ身~かぐや姫~その6 完成しました

かぐや姫が大好きなお孫様の為に誂えられた四つ身、仕立て上がって参りました!

イメージ画はこちらでした。

上前から後身にかけてのかぐや姫のシーンはこのように。

 

また、おじいさんとかぐや姫の出会いの場面はこちらのように描かせていただきました。

反対の右袖は

さりげなくお孫様のお名前を入れています。
リクエストいただいたうさぎさんは…

お月さまの中で楽しそうにしています。

「とっても素敵なものを作っていただいて嬉しいです!ありがとうございます!」と大変喜んでくださいました。

世界にひとつだけ、お孫様を想って創られた四つ身。着姿を拝見するのがとても楽しみです。

 

 

 

 

 

2019.08.07

お父様の書に包まれて

以前作らせていただいた、大好きなお父様の書を入れられたコート。

お父様の書かれた書をそのまま描かせていただいております。

また、その文字に合わせたものも描かせていただきました。

お神酒。うっすらとさりげなく。

梅。書の雰囲気を崩さないように。

梅の近くに春告鳥。「はるつげどり」鶯の別名です。

木瓜。「ぼけ」と読みます。バラ科の植物です。

大根。思わず微笑んでしまいます。

水仙。可愛らしいお花です。

「いつも父と一緒に居るみたいで」と大変喜んでくださり、着すぎて裾が痛んでしまったそうです。
少し丈を短くしたかったとのことでしたので今回お直しもさせていただきました。

書かれた書をそのまま着物に描くにはやり方があります。
それはまたご紹介させていただきます。

2019.08.07

お盆休みのお知らせ

暑い、本当に暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

お盆期間ですが誠に勝手ながら

10日(土)まで通常営業、11日(日)から18日(火)までお盆休み、19日(火)より通常営業

とさせていただきます。

なにかございましたらお早めにご連絡いただくか、ご来店いただければと思います。

何とぞよろしくお願いいたします。

お知らせで使わせていただいた写真は、昨年絞りの大人の浴衣地でお子様の浴衣を誂えられた際撮らせていただいたものです。今年は少し上げを解いて着られました。毎年少しずつ大きくしながら着ていただく、こういった形も成長も感じられ、また愛着がわき良いかもしれません。

2019.09.05

着物に関するご相談

お母様の振袖を、結婚式の参列・ご自身の成人式で着たいというお嬢様にご来店いただきました。

お姉様も成人式で着られたらしく、コーディネートを変えて妹様もお召しになって頂くことになりました。

同じお着物でも小物で雰囲気はずいぶん変わります。

普段お着物に馴染みがない方でもおかだやから専門家としてコーディネートの提案をさせていただきます。

 

柔らかい色合いで優しい振袖に帯・小物にはっきりした色目をもってきて全体を引き締めた印象に。

また別の小物が入荷したら、再検討に来店していただく予定です!

 

呉服屋としては新しいお着物を誂えていただくのも嬉しいのですが、お母様やお祖母様ののお着物を大事に着ていただいている様子を拝見させていただくのもまた違った嬉しさがあります。

 

また、べつのお客様にも以前おかだやで誂えた着物を違ったシーンで着たい!というご相談に来て頂きました。

どのように着ようか、工夫のやり甲斐がありますね。

少々無理な相談かも…と思ってもどうぞ遠慮なくご相談ください。

最善の策を一緒に考えさせていただきます!

2019.09.06

図案を試行錯誤中…

ありがたいことに現在、何件も同時進行でお着物のお誂えを伺っております。

お客様とお話をしながら要望を汲み取り、そのお方に合ったものを考えていきます。

 

あっさり!スパッ!と決まることはまずありません〜(汗)

1点1点こだわりぬいて考えるため、行き詰まることも多々…

 

描いてみると思っていたようにいかない!

ここは余分だろうか、こうしたほうがいいのか。

悩みが尽きることはありません。

 

 

「あら〜、、どうしたものかな」

1枚の着物に対して何枚も下絵を展開して悩んでいる会長です。

 

少しずつ制作の様子が垣間見れるような記事も上げていこうと思います(^^)

ちなみに、こちらの下絵はS様の黒留袖になります。シルクロードを題材にした図案です。

S様のご厚意から制作の過程を皆様に紹介させていただきます。

 

今後のブログを楽しみにしていてください(^^)

 

2019.09.07

七五三にむけて

お着物のセオリーでは9月からは夏物から単衣になる時期ですが、まだまだ暑い日が続くのでいまだに従業員みんな夏物を着ているおかだやです。

 

普段着物を何を着るかというのはルールにしばられずそのときの気候に合わせてで大丈夫です。

お客様も麻などの夏素材や浴衣を来てきてくださってます。

着物初心者で、、暑いし何を着たらいいかわからない!という方も安心して夏物着てくださいね(^^)

 

さて、今日の写真は四つ身のお着物です。

七五三の季節がくるのでそろそろ支度をしている方も多いのではないでしょうか。

四つ身というのは着物の仕立て方、または四つ身で仕立ててあるお着物のことを指します。

こどもの着物の仕立てのことはまたべつの記事で紹介させていただきますね。

 

こどもの着物は肩揚げや腰揚げといって、裄の長さや身丈の調整をして着ます。

男の子は5歳で紋付袴姿。3歳で七五三をされる時も紋付袴、または近年では袴を穿かずに女の子と同じように被布を上から着る場合もあります。

女の子は3歳と7歳。3歳は着物に被布か帯付け、7歳は帯付けの姿です。

 

ご自宅にお着物がある方は早めに箪笥から出して状態の確認をしてみてくださいね。

身体の大きさに合わせて肩揚げや腰揚げが必要な場合は使用日の2週間前ぐらいにはお持ちいただけると余裕を持って当日を迎えられると思います。

 

長い間しまわれているとシミや黄ばみがでているかもしれません。

シミ抜きや丸洗い、最悪の場合クリーニングでとれないシミの上に絵を入れることも可能ではありますがお日にちを頂くのでできるだけ早めにお願いします。

 

 

 

最初の写真の「月明かりと稲穂」の四つ身を誂えられたI様が揚げ直しに来店されました(^^)

ご姉妹の名前にちなんだ柄をいれたお着物を大事に着ていただけていて嬉しいかぎりです!

2019.09.09

こどもの着物

 前回の七五三の話関連づけて、こどものお着物の話をすこしお話させてください。

お着物好きな方が多いのでちょっとした雑学、着物知識のお話です。

お誂えなどの普段のお店の話はでてこないので興味のある方だけ目を通してもらってかまいません(^^)

 

 

 実はこどものお着物は大人と仕立て方が違います。

こどもの大きさによって大きく3種類の仕立て方があります。

一つ身 …誕生から3歳(お宮参りや3歳の七五三等)

三つ身…2歳から5歳(3歳の七五三等)

四つ身…7歳から8歳(7歳の七五三等)

(年齢はあくまでも参考です)

 

13歳の十三参りから大人と同じ本断ちという仕立てになります。

反物を着物に仕立てるのに裁断する仕方が違うことから区別されています。

一つ身が見た目に一番わかりやすく、背縫いのない仕立てです。

 

こどもの着物を着るイベント・節句は?

お宮参り

七五三

十三参り

桃の節句

端午の節句

お正月

といったのが主でしょうか。

親族の結婚式で着るのもいいですね!可愛いので注目の的です〜っ

 

初宮参りに着せた一つ身を肩揚げ・腰揚げと、四角いままのお袖に丸味をつけるように仕立て直して3歳の七五三で使用できます。

その時は大人と同じように袴を穿かせたり帯付けで着せるのもいいですし、兵児帯があればこどもの体も楽で簡単に着せられますよ。袴や帯付けでない場合は被布というベストのような袖なしのコートを着物の上から着せるのが一般的です。

 

3歳の時に7歳で着ることを見越して四つ身を仕立ててしまう手もあると思います。揚げで成長とともに調整して長い間着れるようになります。

生後から13参りまでは最低、一つ身と四つ身の2着で事足りるのではないかとおもいます。

 

小さい時の短い間にしか着れないお着物というのはすこし勿体ない気もしますが、お子様が元気に成長している証拠ですよね(^^)

着れなくなったお着物を節句のときなどに飾るのもおススメですよ。

長い間飾っていると紫外線や蛍光灯で色焼けしてしまう恐れがあるので、飾りっぱなしは推奨いたしません。(飾りたい気持ちはすごーくわかります。笑)

 

 

 

今後なにか皆様から「こんな話が聞きたい。」「教えてほしい」ということがありましたらぜひ仰ってください。

できる限り答えさせていきたいと思っております!

2019.09.10

感激しました!

 今日は朝から嬉しいお手紙を頂きました(^^)

 

神奈川にお住まいのN様がおかだやで誂えた訪問着のお披露目会をされたというご報告とお礼のお言葉でした。

じつはその訪問着はN様から2人の娘様へ宛てたサプライズのお着物だったのです。

N様の娘さんたちへのお気持ちと、その時お着物を見られた娘さんの様子が臨場感いっぱいに手紙に綴られていて胸がいっぱいになりました!

着物の隅から隅まで丹念に見て、お母様のお気持ちを受け取った娘さんの感動が手に取るようように伝わってきます。

個人的に意味やゆかりのある柄をいれることで感動もひとしおですよね。

着物の柄ひとつひとつこだわって考えることのできる誂えならではのよさです。

 

 

N様ご本人と、娘さんそれぞれお一人ずつからお手紙が入っていました。

メッセージカードも手作りの切り絵でしょうか。

「なんてかわいい!」見た瞬間声があがりました。

細やかな気配りとセンスのあふれるN様には頭があがりません。

 

勿体ないお言葉もたくさんかけていただいて、

さらにはお礼を言うのは私どものほうなんですが、こうしてとても丁寧なお言葉を頂けるなんて大変恐縮しております。

 

この仕事をしていて良かったなぁと思える瞬間でした。

ありがとうございました!

2019.09.18

シルクロードの留袖その1

 はじめ、振袖などのお手入れでご来店頂いていたS様。

この度、5月の結婚式に向けて留袖を誂えることに…^o^

 

 

「どんな柄がいいですか?」「古典的なもの?」「お好みは?」

お話をしながらイメージをうかがいます。

おかだやからこんなのは?と提案もさせてもらいます(^^)

S様はいくつか提案したなかからシルクロードという題材を選ばれました!

華紋も入れてほしいというオーダーです。

 

動物が図柄にあるのはお好みでないそう。

松皮菱という文様の変形で大きな形をとって、そのなかを幾何学的に細分して文様をいれていきました…

ランダムなように見えて着姿をかんがえて模様をいれています^_^

 

例えばつぎの写真は上前になるところです。

最も最初に考えるところですが、写真の左の小さいのところ。

お客様の身長などから下図が実寸になったときにどこの高さになるか、1/4弱の縮尺で下絵を描いているのでそれを計算して位置を決めます。

 

 

 

実は…図案をここまで考えて手が止まってしまいました〜、、、

頭のなかで考えていたことが描いてみるとうまくまとまらない…

うう〜ん、、、1から考え直すかな…

どうしよう〜っ

 

つづく

2019.09.25

着物で!イベント

日本舞踊 錦川流、広島錦川会の25周年!

広島の舞踊公演会、第25回 駒の會が12月15日に開催されます(^^)

ヒロシマ和装文化の会共催で、おかだやのオーダー着物のファッションショーも行われます〜!

 

お昼から開演で入場無料。

ぜひお着物でお越し頂きたいイベントです。

 

踊りは1部・2部と分かれていてその間に着物道中(着物ファッションショー)の予定です(^^)

詳しいことはまた近くなってお知らせいたします。

 

これから仕立てに入ってファッションショーでお披露目の着物も…

 

仕立てに出す前の仮縫いの訪問着。

仮縫いが上手くされてなくて柄の出方が不本意な形ですが、当日はご本人も着用されて完璧な姿に(^^)

帯もお持ちのものとのコーディネートを考えていましたが、なんとピッタリくる帯をおかだやで見つけてくださいました。

 

当日がたのしみです(^○^)

2019.10.18

【袖継】ブログをみて…「着物を直して!」

今日、ご紹介するこちらの振袖。

真っ赤の絞りに梅の花が印象的なシンプルで粋なお着物(^^)

 

今回あるお直しをさせてもらったのですが、その以前の姿がこちら。

 

もともと振袖だったのを袖を短く切ってしまったと、、

(左の袖底はおかだやが縫い込みをみるために解かせて頂きました)

 

親が買ってくれた振袖の袖を切ってしまって申し訳ない気持ちで、どうにか元に戻して欲しいと連絡いただきました。

地元の呉服屋さん3件程回ったけれどどこからも断られてしまって…そしてネットでおかだやを見つけられて今回のことの運びに。

なんと山梨からのご要望!ありがとうございます…!

 

切った袖の残り布もちゃんと一緒に。

 

 

↓青い線が袖を縫い足した所です。

袖をとって、縫い位置を変えて柄がいい場所にくるようにして

縫い足した所が目立たないように柄を描き足しました。

 

 

ぱっと見どこを直したかわからないほど!

 

拡大すると…

 

ほんとによくよく見ないと分からないですよね。

 

袖裏は新しいものに入れ替えて、

直したあとは自分の娘に着せたいとのご希望だったので長襦袢もあわせて新しく仕立てました(^^)

 

最近の若い子には無地感覚の柄が少なめな振袖が人気だったりします。

そのなかでもこの色と、絞りの質感はとっても目を惹くと思います!

2019.10.30

絞りの振袖で前撮

今月初旬、おかだやで仕立てた振袖で成人式の前撮りがありました(^^)

きぬたやの上品な絞りの振袖に少し色を足して華やかさを出しました。

 

こちらの記事

絞りの振袖に色を挿しました

 

 

 

「着物のどこに手を加えたんだっけ?」

後から挿した色がどこかわからなくなるほど自然な仕上がり。

(うちのブログを忘備録としてください…笑)

 

 

おかだやでは絞りの着物に後から色を挿すのは定番となってますが、

出来上がった絞りに色を挿すなんて普通はできないと言われていたものです。

固定概念を壊していいものを作りたいと思っています。

 

 

 

おかだやで支度をされてロケに出発です♪

 

 

気持ちのいい晴天の日でした。

「振り」が上手で、ちょっとしたアドバイスですぐポーズがとれてしまうKさん(^.^)

カメラの前でも自然な表情がたくさん!

 

 

帯周りのコーディネートも綺麗に写真を撮ってくださってます(^.^)

 

 

妹さんもいっしょに振袖を着られてふたりで撮影しました!

仲睦まじい姿にほっこり。

 

暑いなか撮影で疲れちゃいましたね。おつかれさまでした(^^)

2019.11.14

シルクロードの留袖その2

 

この留袖のS様、よくお店に顔を出して下さっているので細かく話を進めています。

 

前回、行き詰まってしまった図案、、

行き詰まった状態で絵を見てもらいました(笑)

 

おかだやの主人は以前シルクロードを旅したことがあります。

実際に目にしたその砂漠の幻想的な風景を着物にいれることになりました。

 

 

 

 

上前と後ろにそれぞれ額縁取りした風景を差し込みました。

 

空間に唐草を描き加えていきます。

 

白黒の小さな下絵、、

実際に裂取の模様はどうなるの?

華紋の色は?

太く取った額縁の所は完成してきたらどうみえるの?

 

なかなか完成品のイメージがつかないと思います(^^;

 

 

つづく

2019.12.21

【年末年始の営業のお知らせ】

年末年始営業のお知らせです。

 

12月も後半に入ってのお知らせで申し訳ありません😅

2019年、年内の営業は12月28日(土)までです。

 

年明け、2020年は1月7日(火)からの営業とさせていただきます!

 

営業時間は変わらず10:00〜19:00です。

 

お間違えないようご来店くださいませ。

よろしくお願いします(^^)

2020.01.11

あけましておめでとうございます!

遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。

2020年オリンピックイヤーもおかだやは営業しております(^^)

 

 

今年は子年ですが以前ねずみのお着物を創ったこともあります

ねずみの嫁入り

 

全体の美しさと細部へのこだわりが可愛らしくてほっこりするお着物だと思います(^^)

別で子年のお客様も「干支のねずみが入った着物をつくりたいのよね〜」と仰る方がいらっしゃいます。

ねずみ人気?(笑)それかこのお着物のイメージがあってねずみを入れたいのかな〜。

 

ご自身の干支を柄に入れることはよくあります。

自分の干支を大事にするのはもちろんですが、じつは裏干支(向かい干支や逆さ干支ともいいます)も大事にするといい干支だったり(^^)

 

十二支を円に並べたときに、その干支の向かいに来る干支のことです。子年なら午年。

自分の干支の性質とは正反対の性質を持っていて自分にはないパワーを与えてくれるだとか…

自分の干支と裏干支とを一緒に入れた動物の着物なんかもあったらいいなーと思ってみたり。

 

 

干支に関する豆知識でした(^.^)!

今年もどうぞおかだやをよろしくおねがいします!

2020.02.04

シルクロードの留袖その3

前回、砂漠の風景を額縁のように切り取って着物に入れたところでした。

 

 

「この額のところは実際出来上がるとどのように仕上がってくるんですか?」

と、S様。。

白黒のこのざっくりしたイメージ画からは想像がつきにくいですよね(^^;

 

小紋箔という小紋柄の型を用いて金銀を置く技法を使う予定です。

ほかの着物から、参考画像ですが赤色で囲ってある所の金が小紋箔です。

柄は様々なものがあるので作家が着物全体を見て柄を選びます。

 

 

ですが、、今回S様は額がない形がいいということで入れ方を変更です。

 

大きく裂取をした下の空間に風景を差し込むことに。

 

希望を聞きながら少しずつ変わっていくイメージ画ですが、

あら、こちらのほうが先日よりもスッキリしてよくなってきましたね!

 

黒留袖の黒いところを塗ってみるとこのような雰囲気です。

少しイメージがつきやすくなってきたでしょうか(^^)

 

S様のイメージ画はこれでほぼ完成です!

 

次は京都の作家にイメージ画を送って原寸の下絵を描き起こしてもらいます。

 

つづく

2020.02.29

2枚の羽織を1枚の四つ身に

お宅に着ない着物がたくさんあるというN様。

何か新しく子供用に仕立てれないかと、羽織を持ってきてくださいました。

 

大人がそのまま着るとなると少し派手な絞りの羽織です。

でも羽織1着だと子供用にするにも生地が足りません。

 

そこで2枚の羽織の生地を継いで1枚に仕立てました!

 内揚げという帯の下に入る位置の縫い込みで柄を切り替えるという大胆な構成で。

衿も、首の後ろのところで天継にしてあります。左右の衿がクリームと赤にわかれているんです(^^)

衽でも生地を変えてあります。

 

実はとっても苦心した1枚です(^^;

 

「ただ継ぎ接ぎしただけでしょ?」

そんなことないんです( ; ; )

 

羽織の前身頃の生地は前落としといって幅が狭く切られています。

その部分をどう使うかな〜、、

羽織は背中にメインの柄が出るようになっているので着物にした時の柄出しをどうしようかな、、

ハサミをいれてからだと取り返しがつかないので寸法を測って慎重に考えていきます。

 

たーっくさん悩んで、なんとか仕立て職人さんのお力を借りてなんとか形になりました!

柄もいい位置に出てて可愛く仕上がったと思います(^^)

 

 

3月に着て貰う予定でしたが、最近のコロナの騒動でどうなるか未定とのこと、、

なんとなく鬱蒼とした空気が漂っているので可愛い着物を着て明るい気分になって欲しいですね!

 

2020.03.05

問い合わせフォームについて

いつもおかだやのHPご覧いただきありがとうございます(^^)

 

 

HPの下部にお問い合わせフォームを設けているのですが、

 

(↑こちらのデザインのバナーから)

 

 

こちらの不都合でうまくメッセージが受信できていなかったようです…

お客様からご指摘いただきまして、遅くなりましたが改善しております!

大変ご迷惑をお掛けしました。

 

もし、メッセージ送ったけど連絡来てないよ!

という方いらっしゃいましたらお手数ですが再度問い合わせいただけると幸いです。

 

 

今後ともおかだやをよろしくお願いします!

 

2020.03.27

絵画をオマージュした羽織

オーダーで作った抽象的で大胆な絵羽の羽織。

テーマはエゴン・シーレ

 

エゴン・シーレとはオーストラリアの画家です!

シーレの絵画には人物画が多く見られますが実は風景画もよく描いていました。

その風景画をイメージにして羽織をつくって欲しいとのご依頼。

 

おかだやとしては「フォーマルからカジュアルでも着れるように」と絵羽模様で、でもありきたりでない柄にしました。

独特なセンス・美意識をもったF様に合わせてデザインしています。

 

肩から前身に、肩から後身に、、

大きく切った曲線の場には「一珍」(いっちん)という技法を使っています。

 

↑こまかいひび割れのような線が入っているところが一珍です。

こんなに大胆に大きな場に一珍を使っている着物はまず見かけません。

 

全体に輪郭のはっきりしない色の重なりはダンマルという樹脂を使って染めています。

 

(一珍やダンマル等おかだやでよく出てくる技法はまた個別で記事にしますね。

説明を書こうと思っていたら随分長くなってしまったので(^^;))

 

↑この時は訪問着に合わせてますが、紬などの普段着もよく着られるのでその着物にも合うと思います(^^)

 

黒い線が効いてますね♪右の後身の所は銀も入ってます。

 

 

しっかりたくさん着てやってください〜(°▽°)

 

2020.04.01

留袖のお誂え その5

長いことおまたせしてますS様の留袖の続きです。

 

前回、「寿の文字をいれたら?」とご提案を頂いたところまででした。

上前、衽の上部に寿をいれてみました。

 

画像をよく見てみると、、

寿と花が入れ替わっただけでなく全体が変わってるのがわかりますか?

鳳凰の位置も衽線にかかっていたのが右にズレ、描かれていた花も変わっています。

衽の裾のところは娘さんのご希望の朝顔に(^^)

 

なにか1つ変えようと思うとバランスをみて全体が変わっていくことはしばしば。

その都度どうですか?と伺い、コミュニケーションをとりながらつくっていきます。

 

イメージ画のはこれでいいとS様に了解を頂き、今度は作家が原寸下絵を描いて貰います。

 

実際の下絵↓

写真だとサイズ感はわかりませんね(^^;)

この下絵をもとに着物をつくるので精密に描かれていますね。

 

 

作家もイメージ画を元に考えながら下絵を描き起こします。

なのでイメージ画とは変わってくるところも…

例えば寿の文字が細い線になっています。作家に意図を聞けば、「箔を使うなら面積が大きくないほうが野暮ったくない」とのこと。相談しながら修正をかけていきます。

 

作家の意見も尊重しつつ、やっぱり、、というところは手直しをいれます。

 

調整をしていき、ここまでで下絵は完成です。

あとは染め上がってくるのを待つだけ!

 

 

…ですが、この着物は黒留袖です。五ツ紋をいれるのですが、そこでおかだやからの提案が…

また次回、ご紹介します(^.^)

 

 

2020.04.02

お気に入りの着物を着たいっ!

今度お孫さんが7歳の七五三だというT様。

 

四つ身を…とのことですが、娘さんが

「この一ツ身がお気に入りでなんとしても7歳でも着せたい!」と強く思ってくれているそう。

この一ツ身、ボカシの無地だったものにかつておかだやで柄をいれたものです。

上前に名前と花紋を松竹梅でいれたシンプルなもの(^^)

娘さんもですが相手方の親御さんも気に入ってくださっている1枚で、

宮参り・3歳と着たけどもう1回7歳でも着たい!

 

通常一ツ身だと7歳ではサイズが小さくてそのままではどうやっても着れません。

普段なら「四つ身を新しく買いなさい」と言うところですが愛着や思い入れを持ってる着物ならばどうにかしてあげたいところ、、

 

もし、お家に着ない着物等があればそれと継ぎ接ぎしていいならなんとかしましょう。

 

そう言ったら早速赤い絞りの羽織を持ってきてくれました!

丁度色の組み合わせはピッタリ合ってますね!

 

 

ハサミをいれてしまったら後戻りできません…いいですか?

再三確認をさせてもらいます(^^;)

 

どうするか構想を練り中です。

出来上がりをお楽しみに…(^^)

 

2020.04.03

舞台映えするシルクロードの着物

 

東京での詩吟の大会用につくった着物です(^^)

舞台映えするように華やかな地色でシルクロードの柄をいれました。

 

とっても鮮やかでハッとするブルーです。

昨年12月の錦川流の踊りの会で行ったファッションショーにもこの着物で出ていただきました。

舞台に出られるようにつくった着物なのでやっぱり舞台映えしました(^^)

 

生地はさわやかちりめんといって今夏物として一番おススメしているものです。

単衣で仕立てて、単衣の時期から盛夏の間も着ることができます。一番着やすく涼しい生地です。

いまは春から秋まで暑い時期が長く、夏は異常に気温が高いので出来るだけ涼しいものをおすすめします。

 

柄は衽から脇、脇から後ろへ大きくVの字をスキッと描きました。

肩のとり方も小粋でしょう(^^)

染めには一珍という技法が多く使われています。一珍の表情も様々。

さらには「一珍」と「うたせ」という糊置きの技法をあわせたおかだやの作家独自の技法も使われています。

写真が小さくてわかりづらいので技法はまたべつのときに。。

(技法の話をわかりやすくお伝えできるようにずっと文章を考えてるとこです(^^;))

 

 

K様にとっても似合ってたこの色。

舞台に立つと客席からワッと歓声があがるほどだったとか。

こんなに「羨望の眼差しを受ける経験は他にないわ!」と仰ってくださいました。

 

 

 

そして、、今後着るには色が派手だと仰られるので地色を染め替えます。

実は染め上がってきて、ご本人にも確認していただきました(^^)

 

チラ見せ^_^

これから仕立てにはいるので仕立て上がったらまた紹介させてください〜!

2020.04.04

地色を残して絞りを染め替え

こちらの絞りの訪問着。以前お持ちの着物をおかだやで染めた着物です。

 

過去のお直しやお誂えは写真の記録に残ってないものもたくさんあります(^^;

洗いや寸法直しでおかだやにまた持って来てくださったときに写真撮らせて貰ったりしながら記録を増やしてるところです〜

 

そこでこのお着物。

「色が派手で若くて、着づらい」

とってもよくあるこのご相談。もとの着物の写真がないのですが…

 

↑柄として残っているグリーンが元の色です。

 

元の地色を柄として残して、絵羽模様にして訪問着に(^^)

 

花柄の短冊のところは色を抜いてから花を描き足しました。

 

全体が鉄紺色でシックになったのでこの先も長く着られる着物になったと思います。

派手だったグリーンもポイントとしていい色だと思いませんか(^^)

 

色や柄が好みでなかったり自分に合わない気がして着ないものもこうして新しく生まれ変わらせることができます。

着物自体はたくさんあるのに、実際着るものが少ない…というときなど

持って来てくだされば相談にのります(^^)

 

実際、「その着物を染め直したりするよりは新しく買った方がいいですよ」ということもあります。

逆に「少々お金がかかってもなおす価値があるお着物ですよ」とか

「母の着物だから大事にしておきたい」「ならやりましょう!」とか

お話を聞きながらケースバイケースでアドバイスしますので

着物ってどうしたらいいかわからないってときは気軽にどうぞ(^^)

 

 

2020.04.08

【袖継】お母さんの着物だから

なんだかおかだやの定番になりつつある振袖の袖継です。

来年、成人式を迎えられるお嬢様が着たいとの要望です。

 

今回は長崎からの依頼でした。

電話で問い合わせいただき、メールと電話を繰り返しながらの進行になりました。

地元の呉服屋さんを何件か回ってなんとかできないかと相談に行ったそうですが、どこも断られてしまったそう…

そんな事までして着られるよりも、買われた方ほうが…」とすすめられたり、レンタルを検討したりしたそうです

 

でももし直せる可能性があるならその問い合わせもせずに諦めたくない、そこで広島の当店をみつけてくれました。

お嬢様自身がお母さんの着物を着たいと強く思っているようでしたのでおかだやで引き受けさせてもらいました。

着物と一緒にお嬢様からお手紙も。

 

「初めて見た時からこの着物を気に入っていましたが、振袖として着ることは諦めなければと考え始めていました。

母の着物ということもあってか、この着物を他のどれよりも気に入り、着たいという気持ちが強くなっていたので引き受けて頂けて今本当に嬉しい限りです。」

 

丁寧なお手紙まで頂いてますます、精を尽くしてやらせて頂こうと思いました(^^)

 

 

今回の振袖の難しいところは、袖の切れ目がほぼ無地だということです。

過去の例だと袖を継いで柄が途切れてしまうところに同じ柄を描きたすだけでよかったのですが、今回はそうもいきません。

着物を見てると顔まわりもほぼ無地です。

袖の縫い目に新しく柄を創作するのと、同時にバランスを見て他の場所にも柄を足したほうが袖だけ柄が浮かない・着姿も華やかになるとおもって身頃や胸元への柄足しも提案させて頂きました。

 

何か花を足すか、、金で霞取のようにするか、、作家と相談しながら、お客様にも提案して希望を伺いながら、、

 

蝶を全体に飛ばそうということになりました。

 

 

出来上がって写真を送ると

とても華やかになっていて、感動しました。 着付けした画像まで送って頂いたので、イメージがしやすかったです。
娘も主人も何度も画像を見て「スゴくいい!」と喜んでおります。
 
よかった(^。^)ホッとしました。
 
なかなか吊るしてある写真だとイメージがわかないと思ったのでボディに着せてみました。
 
 
 
お客様からOKを頂いたので最後の仕上げをして完成です。
 
 
 
成人式、前撮りもされるかと思ってはやめに仕上げさせてもらいました。
いい成人を迎えられるようお祈り申し上げます(^^)

2020.04.22

休業のおしらせ

 

突然のお知らせになってしまって申し訳ありません。

 

新型コロナウィルス感染防止に伴って広島県の休業要請も受け、

おかだやも本日22日〜5月6日まで店休とさせていただきます。

 

また5月7日からは通常通り営業を予定しております。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

何かお急ぎの場合はお電話ください。

082-275-0529まで

 

2020.05.07

着物をしまう前にお手入れをしましょう!

長いお休みをいただきましたが、本日から営業再開です。

今まで通り営業時間は10:00〜19:00、日月祝定休日としております。

 

今まで、またこれからもお家で過ごされる時間が長く、箪笥の整理をされている方も多いのではないでしょうか(^^)

暑くなってきたのもあって袷の着物はまた来シーズンまでお休みとか…

仕舞い込む前にお着物の汚れなど状態を確認ください。

ファンデーション汚れや何らかのシミはもちろん、

目に見える汚れがなくても、汗が染み込んでいると時間が経つにつれ生地の黄変などになってあらわれる可能性が高いです。

 

 

ちなみに着物を干すだけでは汗の成分はとれません💦

よく「着た後に干しておけば大丈夫ですか?」と聞かれるのですが、湿気が飛ぶだけで

汗の成分の塩分やカリウム、マグネシウムもろもろ…は残ったままになって何年かしたら黄色いシミのようになってしまいます。

 

当分着る予定のないお着物は洗いに出しておくと安心です。

「いつ着ましたか?」

「次はいつ着ますか?」

「着た時の状態(汗をかいた・雨が降っていた・何のシミがついたか等)はどうですか?」

と聞きながら、丸洗いにしたりシミ抜きだけで済ませたり状況によって対応をさせてもらいます!

 

ぜひ長いお家時間を使ってお着物確認してみてください(^^)

 

 

 

 

☝︎毎年のことですが広島商工会議所の「いい店ひろしま」に今年もおかだやも変わらず載ってます(^^)

2020.05.30

オーダーメイド着物の地色をリメイク

 

舞台映えするシルクロードの着物

以前、おかだやのオーダーメイドで作ったお着物。

 

12月のファッションショーで着られて、それを最後に地色を染め直しました。

 

柄の周りを巻きボカシにして元の地色も残しました!

 

最初は柄に糊伏せをして、柄のキワまで染めてしまおうかと思っていましたが、

このお着物を見た人がみんな口を揃えて「染め替えるなんてもったいない!」

って仰られるから面影を残してみました(笑)

 

 

実際、巻きボカシにして正解だったと思います。

柄の迫力が出てきたのと、肩の所が特にラインによって洒落感が強くなったと思いませんか?

 

ご本人は着物を着ると不思議と派手というか華やかさの増す方なのでよく似合われるでしょう(^^)

 

 

鉄紺という色に染めました。

もとの地色が少し響いて鉄紺より、より紺が強い感じになりましたが

スキッとした濃い紺で、夏場に着られるとカッコいいと思います〜!

 

またこの着物を着て舞台にでたいとおっしゃってくださいました。

何か機会をつくらないといけませんね^^

2020.06.06

オーダーメイドならではの先紋

黒留袖には格の一番高い五つ紋を入れます。

背中の真ん中と両袖の後、前の左右胸の位置と5つ入ります。

 

 

市販の留袖の紋の位置がどうなってるか見たことありますか?

まだ買い手がついてない間はどんな紋が入っても良いように紋位置を白く丸で抜いてあります。

それを石持(こくもち)といいます。後から紋を描き込めるようにしてあるんですね^^

 

 

ですが、

おかだやの留袖はゼロからのオーダーメイドです!

生地を染める前からお客様の紋は決まっているので先紋ができるのです〜!

先紋(伏紋)とは白生地の段階で紋の部分に染まらないように糊を置いて生地を染め上げることをいいます。

初めは石持でも先紋でも見た目には変わらないですが、

何十年と経つと石持はやっぱり後から描いたところと地色に少し差が出てきます。

 

おかだやは何十年と孫子の代まで引き継いでもらえる着物を、、と考えて日々着物をつくっているので先を見通して先紋のお勧めをしています。

紋を伏せるのもその専門の職人がいます。細か〜い小さい紋の型を彫って正確に伏せる特別な技術です。

先紋であるというのはオーダーメイドでつくった着物だという証拠でもあります。

良い着物をオーダーでつくったと代々、子に伝えて大事にしていただきたいですね^^

 

この度のS様の留袖、シルクロードの留袖のS様(どちらもS様でしたね。。)

先紋で留袖をつくっています。

 

 

今回のこの2枚の留袖は「もう一工夫」、紋にこだわりがあります・・・😉

それはまた次回、紹介しますね!

2020.06.11

着物をコートに仕立てかえ

もう中国地方も梅雨入りですね。

朝から雨脚が強いですがいかがお過ごしですか😀

 

ある着物を1枚、雨コートに仕立てかえました。

ちょっとご紹介。

 

琉球花織の着物でした^^

沖縄の織物の花織は糸を浮かせて作る小さな点で、さまざまな紋様を織り表します。

一目でそれと分かるほどに特徴的。とても華やかで上品な織物です。

元は長着だったのを雨コートを持っていないので雨コートに仕立てかえました。

生地に撥水加工を施してコートの形に仕立てます。

 

コートは衿の形をどうしようかなって考えるのが楽しいですよね〜

今回は「千代田衿」になりました。

着物は基本的に直線縫で仕立てるのですが千代田衿は曲線になっています。

型紙を使って曲線にします。仕立て師さんありがとうございます

 

今回はお好みで少し衿の幅も広めにしています。

縦の柄が素敵なコートに仕上がりました。

雨コートとちりよけ兼用です^^

着物を着られるようになるとだんだんと羽織、コートと欲しくなって来ると思うので、

もしおばあさまやお母さまの着物など

着ないものがあれば羽織やコートに仕立て替えるのもオススメ

です!

 

 

今後、もし着物が雨に濡れてしまったことがあれば、洗いに出すときに「雨に濡れました」と教えてください^^

見た目に変化はなくてもそのままにしていると雨の中の汚れなどが着物に付いている状態なので、後々黄変などになって出てくる可能性があります。

 

見てわかる泥はねなどの汚れももちろん洗いに持ってきてくださいね!

2020.06.13

羽織を帯にリメイク

羽織を帯に

大変お待たせしました!

羽織を帯にリメイク出来上がりました。

羽織を解いて反物に戻したあと、柄を入れて黒共帯を裏に使って仕立てました。

 

大胆に3色を大きく入れました。

3色の切れ間をスッと残すことでキレが出たと思います。

大島など普段着にとても合う雰囲気になりました。

この生地、F様も柄を気に入っていらっしゃいました。

解いて色を入れてみて気づいたのですが、生地の地紋に南蛮船の柄が描かれてる!

細かい型の小紋で地紋はほとんどわからないようになっていたんですね。

色をかけたところを角度を変えながら見るとなんとかわかる程度。

帯に仕立ててみたらまたわかりづらくなりましたが、隠れ模様ですね。

じっと時間をかけて観てると楽しい生地でした。

ぜひたくさん帯として締めてください〜!

2020.06.15

かなり難題の振袖汚れ

 

どこに持っていっても無理と言われました

 

こちらの振袖かなり広範囲に変色がありました。

S様が言われるには昔雪の日に着たのだと。そして多分そのまましまい込んでいた可能性が(^^;

 

おかだやの作家も「難題を簡単に引き受けないでください・・・」と(笑)

 

でもこの振袖は手描きの友禅でなかなか良いお着物です。

手放すのはもったいない、どうにか変色を隠しましょう。

とても広範囲に小紋箔を入れました。

柄を避けて金を入れます…なかなか手間のかかる仕事です。

裾・袖・肩の白地の部分にはほとんど金を入れました。

(細かい金で、引きの写真じゃほとんどわかりませんね・・)

小紋箔とは小紋の型紙を使って金・銀の箔置きをする技法です。

様々な小紋があり、着物の柄や雰囲気によって使い分けます。

お尻の下あたりも多く黄変になっていたのを金で隠しました。

 

 

この振袖の裾の紺の部分にも初めから霞と鳥の小紋箔が使われていました。

柄が喧嘩することなく、どちらも元からあるかのように馴染んでるでしょう。

金が増えてより豪華な振袖になったと思います。

 

今度姪御さんが成人式で着られるそうです。

この着物を誂えたS様のお母さまもとても喜んでくださっているようです。

おかだやもお力になれたかな、と嬉しく思います^^

2020.06.17

シルクロードの留袖その4

前回まででイメージ画が完成しました。

それを京都の作家に原寸の下絵に描いてもらいました。

この原寸の下絵はそのまま反物を染める時の台になるので精密に描きます。

      

写真じゃスケールが伝わりにくいですが原寸大です。

 

 

これをまた最終チェックに入ります。

大きな松皮菱の取りの形がしっくりこない…

本当は留袖の完成の期限があるので少しでも早く染めに取り掛かりたいところですが、

ここで妥協してしまうといいものができないのでグッと堪えて修正をします。

大きい形を修正するので描き直しが大変です。

あぁでもない。こうでもない。

 

今度こそ、修正ができたら染めに入ります。

地色の黒は黒染屋に持って行きます。

黒という色は特別な色で、他の色とは別に専門の黒染屋さんに頼むのです。

 

今回は、オーダーメイドの留袖なので黒地を染める前に先紋(伏紋)をします。

詳しくは下記の記事をどうぞ^^

オーダーメイドならではの先紋

 

もうあとは染め上がるのを待ちましょう!

2020.08.11

お盆休みのお知らせ

長い梅雨があけて、暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

2020年のお盆やすみのお知らせです。

13日(木)まで通常営業をしております。

休みは8月14日(金)〜17日(月)の4日間です。

また18日(火)から通常営業です。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

 

 

2020.08.12

【告知】日本のきもの文化を守るプロジェクト

令和2年8月20日(木)〜チケット販売開始

着物の職人の仕事を確保しようという目的のプロジェクトを「ヒロシマ和装文化の会」で立ち上げました。

今年に入ってからコロナの猛威がふるい、着物を着るイベントがなく呉服業界にも大きな影響が来ています。
着物を着ないので、何より着物の生産量や着た着物のクリーニングが減ります。職人の仕事が減るということです。
ただでさえ高齢化で後継者不足を言われているのに、今仕事がなくなれば後継者がいないまま職人も辞めていってしまいます。

なのでクラウドファンディングというシステムを使ってインターネットで着物の洗いや染めの加工を募ることができればと思ってはじめました。

クラウドファンディングで着物加工ができる「職人応援チケット」を購入していただき、着物の洗いを依頼されるときにそのチケットでお支払いができるというものです。加工に応じてチケット購入金額より割増した金額の加工ができます

8月20日(木)からチケット販売開始です。

 

チケット購入先(クラウドファンディング)↓↓

日本のきもの文化を守るプロジェクト

 

 

例)10,000円のチケット購入→13,000円分の仕立て・洗い加工

または

例)10,000円のチケット購入→11,000円分の染め加工

(割増率が洗い・仕立て加工は3割、染め加工は1割になります。)

 

販売されるチケットには上限があります。なので早めに購入されることをオススメします。
チケットの購入が難しい方はおかだやで代理購入をするのでお問い合わせください。
チケットの使用期限は令和3年2月です。
洗いや染めを依頼される際にチケットのご利用を申し付けください。

 

ご質問はどうぞいつでも受け付けております^^

クラウドファンディングのサイト【camp fire】→ https://camp-fire.jp/

2020.09.24

一つ身を四つ身に!?

お気に入りの着物を着たいっ!

↑こないだ相談に来てくれたT様の一つ身。

 

そのままでは7歳のお子様ではサイズアウトでどうしても着ることができないので

絞りの羽織と合わせて四つ身に仕立てることになりました。

 

一つ身は反物の幅で仕立てているので背縫いがないのが特徴です。

(↑背の真ん中に縫い目がありませんよね。)

四つ身には大人の本断ちに似て、背縫いがあります。

背縫いをどうするかなぁ。

少し摘んで縫って見せかけの背縫いをつくるか、縫い目を1本通して糸の線をつけるか考えました・・・

 

今回は「元は一つ身のものを仕立て替えた」という記念(?)に

あえて背縫いはないままにしよう!

背の中心に模様もあるのでそのほうが綺麗だと考えました。

 

 

裄と身丈が足りないので生地を足します。

それでも通常の四つ身より小さめですが、お子様の身長を聞いて着ることができる寸法にしました。

 

裾と脇、袖に生地を足しています。

実際に着るときには身揚げをするので肩の絞りの部分の面積は小さくなってより可愛く見えると思います^^

 

長襦袢もお持ちの大人の物を子供用に仕立て直しました。

半衿は絞りの羽織の残り裂を供で使ったら可愛いですよとオススメ^^

「この着物はなんという着物になるんですか?」

こう聞かれましたが、呼び方はありません(笑)

一つ身でも四つ身でもない着物です。

着物や長襦袢の残り裂でT様手作りでつまみ細工の髪飾りや、志吾貴を準備したそう!
作ったものを見せてもらいましたがとっても可愛いかった〜っっ!

また近々着た写真をシェアしてもらうのを楽しみにしてます〜!

2020.12.25

年末年始休みのお知らせ

新雪の候 寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

この年末年始お休みのお知らせです。

29日(火)まで通常営業をしております。

休みは12月30日(水)〜1月5日(火)の7日間です。

また、1月6日(水)から通常営業です。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

お急ぎの用がある方は080-6310-7858までご連絡ください!

 

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   この年末、登録していないものがあればご登録をお願いします!

新しくLINEアカウントを開設しました

年始のご挨拶をLINEでもさせて貰おうと思うのでぜひこの機会に友達登録お願いします🤝

2021.01.07

【2021】新年あけましておめでとうございます!

 

新年あけましておめでとうございます!

皆様、年末年始いかがお過ごしでしたか?
外に出かけることも少なく、お家でゆっくり過ごされたかな〜。

昨年から日本、世界中がコロナによるパンデミックにのまれ、生活様式がずいぶん変わった方も多いのではないでしょうか。

呉服業界もコロナの波に煽られ様々なところで影響が出てきています。
そんな中、少しでも「着物に関わる職人の仕事を確保したい!」との思いでヒロシマ和装文化の会主宰で

日本のきもの文化を守るプロジェクト」と題したクラウドファンディングを実施致しました。こちら

きもの職人の仕事が絶えてきもの文化、ひいては日本文化が廃れないようにとの主旨のもと多くの事業様に賛同いただき、広島市の助成を受け実現したプロジェクトでした。
お陰様で大変ご好評で、45日という期間で16,390,000円というとても大きな記録的金額を募ることができました。

支援金額に応じて仕立てや染めをサービスする内容で、お客様皆様にとってもお得で価値のあるものだったのではないでしょうか。

こちらとしても主旨に共感して支援いただいた方が多く、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

コロナで暗くなるばかりでなく皆様の御心持ちで暖かく優しい1年が過ごせました。ありがとうございました。
(昨年末に感謝をお伝えしておくべきでしたね。遅くなりました…)

 

また2021年、今年はおかだや七〇周年!(ちょっとサバよんでるかもw)

皆様に何か感謝の気持ちをお返しできたらと思ってイベントなど企画しております。
お客様の明るい日常を着物でご支援させていただくために精進してまいります。
おかだやは新しいスタッフも迎えて新体制でやっていこうと思います!

どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

 

画像は干支の色紙をつくってくださるK様から今年もいただきました!
ありがとうございます!毎年可愛くて、いつもお店に飾らせていただいてます!
みかんは年末にお客様がその場でおかだやスタッフの似顔絵を描いてくださったのを飾っています^^
お茶目でいいでしょう♪

Gっちさんお手製寄せ植え^^

年末年始は店内の飾りがたくさん!嬉しいです〜!

 

2021.01.13

お袖が消えた振袖?

おかだやと長ーい付き合いでしたY様のおばあさま。

生前おかだやで買っていただいていた絞りの着尺が出てきました。

 

今度お孫さんの成人式、せっかくならこの絞りの着尺で振袖をつくろう!となりました。

この反物、本当は5丈(振袖をつくるのに必要な生地の長さです)あったはず。

訪問着に仕立てようと思っていたのか、すでに反物が切ってあります。

そして振袖分の袖の生地がありません!スカーフにでもしてどこかにやってしまったのかしら…

それなら、他の生地を足して袖を長くしましょう!似た絞りの生地を足すことにしました。

 

この絞りは白黒の小紋柄になっています。

成人式で着るのだし、色を入れて華やかにしましょう。

裂取りの柄にカラフルに色を入れました。

足す絞りは柄がはなかったのでななめのストライプ柄にしました。

 

袖だけじゃなくて前身頃にもななめの柄を入れて絵羽付けの柄にしようかとも考えましたが、

今回は潔く袖のみに。

 

どう仕立て上がってくるかソワソワしていたんですが可愛くできました〜!安心。

 

お手持ちの帯や小物とコーディネートを合わせにご本人が試着!

「私によく似合うわー!」

ほんとにその通り^^

お姉さんたちもいらっしゃるけど一番この着物が似合うのはお嬢さんでしょう!と満場一致でした。

着てみると袖も違和感なく馴染んでます。

袖が全部同じ柄だったらちょっとうるさかったかもしれないので別の生地を足したのは正解だったかもしれませんね。

 

帯も小物も持ってるものでぴったり合っていたのでそれを使ってもらいましょう。

でも成人式で白い帯にするか黒い帯にするか決めきれない様子…

 

 

 

前撮りと当日と別の帯にしたらいいのよ^^楽しみが多くてワクワクしますね!

実際前撮りの際には白い帯と黒い帯どちらも締めました!

写真ができあがるのが楽しみです〜(^^)

 

皆さんはどちらが好きですか?

2021.01.15

お手持ちの着物を四つ身(子供用)へお直し!

こんにちは、おかだやです。

今回は思い入れのある着物を四つ身(子供着物)へリメイクしたお話です。

四つ身とは、こちらの記事をご参照くださいhttps://gofuku-okadaya.com/2319/

お直し、打ち合わせ

オリジナルの着物を着たいとおっしゃってお手持ちの着物をおかだやへ持っていらしたO様。

昔お母さまに買ってもらった思い入れのある着物だそうで、

「孫の四つ身(子供用着物)にできますか?」とのこと。

素敵な花柄はいかしつつ、面白く世界に一着の着物をと思考を巡らせ

「花に遊ぶ妖精達をいれてはいかがですか?」とご提案しました。

ご快諾いただき、妖精を描き入れた四つ身へ変身♪

お直し完了

オーダーメイド  四つ身 子供着物

出来上がった四つ身をご覧になったO様。

まさに世界に一つだけの四つ身に感激してくださり、

「代々、大切に受け継ぎます!」との、嬉しいお言葉を頂きました♪

20体いる妖精は同じ物は一つもありません。

その後、七五三に四つ身を着ていかれたそう。

お孫さんも「かわいー、かわいー」っと連呼され、気に入られたご様子だったそう

本当によく似合ってかわいい♡

素敵な思い出を作るお手伝いができ、おかだや一同幸せに思っています。

2021.01.27

着物が黄色くなったらカビ?!

カビの見分け方

こんにちは。今日は、カビにつてのお話です。
カビで悩まれ、おかだやにいらっしゃるお客さまは大勢いらっしゃいます。

ただ、カビを見分けるのって難しいんです(汗)

このように着物の裏(胴裏)が黄色くなるのは黄変といって、カビが原因なんです!

こんな風に、着物に白いてんてん黒いてんてんができるのは、カビの場合が多いです。

黄色くなってしまったカビや白いてんてん(黒いてんてん)などのカビが進行すると着物の色を変色させたり、抜いてしまう事があります。
そういった場合にはおかだやでは「色掛け」「柄入れ」等の技法を使って修復します
あきらめなくて大丈夫です

カビが生える原因

カビの原因

カビの原因といえば日本の気候による湿気。
とはいえ、同じ場所で保管していたのにカビが生えるモノと生えないモノがありますよね。違いは
・生地に残ったノリ
・着物に付いた汚れ
なんです。原理は、ご飯とお餅にカビが生えるのと同じですね。

そして、カビを放置してしまうと酸化してサビの一種になっちゃうんです(汗)

カビの原因


最後はこのサビが原因で着物の色が変わったり(変色)、色が薄くなったり(色抜け)するんです。

予防方法

予防方法としては、しまい込む前に汚れの点検とクリーニングをすることをオススメします。
きちんと汚れが無い状態であれば、しまい込んでいても後から染みやカビが出ることはありません。

2021.01.29

無地の着物を柄物に!

無地の着物は着ずらい?

こんにちは、おかだやです。

今回は、オーダーメイドお直しのお話です。
無地の着物をお持ちになった〇様のお悩みは
「訪問着には地味」「普段着でも面白くない」との事でした。

さて、どう直すか……
ご相談のなかで、ご一家全員がワインがお好きと判明!
そこで
ワイン柄を入れ、ホームパーティーでも着れる華やかなオリジナル着物に仕立て直しては?
と提案させていただきました。

変身♪


変身後のお着物がこちら!

水色との相性も良く上品な華やかさを出せだと思います。

スワトー刺しゅうの良さを生かしつつ華やかなオリジナル着物に仕立て直りました。

お披露目するのが楽しみです♪

2021.02.03

着物の汗染みをクリーニング

こんにちは、おかだやです。
本日は、着物の汗染みクリーニングについてのお話です。

着物の汗染みをクリーニング

クリーニングして保管したのに、染みができてる!

クリーニングして保管したのに、染みができてる!

みなさん、今まで着物をクリーニングしてから保管して置いたの染みが出来ていたなんて経験ありませんか?
プロに任せたのになんでー?!って思っちゃいますよね。

でもでも、ちゃんと理由があるんです。
それは、業者さんが対応を間違えてドライクリーニングしてるからなんです!

染みが落ちない原因

染みが落ちない原因

染みが落ちない原因は、ドライクリーニングしかしていないから。
例えば理由は、汗の場合汗の中には塩化ナトリウム等の成分があり、ドライクリーニングではその成分がそのまま残ってしまうからなんです。

その為、生地に残った目に見えない成分が時が経つと酸化して汗染みとして出てきちゃいます。具体的には、こんな感じです。

これは、汗の成分が残った事でできた染みです。

正しい汗の取り方

正しい汗の取り方

ドライクリーニングが汗に効果がないのは分かりました。
汗を取り除くクリーニングでは水洗いが必要です。

クリーニングに出す際に「汗が付きました水洗いをして下さい」と言って下さい。

クリーニングはおかだや


ちなみに、おかだやでは水洗いを採用しています。
万一、酸化が進んでいて汗染みが残る場合(時間が経ちすぎている)は色を入れ直したり、柄を上から入れるなどで修復します。
他店で落ちなかった物も、あきらめずにご相談(無料)くださいね。

営業時間:10:00~19:00  ℡:082-275-0529
定休日:日・月・祝日・お盆・年末年始(洋服などのクリーニングも歓迎です。)

2021.02.04

着物のひどい汚れには柄を!【着物リメイク】

こんにちは。70周年を迎えました、おかだやです。
今日は、汚れや傷みがあった白大島にダイナミックな柄を入れ一点物の着物へリメイクしたお話です。

着物のひどい汚れには柄を!【袖には金箔でアレンジ】

着物のひどい汚れは柄物へアレンジ

頂いた白大島を持っていらっしゃったF様のお悩みは

  • 汚れ・傷みがある
  • 汚れを隠すだけでは、面白くない

そこで、おかだやとしては肩身変わりのようなダイナミックな柄を入れ、F様のエネルギッシュさを表現しましょうとご提案し、快諾を頂きました。

袖などに金箔を加えて一点物へリメイクされた着物

柄を加えて一点物の着物へリメイクされた着物がこちら

袖に金箔柄を加えて一点物へアレンジされた着物
袖に金箔柄を加えて一点物へアレンジされた着物

いかがでしょうか。
大きな葉を黒のシルエットで表現して袖の生地には通常使わない金箔をあえていれた遊び着にしました。

着られたお姿はこちら♪

袖に金箔柄を加えて一点物へアレンジされた着物
袖などにな金箔を入れて着物をリメイク

ダイナミックな柄を見事に着こなされていて、すっごく、似合ってます♡

お客様ご感想

「わたしに合う独特な柄に変身できた!」と喜んで頂き、嬉しい限りです。
おかだやは「その人に」似合うようにデザインを心がけています。
ご満足いただけたようで安心しました。本当にありがとうございます。

2021.02.05

洋服のシミ抜き

大事なブラウスやネクタイ・ジャケットにしみがついてしまった!

大事なブラウスやネクタイ・ジャケットにシミがついてしまった!
クリーニングに持っていったけど「落ちませんでした」と返ってきたことはありませんか?

洋服スーツのシミ ジャケット クリーニング 
洋服スーツのズボン シミ クリーニング

このジャケットとパンツはコーヒーがついてすぐクリーニング店に持っていったけどシミが残ったままになったのでおかだやに持ってきて再度しみ抜きをしました。

呉服屋に洋服のクリーニングは持っていきづらいな

洋服ネクタイ シミ クリーニング

実は着物のクリーニングの技術ってとっても高度なんです!

洋服のクリーニングは持っていきづらいな…そう感じるかもしれませんが試しに一度持ってきてみませんか(笑)

クリーニングでしみが落ちない理由の多くは「そのシミに適した対処法」で洗っていないからです。
油性の汚れは油性で、水性の汚れは水性で落とす必要があります。
ドライクリーニング(丸洗い)では水性の汚れを落とすことはできません。
単純に手間をかけてあげないと落ちないものもあります。

例えばお家でブラウスのファンデーション汚れを取りたい時は洗濯機にいれる前に一度襟のところを手洗いしたりしますよね。洗濯機で回すだけでは落ちません。

赤ワイン、紅茶、コーヒー血液などのシミをクリーニング

またコーヒーや紅茶・抹茶・ワイン・血液などついたらすぐに洗わないといけない汚れもあります。染色作用などがあり時間が立つと取れなくなってしまいます。
それらはただ洗うだけではなくその成分を生地からとるための作業も必要になります。
それらをひとつずつ手作業で行っています。

古い汚れなどは酸化が進み、黄変している場合があります。それらはクリーニングでは落ちません。
その場合は漂白という高度な技術を使って落とすこともあります。

シルクの大事なネクタイやスカーフなどしみを諦める前に一度持ってきてみてください。

2021.02.07

成人式に男の子の着物を誂えるとは

こんにちは。おかだやです。
今年の成人式は多くのところで延期や中止になりましたね。
2部制にしたり、小分けにして当日開催された地域もあるようですが広島県はほとんどが延期となりました。
広島市は5月を予定しています。

この成人式に向けてたくさん着物を誂えました!

成人式まであと1ヶ月!!
なんて大急ぎの仕立てが入ったり…成人式がどうなるかは確定していないけどそれでも娘・息子のために式の予定日には晴れ着を用意しときたい!という親心ですよね〜!

その今年成人式に羽織袴一式揃えたひとり、O君。

着物を…特に晴れ着を誂えるってただ購入するってだけの話ではないと思うんですよ。
普段着でなかなか着物を着ない現代だからこそ、特にね。
着物ってその人の背景を反映するものなんです。
「あなたがいたから この着物は誕生した そして孫子の代へ」
おかだやの精神理念でございます。1枚ずつそう思いながらつくっています。
おかだやのHPのトップにも載っているんですよ。

このO君の着物が出来た背景には彼の信念・夢、持っているオーラ。
お母様の直感、行動力、引き寄せる力、彼への信頼・期待。
おかだやがこの親子に巡り合わさせていただいたご縁。もちろんそこに関わっていただいた方全員からのご縁があります。

こんな彼には面白い着物をつくってやろう!
この先長く着れるいい着物があれば、何か彼の人生の転機に力になるかもしれない。

そう思っていたら、お母様に共感いただけてあれよあれよと着物が出来上がりました(笑)

成人の祝いをお誂えの羽織袴で、と決めたわけ」(外部リンクに飛びます)

お母様がとても分かりやすく、気持ちを綴ってくださいました。
「男の子の成人式に着物をつくるの?」と思っていらっしゃる親御さんの進まない気持ちも伝わってきます。
でも着物をつくろう!となった経緯も。
ぜひ読んでみていただきたい!


息子さんを持つ親御さんが着物っていいかもって思えたら嬉しいです。

合わせてこちらも読んでみてください^^

成人式は延期となったからこそ、盛大に」(外部リンク)

O様シェアさせていただきありがとうございます!

2021.02.10

振袖の袖を短くしたい

振袖の袖を短くして普段着に

振袖の袖を短くして訪問着にしたいと思ったことはありませんか?

振袖 袖切る
長じゅばん

振袖の袖を短くして訪問着にしたいと思ったことはありませんか?
成人式をはじめとして未婚の女性が着る第一礼装の振袖。結婚すると着ることがなくなります。
成人式で着て、結婚式で1・2度着ただけなのにもったいないですよね。

振袖の袖を短くして訪問着にすれば既婚でも着られるようになります!

今回振袖を持ってきて下さったN様。
まさしく振袖を訪問着にしてもらえますか。とのご依頼です。
数年前おかだやで仕立てた振袖です。

「袖は切って短くすると元には戻せない?」

長襦袢

今回、振袖と長襦袢合わせて袖を短くしました。


「袖は切って短くすると元には戻せない?」
いいえ。そんなことはありません。


切って短くするのが一番簡単ですが後から後悔しても取り返しがつきません。
なので無双という袖の仕立て方で袖を着ることなく仕立てのみで短くすることが可能です。
もしN様に女の子のお子さんが生まれて将来振袖で着せたいときにはまた仕立て直して振袖で着せることができます。

N様の振袖は縮緬に絞りで柄を入れた上品な着物。実は思い出深い着物です。
振袖に合わせた長襦袢は色から考えて染めた特別なものです。
なんと当時美術系の大学に通っていたお姉さんが自分で染めたんです!
おかだやで白生地のここからここまでこの色で、ここからこの色で…と割り出しを計算してお姉さんが染めるのをお手伝いさせてもらいました。
市販にはない特別な長襦袢ができました!

長襦袢は元々は着物を重ねて着る文化の名残です。(十二単を想像するとわかりやすい?)
色に色を重ねてお洒落を楽しみます。
白色や薄ピンクの見られたら恥ずかしい下着ではないのです。
袖の振りから色が重なって見えるのがなんともお洒落!

袖丈お直し完成

振袖 袖 短く

今回訪問着に仕立て直したので長襦袢についていた赤い華やかな半衿は白地の青海波の刺繍の半衿に付け替えました。
重ね衿・帯揚げ・帯締めも合わせて日本製の物をコーディネートしています。

息子さんの1歳のお祝いの写真撮影のため、おかだやで支度をしていただきました!
「早くに結婚したから2・3回しか着れなかった振袖をまた着れて嬉しいです」
ずっと大事にしていただいている上にそういって頂けて感無量です。

実際、振袖の中には訪問着にするには向かない振袖もあります。
柄が華やかで若者向けにデザインされているものは振袖のままにしておいた方がいいかもしれません。
その場合も相談に乗りますのでいつでもご連絡・御来店ください!

逆に「以前切ってしまった袖を元に戻したい!」という依頼も実はたくさんあります!
おかだやではそういった事例にも対処しております。よかったら以下参照ください。

2021.02.12

うない人形バンドの四つ身(子供用着物)

赤ちゃん誕生記念に着物を作る

ご誕生の記念に着物をオーダーメイド

ピンクの子供用着物作る

お孫さんが生まれるたびにおかだやで着物をつくってくださるO様。

昨年、女の子の四つ身(子供用着物)をつくりました。

ホルンやコントラバス、フルートと言った洋風な楽器をうない人形が演奏しています^^

オーダーメイド 子供の着物

はじめはドレスをきた子供にしようかと考えましたが、着物にして色んな色柄を入れた方が可愛いだろうとうない人形になりました。

裾はその楽器を演奏しているうない人形。

袖にはそれぞれの楽器に対応するような和楽器を入れてみました。

楽器 オーダーメイド 着物

おうちで葡萄をつくられているそうなので左袖後には葡萄も。

地色はうすいピンク色をオーダーされました。

あまり薄すぎるピンクだと子どもには映えないので、派手すぎず、薄くなりすぎないちょうどいいピンクに染めました。

落ち着いているけど可愛い着物になりました。

柄は世界で唯一のオリジナルです。

2021.02.17

ちょっとした柄足し

柄を足して自分好みの着物にアレンジ

朧染め(おぼろぞめ)襲絞り(おぼろしぼり)の訪問着。

総柄で、絞りのふんわりした質感と優しい色が綺麗な訪問着です。

ですが、着てみると気になる点が一点、、

胸元、剣先の辺りに間の抜けた無地場が…

いきなり柄がなくなっていて、着ると顔まわりだということもあって少し気になってしまいます。

ほんの少しのことなので周りと同じ柄を描き足すことにしました。

ちょっと柄を顔料で足すだけなので着物全部は解きません。

友禅と違い仕立て直すことと色の定着させるための蒸しがいらないので安くすみます。

おかだやの作家は色をつくるのがとても上手です。

柄足し完成

このように後から描きたしたところも元の柄とほぼ

違いがわからないぐらい再現ができます。

顔料で描きたしているので質感などはやっぱり少し硬くなってしまうのですが、ほんの少しの面積だけなので許容範囲だと思います。

少しのお直しで気になるところが直って気分良く着れるようになるので、

もし気になることがあればなんでもご相談ください^^

2021.02.19

自由なデザインで着物を作る

デザインテーマは1つ?

和服は1つのテーマで柄が構成されたものが主流ですが、おかだやでは枠に捕らわれないでテーマを自由に着物を創作します。

お客様お一人お一人に合った着物をお作りするには、テーマを1つに絞っていってはお答えできないためでございます。

お客様によっては
人生そのものをデザインで表現される方もいらっしゃいます。
生まれた地、結婚、子供の誕生などをテーマにデザインいたします。

このように、お客様のご要望に全力で答えた結果テーマを1つに絞らない
自由な「おかだや流デザイン」が誕生いたしました。

自由なデザイン例

おかだや流デザインはお客様のご要望に全力でお答えします。
その代表例として下に示した11のテーマでお作りした〇様。

・出身地(つの島) ・嫁ぐ時に通った関門橋 
・嫁ぎ先近くの宗像神社 ・新婚旅行のイタリア、フィレンツェ
・新婚旅行のイタリア、ベニス ・お好きな佐賀の熱気球
・7月7日がお誕生日なため織姫と彦星 ・誕生花のハイビスカス
・お嬢様の誕生花の万両 ・夜で表現 ・昼で表現

こんなに、テーマがあったら統一感がなくなるのでは?と感じる方もいっらっしゃるでしょうね。

たしかに、悩みました。2年悩んで悩みすぎて夢にまででてきました!
その結果、できたのがこちらの作品です。

いかがでしたでしょうか。このようにおかだやでは、枠に捕らわれない
自由なデザインをしております。

自由なデザインができるのは、高い技術力があるから

上の写真は裾の街並み部分を特殊技法で表現している写真です。
まず柄に糊を置きます。するとデンプンが固まりひび割れができます。

上の写真の青丸で囲った部分に割れが見えますかね?
これは固まって出来たひび割れをさらに細かく割って、割目から色を何度も入れて染色する「イッチン」という特殊技法です。

このイッチンで全体を幻想的にしてO様のイメージに仕上げました。

これは、左袖の部分の星座に金箔を施している写真です。

1シートでマスキングをして金箔を入れる箇所をくり抜く
2マスキング上から糊を塗る
3シートをはがし、金箔を置く
4余分な金箔をとり完成

そして、生地はアスカ古墳から出土したものを再現した特殊織物です。

このように、おかだやの職人は高い技術力でお客様のご要望に全力でお答えします。
他店様で断られたデザインでも、お気軽にご相談ください。

2021.02.24

柄を描いてしみを隠す

柄を描いてしみを隠す

着物に汚れがついてからそのまま何年も経ってしまうと、
その汚れが酸化して着物の生地自体を変色させてしまうことがあります。詳しくはこちら → 着物がサビる?!

変色したものはクリーニングだけでは元に戻すことができません…
おかだやでは茶色や黄色に変色したものを一つ一つ漂白をして色を抜いたり
さらに上から元の着物の色に近くなるように再度色挿しをする場合もあります。

今回のこのお着物は濃い茶の地色に所々、色抜けしてしまったところがあります。
衿や袖付け、袖底近く、下前の身頃のところなど。
職人の目で診断するとこれはクリーニングや漂白・色挿し程度では元に戻りません。
その変色の程度や位置によってはさらに手を加えず、あまり気にならないのでそのままにしといたらどうですか、とオススメすることもありますが
今回のはちょっと目立ちやすい変色だったので柄を上から描き足して隠すことにしました!

絞りを顔料で描く

元々の柄が小帽子絞りという絞り染めで花柄になっています。
同じ絞りで柄を入れることはできないので顔料で似たように絵を描きます。

落ちないシミは隠す

ぐー〜っと近寄ったり触って見れば元々の柄との違いはわかりますが
パッと離れて見ると違和感はないと思います!

柄でシミを隠す

目立つ衿元や太腿のあたりにシミがあると着ていて気分が落ちますよね。
ちょっと柄を描き足すだけでシミは分からなくなるので落ちないシミも

諦める前に一度ご相談ください!

時間が経ったシミの着物をリメイク

顔料で少し柄を書き足すのは量にもよりますが、3,000円〜です。

顔料で柄を描きたした例↓

2021.02.26

七五三には思い入れのある着物をリメイクしよう

古いけど大切な着物はリメイクしましょう。

古くて汚れもある着物。だけど、大切な思い入れがあって捨てられない物をお持ちではないですか?
でしたらリメイクして、ご自身で再び着たり、お子さん、お孫さんに継承しましょう。

今年で70周年になるおかだやでは沢山の着物を再生させリメイクしてきました。

具体的には、しつこい汚れを落とすことはもちろん、消えないシミには柄を入れ新に蘇らせ、丈や袖の長さを調節する、などございます。

とはいえ、本当にできるのか?結論を申し上げますと「できます」
しかし、百聞は一見に如かず。次で実例をご紹介します。

リメイク実例

思い入れのある着物を子供本身(大人と同じ仕立ての子供着物)にリメイクされたN様のお話です。

リメイク前
お悩み…古く汚れた着物。しかし、思い入れがあり捨てたくない
お着物…白地に松皮菱と花の柄(所々にシミ)


お話を伺うと、4人の女の子のお孫さんがいらっしゃるそう。
これは、ぜひ、お孫さんに着ていただかなくてはと子供本身にすることをご提案し、快諾頂きました。

リメイクデザインの構想はこちら
   白地の汚れ…元の柄を生かして小さい松皮菱をあしらい目隠し
子供用に華やかに…赤黄青紫のボカシ染で華やかに

出来上がりが、こちら

七五三には古くなった着物をリメイク
前後ろ 子供本身

N様からは、「お孫さん4人に着せられる!」と喜びのお声を頂きました。

その後、七五三の撮影に着て下さったそう。

七五三 着物
七五三 着物

なんとも、かわいい♡

おかだやでは、このように、思入れのある着物をリメイクして、ご自身で再び着たり、お子さん、お孫さんに継承して頂くお手伝いをしております

お問い合わせ

屋 号 : おかだや
所在地 :広島県広島市西区庚午北3丁目3-17
TEL/FAX TEL:082-275-0529/FAX:082-275-1852
営業時間 10:00~19:00定休日 日祝月・お盆・年末年始

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もう一度お気に入りの着物を着たい方や、上にご紹介したN様のように七五三に思い入れのある着物をリメイクして着せたい方は、ぜひご連絡ください。

2021.03.03

両親の子どもへの気持ちを着物で伝える

四つ身から振袖へ、繋がる思い。

今日は雛祭りですね!
雛祭りにちなんでおかだやで作ったお着物の紹介をしようと思います。
かれこれ9年ほど前、誕生されたお嬢さんのためにお雛様の柄を入れた四つ身を注文いただきました!


お雛様の着物

ご依頼内容
ななかちゃんの為に、ひな人形の柄を入れた四つ身(子供用着物)を作る

柄のご要望
・干支のウサギを7匹
・フクロウ(不苦労)
・カエル(福かえるや無事かえる)
・もちろん、ひな人形

ご主人が熱心にイメージ画の制作に参加され、
お内裏様の袴の柄はこうして欲しい!と仰られたり
げん担ぎの柄などのご要望からも伺えると思いますが、ご両親の愛を感じます。
友禅(豊富な彩色で染める技法)で染める際には、作家の所へ見学に行かれるほど!愛あるお着物ができあがりました。

「ひな祭りにお雛様の人形ではなくお雛様の柄の着物を飾ったらどうだろうか!」
という発想の柔らかいご主人です!

その後、嬉しいことにななかちゃんの振袖もご依頼を頂き、
長い構想期間を経てつい先日着物が染め上がってきました!

振袖にも、ひな人形を!

ご依頼内容
ななかちゃんの為に、四つ身の思い出と子に託した希望の柄を入れた振袖を作る

柄のご要望
テーマ:日本から世界に羽ばたくような子になって欲しい
・ななかちゃんのロゴ(77夏)
・ひな人形
・御所車
・胸元のウサギ柄
(この4つは四つ身の柄を引き継いでいます)
・洋花
・海を渡る蝶(海外に羽ばたく事を願い)
・オーストラリア/グレートバリアリーフ・エアーズロック(ご両親の新婚旅行先)

メインはご主人の「世界に羽ばたく子になって欲しい」というテーマです。
ウルトラマリンブルー(和名:瑠璃色)は「海を越える」という意味があります。
その色を映えさせるように地に使った派手なピンク色は特殊なもので、色と水が分離するなどハプニングもありました。ご両親の想いに全力でお答えした結果、構想はじめから3年近い歳月を要た振袖がこちら。

振袖で帯付けにしてしまうと蝶は袖以外の部分は隠れてしまいます!
ですが!打掛など花嫁衣装で着ることを想定してデザインしているので背中にメイン柄を描きました!

海を渡る蝶(八掛にも蝶がたくさん)
お嬢さんのお名前のロゴ
干支のうさぎ

おかだやではご両親の愛を形にして残すお手伝いをさせていただいきありがたく思っています。
着物をつくるということは着るものを作るというだけでなく思いや気持ちを伝えていく手段のひとつではないでしょうか。
100年先まで思いが紡がれていくような、長い未来を考えて着物をつくっています!

お問い合わせ先

屋号 :おかだや
所在地 :広島県広島市西区庚午北3丁目3-17
TEL/FAX TEL:082-275-0529/FAX:082-275-1852
営業時間 :10:00~19:00
定休日 :日祝月・お盆・年末年始

連絡先フォーム

以上にご紹介したY様のように、お子さん、お孫さんへの愛を形にして残したいというお気持ちをどうしたらいいか悩んでいるのであればぜひご相談ください^^
着物の形で残すのもいかがでしょうか!








2021.03.05

大好きな気持ちを着物の柄へ

大好きな物を着物の柄へ

白無地から着物を好きな柄、色で着物ができることをご存じでしょうか?

今回ご紹介するM様は好きな柄、色で着物ができることを知られて
3人いらっしゃるお譲さんが、みんなで着れるように
「大好きな物を入れてピンクの四つ身(子供用着物)を作りたい」とご注文を頂きました。

創作モチーフをデザイン

創作モチーフ
・花々
・昆虫
・シャボン玉
・いつも持ち歩く犬のぬいぐるみ

モチーフを全て入れつつ、着姿が美しくと思考を巡らせできた下絵がこちら。

友禅(模様を鮮やかに染め出す技法)の作家が原寸大で作った下絵です。

大好きを詰め込んだような四つ身(子供用着物)完成

上の下絵を元に、大好きな気持ちを形にした四つ身(子供用着物)が完成しました!

一緒に大人用を子供用へお直しさせて頂いた帯は、前でも後ろでも四つ身(子供用着物)に合い、その日の気分などで合わせて頂けます。

お袖にはご要望の花々、シャボン玉と蝶を。
ねじり梅の地模様の白生地に描いた花々は季節問わず、夏の花のひまわりなどを融合をさせています。枠に捕らわれないデザインはおかだや流。

いつも、持ち歩かれる犬のぬいぐるみは裾へ、後日四つ身(子供用着物)を着てぬいぐるみを抱いたお写真を見せて頂いた時は2匹染めたと見間違えるほどそっくりに!

三人のお嬢さんのお気に入りになったそうで、おかだやとしては嬉しいかぎりです。

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営業時間:10:00~19:00
定休日:日祝月・お盆・年末年始

今回ご紹介させて頂いた、M様のように
おかだやは創業から70年間思い出や思いを形にして、
100年先の未来まで紡ぎ続けるお手伝いをしています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

2021.03.19

羽織染め替え寸法直しの流れって?

落ちないシミ・黄変には染め替えをご提案

消えないシミは染める

今日は羽織の染め替えと、寸法直しの紹介です。

「クリーニングをして欲しい」「染め替えて欲しい」「どうするのがいいか相談したい」
と、着物を持って来た後どのような流れになるかも合わせて紹介したいと思います!

着物消えないシミ

今回持ってこられたのは白地で、シミ・黄変がたくさんありました。
これは洗っても真っ白には戻らないと診断いたしました。
おかだやからご提案ですが…これは濃い地色に染め替えると生地の変色は目立たなくなりますとお伝えしました。
幸いにも白地なので好きな色に染めやすい!
その上この縫い取りという生地は濃い地色にすると模様のキラキラした輝きがもっと映えて見えます!

キラキラと光る糸が織り込まれたこの羽織の生地の技法を縫い取り(ぬいとり)といいます。
キラキラしているのは金銀糸や漆糸・ラメ糸などです。
昭和30年ごろに流行った物ですね

ご依頼から完成までの流れ

お客様からのご相談・ご依頼からの流れは
相談や仕立て直しや染めのご依頼

今回は汚れがとても多かったので洗い張りをして
反物の状態に戻します。

染めの職人のところに反物を送ります。

染め上がりがおかだやに戻って来ます。
この段階でお客様に染め上がりの色の確認。
ご希望に沿わなかった場合、染め直しや方法をまた検討。

お仕立て。

出来上がり!

おおよそこのようになります!

完成!

色はたくさんの色見本からお客様のお好みのものを選んでいただきました!
黄色くなったシミは染め直す

染め上がりがこちら寸法も着られるご本人に合わせて仕立て直しました。
短かった羽織もできるだけ長くしてあります。

着物を仕立て直す
シミが消える
着物のシミ

お問い合わせ

屋  号 :おかだや
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定 休 日 :日祝月・お盆・年末年始

県外からのご相談もメールや電話でお受けすることもあります。
最初はラインやメールで着物の写真を見ながらのやりとり、
実物を広島・おかだやに送ってもらってこちらで診断した後にまたお電話で相談、
お直しなど料金見積もりに了承いただいたら、加工に出します。
出来上がりをまた連絡後
料金の振り込みをいただいたらお着物を送らせていただきます。

2021.03.20

名作を着物の柄へ

名作を着物の柄へ

着物を作る

今日は、ロダン地獄の門をテーマに着物を作られたK様のお話です

今回のテーマは一つだから、原案を作りやすかったんじゃないですか?

いやいや、大胆な柄だからね。
着姿の美しさを考えて原案は100枚以上描いたよ。

製作工程

まず、会長がお客様から頂いたテーマを元に原案を考えます。

原案で一番大変だったのは何ですか?

全体構成だね。地獄の門の上にある考える人の位置を
悩んで最終的に袖に入れたよ。

次に、原案を元に絵師が友禅という技法で下絵と着彩します。
友禅染とは、糸目糊という糊で輪郭を描き、染料で染める技法です。

着物 作る 行程

ロダンの地獄の門は、「イッチン」という技法で描いています。
「イッチン」は割れやすい糊を塗り乾かし、できた割れを更に割り、割れ目から染料を何度もしみ込ませる技法です。

着物 作る 仕事

最後の工程、金箔を入れ仕上げていきます
薄いシートでマスキングをして、上から糊を塗り、糊に金箔を付けていきます。

着物 作る 人

地獄の門を描いた着物が完成

製作を含め3年以上の歳月がかかって完成した作品がこちら

着物 オーダーメイド デザイン
着物 作る 生地

合わせる予定で先に購入されていた帯と一緒に

着物の安いオーダーメイド店

K様から頂いた「あー、良かった」の一言で一変に苦労が吹き飛んだよ

K様のおかげで生まれたこの名作が後世に残ることを願ってます

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2021.03.24

お問い合わせフォーム故障のお知らせ

お詫びとお知らせ

只今、お問い合わせフォームが故障しております。
お問い合わせ頂いた内容が当店へ届いておりません。
お客様には、大変ご迷惑とご不便をおかけして、申し訳ございません。


只今、おかだやlineでお問い合わせを受け付けております。
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以前、お問い合わせ頂いたお客様へ

以前、お問い合わせ頂きましたお客様の中で、一週間以上返信が来てない方がいらっしゃいましたら、当店へメールが届いていない可能性がございます。
ご返信できず、ご迷惑をお掛けして大変申し訳ございません

お手数とは、存じますが再度おかだやlineにてお問合せ頂けますようお願いいたします。下にありますQRコードまたはお友だち追加ボタンからもアクセスいただけます。

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復旧について

早急に復旧できるよう対応しております。
お問い合わせフォームが復旧次第、ブログにてお知らせいたします。

2021.03.24

卒業の袴姿!

今年は広島が全国でいちばん桜の開花が早かったと聞きますが、
皆さんお花見のご予定はありますか?
今週が桜の見頃でしょうね。日曜には雨が降る予報になってますし…

袴、着付け姿

レンタルよりも経済的?!

袴をレンタルするより安い


3月も後半です。卒業式を終えた方もたくさんいるのではないでしょうか。
最近は卒業式で着物・袴を着たのでクリーニングに持って来てくださる方が多いです!
袴はレンタルの方も多いですが、やっぱりご自身の袴の方もいらっしゃいます。
成人式の振袖やお持ちの着物に合わせて1着袴を購入すれば、実際レンタルより安価に済みます…
姉妹で着回したりすればもっと経済的ですね!

おかだやでの袴のコーディネート


おかだやでの袴のコーディネートをちょっと紹介!
卒業式当日ではないお写真もありますがイメージが伝われば〜〜!

着物 袴を着付けして

節目、節目に大事に着物を着ていただけているのが嬉しいです^^

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実物を広島・おかだやに送ってもらってこちらで診断した後にまたお電話で相談、お直しなど料金見積もりに了承いただいたら、加工に出します。
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紹介した袴姿の着物のブログ記事↓

2021.03.25

染み抜き・漂白をご紹介

着物クリーニング

シミがひどくて処分を考えてる着物も大丈夫!

Kさん、大変です。シミが付いたまま長期間放置してしまいました💦

大丈夫!着物についた汚れは何年経ってもシミ抜き・丸洗いで落ちるよ。ほら、この写真みたいに

着物クリーニング料金もお得

ただ、汚れがついてなが〜〜い期間置いておくと汚れが原因で着物の生地自体が酸化して錆びてしまいます。(黄色いシミや茶色いシミなど)黄変と呼んだりしています。それらは、クリーニングでは元に戻すことはできません。

また汚れているところの色が焼けてしまうことも。そんな時は、次でご紹介する特殊加工技術!

特殊加工技術の紹介

シミ抜きや漂白の様子をご紹介。

黄変など酸化による変色は漂白という特殊加工もします。

持ってこられた着物は上前や衿・袖などに黄変してしまっているだろうシミがついていました。

着物クリーニング相場よりお得

まず始めに、このような診断をします!

  • ・シミ抜きをするか、どの程度シミ抜きで落ちるか
  • ・シミ抜きで落ちないものは漂白をするか
  • ・漂白をしても完全に元に戻らないかもしれない ならば、漂白をした後に柄などを描きたして黄変のあとが分からないようにするか

それでやってみよう!とお客さんに了承頂いたら実際にクリーニングにだします。

着物の染み抜きは自宅ではできない

シミ抜き、漂白は全て手作業で職人が行います。
漂白はとくに難しい特殊作業になります。

黄変していたものを染み抜きしたのが、こちら

着物の染み抜きはオキシクリーンではできない
着物の染み抜きはベンジンではやめて
着物染み抜きを特殊なシミ取り剤で

漂白をした後に黄変が残っている部分など見た目に跡が残っているところは
その上に柄を描き足したり金箔を貼ったりしてカモフラージュすることもオススメしています。

今回のお客様はあまり細かいことは気にしないよ。とのことでこのままお渡しします。

お問い合わせ&お値段

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最初はラインで着物の写真を見ながらのやりとり、
実物を広島・おかだやに送ってもらってこちらで診断した後にまたお電話で相談、お直しなど料金見積もりに了承いただいたら、加工に出します。
出来上がりをまた連絡後、料金の振り込みをいただいたらお着物を送らせていただきます。

料金表はこちら(全て税込みのお値段です)

シミ抜きのブログ記事↓

クリーニングのあとに柄をたしたり金箔をいれたりしてシミ・黄変を目立たなくした例↓

2021.03.31

丸帯をリメイクしないのはもったいない

今日は1つの丸帯を角帯と袋帯へリメイクしたT様のお話です。

中古の丸帯から袋帯へリメイク

丸帯、初めて聞きました!

明治~大正(戦前まで)は最高格の女性帯として人気だったんだよ。

丸帯ってなに?

丸帯の特徴

  • 一つの帯地反物(帯の生地)を2つに折って端を縫って作っている
  • 全通柄(表裏がない)。
  • 主に、柄や色彩豊かな刺しゅうで仕上げた物が多く、絢爛豪華。

すごく、良さそうなのに作り変えちゃうんですか?!

刺しゅうの厚みで結びずらかったり、重いこともあって
最近では結婚式や舞妓さんくらいしか使ってないんだよ。

持っている丸帯で豪華絢爛な角帯と袋帯を作る

今回、丸帯のリメイクをされたT様も使い道がなく、タペストリーにするか悩まれて来店されました。

丸帯から袋帯へリメイクすればお値段も安い

丸帯は幅1尺8寸5分(約70㎝)長さ1尺5寸(約4m35㎝)の大きな生地を使うため、今回は生地を半分に切り裏地を足して角帯(男性用帯)と袋帯(女性用帯)の2つ作ることをご提案。

リメイク後のお写真がこちら

丸帯を袋帯へリメイク

この世に一つしかない角帯ができたと喜んで頂き、嬉しい限りです。
袋帯も結びやすくなったと言って頂き、お出かけ用に使ってくださるとのこと。
Tさまのおかげで絢爛豪華な、お出かけ用袋帯が誕生しました!

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おかだやの想い

着物のリメイクはおかだやへ

おかだやでは、リメイクを通して過去と未来を繋ぎ、
「あなたがいたから、この着物は誕生した そして子孫の代へ」をコンセプトに着物を作ることで100年先まで思いを紡ぐお手伝いをしています。

皆さまの着物ライフがより身近で楽しい物になるよう、お役に立てれば幸いです。

2021.04.01

お問い合わせフォーム復旧のお知らせ

お問い合わせフォームをご利用いただけます

お世話になっております。
この度、お問い合わせフォームで頂いたメールが届かない故障が発生しておりましたが、2021年4月1日(木)をもちまして復旧いたしました。
故障中、ご迷惑やご不便をお掛けいたしました事深くお詫び申し上げます。

ご協力頂き誠にありがとうございました。

2021.04.02

おはしょりが白い振袖

固定概念にとらわれないおかだや

着物に花の柄を足す

おかだやでは出来上がっている絞りの着物にさらに色を加えて鮮やかな新しい着物に生まれ変わらせることを得意としています!

着物業界での固定概念から外れた発想です。

  • 絞りの上からさらに染めをすること
  • 絞りの生地の裏にゴースという縮みによる狂い防止の生地を縫い付けてあるのを
  • 絞り独特のシボをあえて引き伸ばして平らに近くすること

絞りの着物の着姿の美しさを求めて固定概念を取っ払って考えています!

白と紫の2色のモノトーンの振袖を染めることができますか

振袖に花柄をいれる

そんなおかだやで絞りに染めを加えることを知っている方の紹介で、
「白と紫の2色のモノトーンの振袖を染めることができますか」
と、振袖の相談に持って来てくださいました。

振袖のおはしょりがきになる

振袖の胴の部分が白くなるようにグラデーションになっています。
これが、着付けをするとお端折りが真っ白に。
帯と裾の間に体を横に切る線が入るので着姿がカッコよくないとの悩みでした。

お端折りに色や柄を入れて欲しいという要望です。

でもお端折りに柄を足すだけでは様になりません。
着物としての美しさも考えると全体に色を入れた方が美しくなります。
予算もお伺いしながら…

でもおかだやの友禅作家の「良いモノをつくりたい!」というこだわりとプライドも…

振袖のお直し完成

振袖に柄を足す
おはしょりが長く見えるのは無地だから?

なんと白く柄がなかった部分にも裾や袖底の柄と調和の取れた柄を考えて入れてくれました!

青い振袖に花柄を描き足す

最初の要望通りお端折りにも柄が出るように、お袖にも柄が足されました。

一度染め上がってきて、やっぱりもう少しお端折りに色が欲しかったので後から紫でぼかしをさらに入れました。

青い振袖を染め直し

背の高いスレンダーなお嬢さんには裄が足りず短かったので、
仕立て直しの時に、絞りを湯のしで伸ばして裄を長くしました。

成人式は生憎延期で8月になったようです。
でもお友達と振袖を着てお出かけしてくれたようです!

2021.04.08

金駒の刺繍の直し

金駒(きんこま)刺繍とは

金駒(きんこま)刺繍はどういう刺繍なんですか?

太い金の糸を柄の上に合わせてほそ〜い綴じ糸(とじいと)で縫い留めていく刺繍だよ。実例を紹介するね

振袖・訪問着・留袖など礼装を豪華に彩っている刺繍の技法の一つです^^

金駒刺繍の困りごと

この金駒刺繍は困ったことに古い着物の場合、綴じ糸が切れて刺繍が解けていることがとっても多くあります。
擦れやすい上前などよくほつれてしまっていませんか?

あまりにほつれていると流石に、このままで着ることはできません。

金駒刺繍のお直し実例

おかだやでは金駒刺繍の修繕もしています。

経年の劣化でどうしても糸が弱ってしまうことは免れません。
また繰り返し着ていると別のところがほつれて来るかもしれません。

着ようと思った時にすぐに着れるように
着物をしまう時や虫干しの際にほつれてないかぜひチェックしてみてください。

おまけ

金駒刺繍もやっぱり作家や縫い手によって刺繍の味わいが違います。
おかだやのコレクションのアンティーク着物の金コマ刺繍

綴じ糸が今の従来の物の何倍も太いです!
この大胆さが着物の味になってます。

こういった昔つくられた着物って作り手の意志が感じられて量産のものにはない奥深さ、芸術的感性を受け取ることができます。

おかだやのオーダーメイドの着物もそんな目に見えない物が伝わればと、日々創作しています。

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定休日:日祝月・お盆・年末年始

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2021.04.15

おかだやのオススメ浴衣は絞り一択

絞りとは

400年前から愛される技法。糸で生地を縫ったり、くくったりして染めることで、生地に絞り模様を出す技法です。

糸がある部分には染料が付かずに染め残しができます。この染め残しが模様となります。

色で止めた部分が凹凸として残るのも特徴。

これにより独特な風合いができ、高級感や清涼感を作り出します。

おかだやが絞りの浴衣をオススメする理由