2018.01.04

染替えと着丈直しで新しいものに

工房を持つおかだやの原田です。

Y様、こちらの羽織をお持ちになられ、今後長く着れるようにしたいとのこと。

そこでグレーをかけて色目を落ち着いたものにすることに。

最近は昔よりかなり羽織の着丈が長くなったので、出来るだけ丈を出しました。

着丈も良くなり、赤の色も落ち着いて薄いグレーで着やすくなったと喜んでくださいました。

 

2018.01.30

丈を長くすると同時に小粋に

こちらのコート、丈が短いので長くしたいとのことですが、生地が足りない。

 

以前お会いしたお嬢様の雰囲気も考え、黒生地を足して丈を出すことを提案。

ただ裾に足すというのではなく配置を考えて足すことで、より良いものになる、そのようにご説明しました。

出来上がったのがこちら。

裄も足りなかったので袖口と袖付けの部分に生地を足しました。

ちょっと面白いデザインになったと思います。

2018.02.04

白黒の絞りに色を入れて

先日のランチ会に来てくださったのですが、皆さまの前に立つのはとご紹介出来なかったので、ここでご紹介させていただきます!

本疋田の白黒のだけの絞り、このままだと私には地味になったとのことで、色を入れました。

細かい、本当に細かい仕事です。

一目一目に色を入れています。

全体はこちら。

細部だけでなく大胆に色も入っています。

立ち姿のお写真がなくて申し訳ありません。

挿し色が効いて素敵でした。

やっぱり皆さまの前でご紹介させていただけばよかったとこのお写真を見て反省しております。

 

 

 

2018.02.17

お母様の羽織がこんなに素敵に!

「持ち込み企画第1弾!!!!」

以前、お母様の絞りの羽織に色を入れられたF様が着て来てくださいました。

元は一色で絞りで柄が入っていたもの。

その柄の部分に色を入れられました。

派手でもなく地味でもなく、良い色で入れてもらって、生き返りましたと大変喜んでくださっています。

後も素敵です。

お母様にこの後お披露目に行かれるとのことでした。

 

F様、いつもブログなどをご覧くださっていて、今日も載せること前提で着て来てくださいました!

F様のように持ち込み企画で着て来てくださる方、大・大・大歓迎です!

こちらも着姿を見せていただけるのは本当に嬉しいです!

ぜひぜひ着て来てください!

カメラの腕前、編集の技術はまだまだですが、そのあたりはご了承くださいませ。

2018.02.22

金箔が剥げているところに刷り込みで柄を足して

アンティークの帯をお持ちのK様。
金箔の部分が剥げているのが気になる、なんとかならないかというご依頼。


写真ではわかりにくいかもしれませんが、剥げて黒ずんだように見えます。

金箔に色をかけるのは難しいことなのですが、刷り込んでみました。


「可愛い!すご~い!」と大変喜んでくださいました。
どことなく古臭さがあったのがなくなって良くなったとも仰ってくださいました。

が、ん?タレがおかしいぞ・・・


普通隠れる文字が見えています。
どうしてこのような仕立てをしているのかはわかりません。

本来の姿に直すことに。

アンティークの帯によくあることなのですが、長さも短いとのことなので、今回タレのお直しと同時に長さも足すことにしました。

お直しが終わったらきっとこの帯を締めてきてくださるはず!(K様、よろしくお願いします)
その際はまたご紹介させていただきます!

2018.03.23

帯のお直しです

名古屋帯、写真ではわかりにくいのですが、所々に小さな汚れやカビが。。。

そこで、モヤっと色を入れ、また小さな柄をバランスよく入れました。

並べてみると

御太鼓にしたところはこちら

小さな柄が入ることで動きのある可愛い帯になりました。

黄変で色が変わったところにこのように色や柄を入れて蘇らせることができる、大変喜んでくださっています。

2018.03.24

この柄が好きだからこの柄をいかしたいとのご要望でした

こちらの帯。やけがあちらこちらに見られます。


この柄が好きなので、この柄をいかしてどうにかならないかというご依頼でした。
職人と相談してこのようになりました。

柄をいかして色を入れています。
無地のお着物に結んでも良い感じになりそうになりました。
結んだ時に見えない部分は色を入れていません。こうすることにより、予算を抑えることができます。

こんなことが出来るのかと大変喜んでくださいました。
このように色を入れたり柄を入れたりしてお着物や帯が蘇るということはなかなか知られていません。
お母様やおばあさまが大切にされていたもの、作ってくださったもの、その想いを繋いでいくお手伝いができたらと思っています。

2018.04.11

柄を描くことで蘇った夏の着物

以前創らせていただいたお着物を写真に撮らせてほしいとお願いしていた方が持ってきてくださいました。

夏のお着物です。
この着物、うっかり窓際にかけっぱなしにしてしまい、ムラにやけてしまった無地でした。
夏のあの日差しにあたったままです。やけてしまいます。

お気に入りの生地だったので何とかなるかとお持ちになられたもの。

そこで、夏のお着物ということで、涼やかさを出したいと思い、舟を描きました。

こんなに大きな船を一艘だけ描くというのは今時ほとんどありません。
舟に葦の葉をかけることで、舟の強さを緩やかにし、また着姿も美しくなっています。
様々な柄が描かれた美しい舟です。

出来上がったものを見て大変喜んでくださいました。

今回、ご紹介させていただくにあたり確認をとったところ、「手入れが悪いって書いていいよ」と言ってくださったご依頼主様。
なんとおおらかな。。。

それだけ喜んでくださったのだと勝手に思っております。

2018.04.18

帯の柄の色を落ち着いた色目に

若い時お母様が作ってくださった帯やお着物、もう派手だからテーブルクロスにでもしようかとT様に相談されたそうです。「ちょっと待って!」とH様をおかだやに連れてきてくださいました。

こちらの帯、赤色が明るく、結べないとのこと。

赤色を落ち着いた色目にしたところ、今度は黄色や緑色が明るく見えてしまいました。
その際の写真を撮っておらずお伝えできないのですが、そのままだとバランスが悪かった為、H様にご説明し、お時間をいただけるとのことで再度職人に送り、色を入れました。
出来上がったのがこちら。

比べてみると

落ち着いた雰囲気になりました。

今回、反物でお持ちだった絣をお仕立てされたのですが、そちらと合わせると

なんということでしょう。とっても素敵です!!おしゃれです!!

「母も喜んでます。Tさんに本当に感謝です。もう嬉しい!」と大変喜んでくださいました。

おかだやに来てくださったHさま、そのご縁をくださったTさま、お二人ともに喜んでいただき、おかだやとしても嬉しく思っております。

 

 

2018.05.31

落ち着いた色に

娘の時に母が作ってくれた着物、だけど色がもう明るくて…
地味にして欲しいとのご依頼。

ビフォーがこちら

そしてアフターがこちら

落ち着いた色に。
これ以上濃い色目にするとと元の柄がわからなくなってしまうので、柄がいきるギリギリのところまで染めました。

ビフォーに比べ落ち着いた色目になり、柄の色目も派手すぎず地味すぎず、これからまだまだ着ていただけるお色になりました。

このように色を変えて蘇ったお着物を着ていただけるのはおかだやとしても大変嬉しく思います。

 

 

2018.06.12

一色の総絞りに色を挿して

緑一色の総絞りの振袖に、色を入れました。
全く違うものになっています。


黒のラインを入れたのですが、そのままだとそのラインが強く出過ぎたので、ライン上に柄を描き足しています。


一見派手に見えるかもしれませんが、袖を通してみると落ち着きのある、可愛らしいものでした。

2018.06.27

柄を描いて粋に

「以前作ったけど地味だし面白くない。だから着てないのよ。何か描いてほしい」
と2枚の着物と2冊の本を持ってこられました。

1枚目は蝶を描きました。

ポイントで描かれた蝶。地色をうまく活かしています。

地色が黒の部分の羽根の模様の茶色、茶色の部分の羽根の黒は描いています。地色が茶色のところの羽根の茶色は色を入れず地色を活かしています。

もう一枚は駒を描きました。

こちらも駒の内側、紐の色に地色を活かしています。

「とっても素敵!粋になった!早速帰ったら着てみますね」と大変喜んでくださいました。

お好きな絵を着物に入れる、そうして着物が蘇る嬉しさ、それを着る楽しみ、出来上がった着物を手にされる時のお客様のお顔はいつも輝いていらっしゃいます。

2018.07.03

絞りの振袖に色を挿しました

成人式にと選ばれた振袖。

少し色目がさみしいので、色を挿しました。

小帽子のところや花の中心に色を挿しています。

ちょっとしたことですが、華やかさが増しました。

これから帯や帯締め、帯揚げでよりよくなってくると思います。

再来年が成人式と伺っているので、着姿のご紹介はまだ先になりそうです。

 

2018.08.02

家政猫は見た

横縞にみえる白大島。太って見えるから着ていない、細く見えるようにして欲しいというご依頼。
縦にラインを入れました。

肩から袖にかけてこの状態ですと横の柄に見えますが、着ると腕は下がっているので斜めになり、着姿はすっきりとします。

上前…気付いていただけますか?猫がいます。

こちらを見ています。そう、あの「家政婦は見た」の市原悦子さんのように。

なんとも言えないこの表情。何かたくらんでいるようなないような。
白の部分をあえて白でかかず、地の白大島をいかしました。そうすることによってなじみよくなっています。

この目、この口元、そしてこの雰囲気。
「家政猫」と名付けていただきました。

2018.08.25

スワトウ刺繍のお着物「全く違うものになったみたい」

スワトウ刺繍のお着物。この色だと着ないから染め替えはできますか?とお持ちになられました。

「いただきものだけど染め替えて娘に渡したい」とのこと。
確かにこのままだと娘様には地味です。

そこでご希望の色を伺い染めました。

全く違うものと言っても良いくらい変わりました。
刺繍のところ、細かく色を挿しています。

ビフォーアフターはこちら

「正直あんまり期待していなかったんだけど、本当に素晴らしい。娘じゃなくて私が着たいくらい。」と仰ってくださいました。

全体の写真を撮影していなかったことを後悔しております。

 

2018.08.29

つながりました!!!

8月3日に紹介させていただいたお着物。

線がブチッと切れてしまっているので描き足してほしいというご依頼でした。

脇と後ろ身のところの線が描き足され、全体的に柄がつながりました。

ちょっとした柄足しですが、線がつながっているかつながっていないかではやはり違います。

「亡くなった母も喜んでくれると思います」と仰ってくださいました。

お嬢様の成人式の前撮りの際、この着物を着て一緒に撮られるそうです。

2018.09.06

白黒から色とりどりに

4月12日にご紹介させていただいた本疋田の総絞りのお着物。

色を入れて他の方と違うものにしたいというご依頼でした。

いかがでしょう。細かいところは多色使いです。

並べてみると

全く違う雰囲気になりました。
反物の状態の時に確認いただいたのですが、大変驚くとともに喜んでくださいました。

こういった再生もあることを少しでも知っていただきたいと思っております。

 

 

2018.09.18

付下の染め替え

お母様付下、所々汚れがありヤケもありました。

お持ちの着物がピンク色のものが多いので色を変えたいとのことでした。
地色の関係で希望の色には染められないので落ち着いた色にすることにしました。が、一色ではヤケが残ってしまいます。
そこで三色でぼかすことに。
染めあがったものがこちら。

「すごく素敵になって…木立の柄が立体的に見える。大人っぽくもなってこれなら沢山着たい!」と仰ってくださいました。
ちょっと袖をとおしてみてもいい?とI様。

品があって、奥行き感もあって、とても気に入ってくださいました。
袷の付下、早速11月に着られるそうです。
お母様にも早く見せたいと仰ってくださいました。

こうして再び着ていただけるというのはおかだやとしても嬉しく思います。

 

2018.10.06

何となくさみしいから何か描いてください

「なんかこのままだとさみしいから、おかだやさん、何か描いてくださいません?」
そういって持ってこられた付下がこちらです。

「何がよろしいですか?」「お任せします」

少しですが変色した部分があります。

そこを隠すことも考え、全体のバランスを考え、柄を描き入れました。

笛袋、そしてが舞っています。

笛袋を葉の後ろに描くことでさりげなく映ります。

先程の変色の部分は

衿や袖にも蝶を描きました。

「あぁ、よくなりました。良いですねぇ。」と喜んでくださいました。

少し柄を加えるだけで雰囲気を変えることができます。
少し可愛く、少し華やかに、少し派手に。。。
お手持ちのお着物で気になるものがございましたら、遠慮なくご相談ください。

 

2018.10.06

諦めかけていた四つ身が蘇りました!

以前、振袖の洗いを依頼された方が「ご相談なのですが」と四つ身をお持ちになられました。

写りが良くなくてわかりにくいかもしれませんが、至るところに茶色のシミが…..

「何とかなりますか?娘が着たもので孫にと思って出してみたらこんなことに。。。」

洗ってみましたが、やはり長年の汚れが原因で生地自体が変色してしまっていました。

でもなんとかしたい。色や◆■を入れました!

大きなシミの部分は黄色を、細々とあったシミの部分は様々な色の◆■を描きました。
◆■はシミのところだけですとおかしいので、全体のバランスをみてシミがないところにも描いています。

仕上がりを見ていただくと
「まあ、なんてこと!こんなに可愛くしてもらって。」
「最初より華やかになって、良くなったんじゃないかしら。」
「これなら孫に着せられる。嬉しいです。ありがとうございます!」

大変喜んでくださいました。

娘が着た着物を孫が着る(母が着た着物を娘が着る)、これはとても感慨深いものがあります。
振袖も同じことが多々あります。

着物っていいなと思う瞬間です。

2018.11.02

少し柄を足して華やかに

お母様の振袖をお嬢様に着て欲しいとお持ちになられたS様。

着てみていただくと胸位置に柄がなく帯を合わせてもどこか抜けているように見えるのが気になりました。
そこで左胸の位置に柄を足すことに。身丈や裄もお嬢様に合わせて直させていただきました。

少しだけですが、この部分に柄が入ることで華やかになります。
どこか抜けたように見えることもなくなりました。

また、帯締、帯揚げ、重ね衿を今回合わさせていただきました。
小物を変えると雰囲気が変わります。

前撮りのお写真です。素敵です。お嬢様に作られたと思うくらいよくお似合いです。

成人式の後もご友人の結婚式などで沢山お召しいただけたらと思います。

 

 

2018.11.28

おばさまの書を描きいれて

以前柄を足されたお着物を洗いに持って来られたのでご紹介させていただきます。

おばさまからいただいたお着物。

少し寂しいとのことで柄を足されたのですが、その内容が素敵でした!

ここに描かれている書は、持ち主だったおばさまの書をそのまま描かせていただいています!
そしてこの歌の内容にまつわる絵を描いています!

申し訳ございません。とても素敵なのですが、力不足で何と書かれているかわからず。。。
もしわかる方がいらっしゃいましたらぜひお教えください!

この度着られ、周りの方からも大変好評だったと嬉しいご報告を受けました。
これからも沢山着ていただけたらと思います。

2019.02.15

蘇ると共に少し落ち着いた雰囲気に

こちらの留袖。派手なので少し落ち着いた雰囲気にならないかというご相談でした。

赤色を抑えて落ち着いた雰囲気にさせていただきました。

いかがでしょうか。赤を抑えただけですが、しっくりとした雰囲気になりました。
このように部分的に色を変えることもできます。

こちらの留袖、汗のシミが強く出ていて、紋もにじんでいました。
今回、汗をきちんと抜いて、黒をかけて紋の入れ替えをさせていただきました。

汗の部分が見えにくいでしょうか。

綺麗になったととても喜んでくださいました。

また、胴裏や比翼もカビやシミで茶色くなってしまっていたので、交換をさせていただきました。

気持ちの良いほど真っ白に。昔の胴裏はその性質の為にこういった黄変をすることがあります。放っておくと表の生地にも影響がでてしまいます。洗張りをせず胴裏交換のみでもできますので、もし気になるものがございましたらご相談ください。

 

 

 

2019.02.19

地味だった留袖を華やかに

こちらの留袖。

地味なので色を入れて華やかにすることはできますか?というご依頼でした。
京都の友禅作家と相談して色をいれてみたところ

最初に比べると様々な色が入って華やかになりました。

ご依頼主様に見ていただくと喜んでくださったのですが、もう少しなんとなく華やかにできないかと。
先生と相談してもう少し手を加えることに。
そして出来上がってきたのがこちら。

赤と白を際立たせたところ、全体がパッと鮮やかになりました。

どのように色を挿したかというと

花びらの赤と白に色を挿して鮮やかにしています。

花びらだけでなく、葉の先にも色を挿し、鮮やかさと立体感を出しています。

最初と並べると

「素敵!良くなった!これなら着れるわ」と大変喜んでくださいました。

少し手を加えることでこのように蘇ることが出来ます。
諦める前に一度ご相談いただけたらと思います。

2019.03.08

染め替えと柄入れ

「この色、着ないから色を変えたいの。」
「あと、本当にほんのちょっと、ちょっとだけ柄を描いてくれる?」

そういってお持ちになられた着物はこのような色でした。

すみません。染める前の着物を撮っていないので、近いお色のお店にあった箱を写しております(ご本人様のアイデアでこうさせていただいております)

どんな雰囲気にされたいか、どんな場面でお召しになられたいか、どんな色がお好きか、色々伺って色を決め、染めさせていただきました。

「鉄紺(てつこん)」という色です。写真では伝わりにくいかと思いますが、わずかに緑みを帯びた暗い青色です。

裾にほんのちょっとだけ柄を入れています。

ちらちらっと小さな四角をちりばめました。
偶然にも先日お求めいただいた帯締と色目も雰囲気もよく合って「わざと合わせたみたいだね」と驚かれると共に「これなら帯でいろいろ遊べるし、ずっと年を重ねても着れるわ」と大変喜んでくださいました。

ただ・・・

撮影をさせていただく際どうしても気になった点が・・・

○で囲ったところにわずかですが白いシミのようなものが。これは染める前、元々の生地にあったもので、染めて出て来てしまったものです。

そこで、そこの部分にも四角を描かせていただくことに。ここだけ描き足すとバランスが悪いので、いくつか描き足させていただきます。

お受け取りの際、偶然とても合った帯締と合わせたい帯を持ってきてくださるとのこと。
またご紹介させていただきます!

 

 

 

2019.04.23

大変身した帯

「この帯、このおにぎりだけだったのよ。」

「おにぎり」というのはグレーの岩のような柄のことをおっしゃられています。
何か描き足したら素敵な帯になるのではと中古の帯を京都でお求めになられたそうです。

この「おにぎり」だけだったとは…想像できないのは私だけでしょうか。

見事に小さな蟹と宝をのせた船がおにぎりとなじんでいます。最初からこの柄だったかのように。

前はこちら。

「かわいいでしょう。とっても気に入っているのよ」

見事な変身を遂げた帯。これからも沢山結んでいただきたいです!

2019.04.24

高祖母様の振袖が蘇りました!

おばあさまのおばあさまがおばあさまの為に作られた振袖を着られたお嬢様。

汚れだと思っていたこちらの部分。

元々は金がほどこしてあったものが取れてしまい、のりが残って汚れのように見えていました。

高祖母様の想いが詰まった大切な振袖。手をかけれることはしておきたいとこの度金を挿させていただきました。
とってもかわいい柄が蘇りました!

拡大すると

その他の柄の部分も金をほどこしました。

今後、姪っ子様、末のお嬢様と着られるそうです。

受け継がれる想い…

そのお手伝いをさせていただき、嬉しく思っております。

 

2019.04.25

【袖継】継いだところに柄を描きました

切ってしまった袖を元に戻して、娘に着せたいというご依頼だったこちらの振袖。

柄もうまく合わせ、近づかないとわからないように継がれています。
が、右前袖だけは柄が切れてしまいました。

そこでここだけ柄を描かせていただきました。

左の葉、真ん中のつぼみ。白い花々を描き足しています。

「すごい!良いです!こんなことが出来るんですね」と大変喜んでくださいました。

来年、お嬢様の卒業式でお召しいただくかもしれないとのこと。
紫、紺などの袴と合わせると良いと思います。

こうして受け継がれる想い、これも着物の素晴らしいところだと思います。

 

2019.10.18

【袖継】ブログをみて…「着物を直して!」

今日、ご紹介するこちらの振袖。

真っ赤の絞りに梅の花が印象的なシンプルで粋なお着物(^^)

 

今回あるお直しをさせてもらったのですが、その以前の姿がこちら。

 

もともと振袖だったのを袖を短く切ってしまったと、、

(左の袖底はおかだやが縫い込みをみるために解かせて頂きました)

 

親が買ってくれた振袖の袖を切ってしまって申し訳ない気持ちで、どうにか元に戻して欲しいと連絡いただきました。

地元の呉服屋さん3件程回ったけれどどこからも断られてしまって…そしてネットでおかだやを見つけられて今回のことの運びに。

なんと山梨からのご要望!ありがとうございます…!

 

切った袖の残り布もちゃんと一緒に。

 

 

↓青い線が袖を縫い足した所です。

袖をとって、縫い位置を変えて柄がいい場所にくるようにして

縫い足した所が目立たないように柄を描き足しました。

 

 

ぱっと見どこを直したかわからないほど!

 

拡大すると…

 

ほんとによくよく見ないと分からないですよね。

 

袖裏は新しいものに入れ替えて、

直したあとは自分の娘に着せたいとのご希望だったので長襦袢もあわせて新しく仕立てました(^^)

 

最近の若い子には無地感覚の柄が少なめな振袖が人気だったりします。

そのなかでもこの色と、絞りの質感はとっても目を惹くと思います!

2020.02.29

2枚の羽織を1枚の四つ身に

お宅に着ない着物がたくさんあるというN様。

何か新しく子供用に仕立てれないかと、羽織を持ってきてくださいました。

 

大人がそのまま着るとなると少し派手な絞りの羽織です。

でも羽織1着だと子供用にするにも生地が足りません。

 

そこで2枚の羽織の生地を継いで1枚に仕立てました!

 内揚げという帯の下に入る位置の縫い込みで柄を切り替えるという大胆な構成で。

衿も、首の後ろのところで天継にしてあります。左右の衿がクリームと赤にわかれているんです(^^)

衽でも生地を変えてあります。

 

実はとっても苦心した1枚です(^^;

 

「ただ継ぎ接ぎしただけでしょ?」

そんなことないんです( ; ; )

 

羽織の前身頃の生地は前落としといって幅が狭く切られています。

その部分をどう使うかな〜、、

羽織は背中にメインの柄が出るようになっているので着物にした時の柄出しをどうしようかな、、

ハサミをいれてからだと取り返しがつかないので寸法を測って慎重に考えていきます。

 

たーっくさん悩んで、なんとか仕立て職人さんのお力を借りてなんとか形になりました!

柄もいい位置に出てて可愛く仕上がったと思います(^^)

 

 

3月に着て貰う予定でしたが、最近のコロナの騒動でどうなるか未定とのこと、、

なんとなく鬱蒼とした空気が漂っているので可愛い着物を着て明るい気分になって欲しいですね!

 

2020.04.04

地色を残して絞りを染め替え

こちらの絞りの訪問着。以前お持ちの着物をおかだやで染めた着物です。

 

過去のお直しやお誂えは写真の記録に残ってないものもたくさんあります(^^;

洗いや寸法直しでおかだやにまた持って来てくださったときに写真撮らせて貰ったりしながら記録を増やしてるところです〜

 

そこでこのお着物。

「色が派手で若くて、着づらい」

とってもよくあるこのご相談。もとの着物の写真がないのですが…

 

↑柄として残っているグリーンが元の色です。

 

元の地色を柄として残して、絵羽模様にして訪問着に(^^)

 

花柄の短冊のところは色を抜いてから花を描き足しました。

 

全体が鉄紺色でシックになったのでこの先も長く着られる着物になったと思います。

派手だったグリーンもポイントとしていい色だと思いませんか(^^)

 

色や柄が好みでなかったり自分に合わない気がして着ないものもこうして新しく生まれ変わらせることができます。

着物自体はたくさんあるのに、実際着るものが少ない…というときなど

持って来てくだされば相談にのります(^^)

 

実際、「その着物を染め直したりするよりは新しく買った方がいいですよ」ということもあります。

逆に「少々お金がかかってもなおす価値があるお着物ですよ」とか

「母の着物だから大事にしておきたい」「ならやりましょう!」とか

お話を聞きながらケースバイケースでアドバイスしますので

着物ってどうしたらいいかわからないってときは気軽にどうぞ(^^)

 

 

2020.04.08

【袖継】お母さんの着物だから

なんだかおかだやの定番になりつつある振袖の袖継です。

来年、成人式を迎えられるお嬢様が着たいとの要望です。

 

今回は長崎からの依頼でした。

電話で問い合わせいただき、メールと電話を繰り返しながらの進行になりました。

地元の呉服屋さんを何件か回ってなんとかできないかと相談に行ったそうですが、どこも断られてしまったそう…

そんな事までして着られるよりも、買われた方ほうが…」とすすめられたり、レンタルを検討したりしたそうです

 

でももし直せる可能性があるならその問い合わせもせずに諦めたくない、そこで広島の当店をみつけてくれました。

お嬢様自身がお母さんの着物を着たいと強く思っているようでしたのでおかだやで引き受けさせてもらいました。

着物と一緒にお嬢様からお手紙も。

 

「初めて見た時からこの着物を気に入っていましたが、振袖として着ることは諦めなければと考え始めていました。

母の着物ということもあってか、この着物を他のどれよりも気に入り、着たいという気持ちが強くなっていたので引き受けて頂けて今本当に嬉しい限りです。」

 

丁寧なお手紙まで頂いてますます、精を尽くしてやらせて頂こうと思いました(^^)

 

 

今回の振袖の難しいところは、袖の切れ目がほぼ無地だということです。

過去の例だと袖を継いで柄が途切れてしまうところに同じ柄を描きたすだけでよかったのですが、今回はそうもいきません。

着物を見てると顔まわりもほぼ無地です。

袖の縫い目に新しく柄を創作するのと、同時にバランスを見て他の場所にも柄を足したほうが袖だけ柄が浮かない・着姿も華やかになるとおもって身頃や胸元への柄足しも提案させて頂きました。

 

何か花を足すか、、金で霞取のようにするか、、作家と相談しながら、お客様にも提案して希望を伺いながら、、

 

蝶を全体に飛ばそうということになりました。

 

 

出来上がって写真を送ると

とても華やかになっていて、感動しました。 着付けした画像まで送って頂いたので、イメージがしやすかったです。
娘も主人も何度も画像を見て「スゴくいい!」と喜んでおります。
 
よかった(^。^)ホッとしました。
 
なかなか吊るしてある写真だとイメージがわかないと思ったのでボディに着せてみました。
 
 
 
お客様からOKを頂いたので最後の仕上げをして完成です。
 
 
 
成人式、前撮りもされるかと思ってはやめに仕上げさせてもらいました。
いい成人を迎えられるようお祈り申し上げます(^^)

2020.05.30

オーダーメイド着物の地色をリメイク

 

舞台映えするシルクロードの着物

以前、おかだやのオーダーメイドで作ったお着物。

 

12月のファッションショーで着られて、それを最後に地色を染め直しました。

 

柄の周りを巻きボカシにして元の地色も残しました!

 

最初は柄に糊伏せをして、柄のキワまで染めてしまおうかと思っていましたが、

このお着物を見た人がみんな口を揃えて「染め替えるなんてもったいない!」

って仰られるから面影を残してみました(笑)

 

 

実際、巻きボカシにして正解だったと思います。

柄の迫力が出てきたのと、肩の所が特にラインによって洒落感が強くなったと思いませんか?

 

ご本人は着物を着ると不思議と派手というか華やかさの増す方なのでよく似合われるでしょう(^^)

 

 

鉄紺という色に染めました。

もとの地色が少し響いて鉄紺より、より紺が強い感じになりましたが

スキッとした濃い紺で、夏場に着られるとカッコいいと思います〜!

 

またこの着物を着て舞台にでたいとおっしゃってくださいました。

何か機会をつくらないといけませんね^^

2020.06.11

着物をコートに仕立てかえ

もう中国地方も梅雨入りですね。

朝から雨脚が強いですがいかがお過ごしですか😀

 

ある着物を1枚、雨コートに仕立てかえました。

ちょっとご紹介。

 

琉球花織の着物でした^^

沖縄の織物の花織は糸を浮かせて作る小さな点で、さまざまな紋様を織り表します。

一目でそれと分かるほどに特徴的。とても華やかで上品な織物です。

元は長着だったのを雨コートを持っていないので雨コートに仕立てかえました。

生地に撥水加工を施してコートの形に仕立てます。

 

コートは衿の形をどうしようかなって考えるのが楽しいですよね〜

今回は「千代田衿」になりました。

着物は基本的に直線縫で仕立てるのですが千代田衿は曲線になっています。

型紙を使って曲線にします。仕立て師さんありがとうございます

 

今回はお好みで少し衿の幅も広めにしています。

縦の柄が素敵なコートに仕上がりました。

雨コートとちりよけ兼用です^^

着物を着られるようになるとだんだんと羽織、コートと欲しくなって来ると思うので、

もしおばあさまやお母さまの着物など

着ないものがあれば羽織やコートに仕立て替えるのもオススメ

です!

 

 

今後、もし着物が雨に濡れてしまったことがあれば、洗いに出すときに「雨に濡れました」と教えてください^^

見た目に変化はなくてもそのままにしていると雨の中の汚れなどが着物に付いている状態なので、後々黄変などになって出てくる可能性があります。

 

見てわかる泥はねなどの汚れももちろん洗いに持ってきてくださいね!

2020.06.13

羽織を帯にリメイク

羽織を帯に

大変お待たせしました!

羽織を帯にリメイク出来上がりました。

羽織を解いて反物に戻したあと、柄を入れて黒共帯を裏に使って仕立てました。

 

大胆に3色を大きく入れました。

3色の切れ間をスッと残すことでキレが出たと思います。

大島など普段着にとても合う雰囲気になりました。

この生地、F様も柄を気に入っていらっしゃいました。

解いて色を入れてみて気づいたのですが、生地の地紋に南蛮船の柄が描かれてる!

細かい型の小紋で地紋はほとんどわからないようになっていたんですね。

色をかけたところを角度を変えながら見るとなんとかわかる程度。

帯に仕立ててみたらまたわかりづらくなりましたが、隠れ模様ですね。

じっと時間をかけて観てると楽しい生地でした。

ぜひたくさん帯として締めてください〜!

2020.06.15

かなり難題の振袖汚れ

 

どこに持っていっても無理と言われました

 

こちらの振袖かなり広範囲に変色がありました。

S様が言われるには昔雪の日に着たのだと。そして多分そのまましまい込んでいた可能性が(^^;

 

おかだやの作家も「難題を簡単に引き受けないでください・・・」と(笑)

 

でもこの振袖は手描きの友禅でなかなか良いお着物です。

手放すのはもったいない、どうにか変色を隠しましょう。

とても広範囲に小紋箔を入れました。

柄を避けて金を入れます…なかなか手間のかかる仕事です。

裾・袖・肩の白地の部分にはほとんど金を入れました。

(細かい金で、引きの写真じゃほとんどわかりませんね・・)

小紋箔とは小紋の型紙を使って金・銀の箔置きをする技法です。

様々な小紋があり、着物の柄や雰囲気によって使い分けます。

お尻の下あたりも多く黄変になっていたのを金で隠しました。

 

 

この振袖の裾の紺の部分にも初めから霞と鳥の小紋箔が使われていました。

柄が喧嘩することなく、どちらも元からあるかのように馴染んでるでしょう。

金が増えてより豪華な振袖になったと思います。

 

今度姪御さんが成人式で着られるそうです。

この着物を誂えたS様のお母さまもとても喜んでくださっているようです。

おかだやもお力になれたかな、と嬉しく思います^^

2020.09.24

一つ身を四つ身に!?

お気に入りの着物を着たいっ!

↑こないだ相談に来てくれたT様の一つ身。

 

そのままでは7歳のお子様ではサイズアウトでどうしても着ることができないので

絞りの羽織と合わせて四つ身に仕立てることになりました。

 

一つ身は反物の幅で仕立てているので背縫いがないのが特徴です。

(↑背の真ん中に縫い目がありませんよね。)

四つ身には大人の本断ちに似て、背縫いがあります。

背縫いをどうするかなぁ。

少し摘んで縫って見せかけの背縫いをつくるか、縫い目を1本通して糸の線をつけるか考えました・・・

 

今回は「元は一つ身のものを仕立て替えた」という記念(?)に

あえて背縫いはないままにしよう!

背の中心に模様もあるのでそのほうが綺麗だと考えました。

 

 

裄と身丈が足りないので生地を足します。

それでも通常の四つ身より小さめですが、お子様の身長を聞いて着ることができる寸法にしました。

 

裾と脇、袖に生地を足しています。

実際に着るときには身揚げをするので肩の絞りの部分の面積は小さくなってより可愛く見えると思います^^

 

長襦袢もお持ちの大人の物を子供用に仕立て直しました。

半衿は絞りの羽織の残り裂を供で使ったら可愛いですよとオススメ^^

「この着物はなんという着物になるんですか?」

こう聞かれましたが、呼び方はありません(笑)

一つ身でも四つ身でもない着物です。

着物や長襦袢の残り裂でT様手作りでつまみ細工の髪飾りや、志吾貴を準備したそう!
作ったものを見せてもらいましたがとっても可愛いかった〜っっ!

また近々着た写真をシェアしてもらうのを楽しみにしてます〜!

2021.01.15

お手持ちの着物を四つ身(子供用)へお直し!

こんにちは、おかだやです。

今回は思い入れのある着物を四つ身(子供着物)へリメイクしたお話です。

四つ身とは、こちらの記事をご参照くださいhttps://gofuku-okadaya.com/2319/

お直し、打ち合わせ

オリジナルの着物を着たいとおっしゃってお手持ちの着物をおかだやへ持っていらしたO様。

昔お母さまに買ってもらった思い入れのある着物だそうで、

「孫の四つ身(子供用着物)にできますか?」とのこと。

素敵な花柄はいかしつつ、面白く世界に一着の着物をと思考を巡らせ

「花に遊ぶ妖精達をいれてはいかがですか?」とご提案しました。

ご快諾いただき、妖精を描き入れた四つ身へ変身♪

お直し完了

オーダーメイド  四つ身 子供着物

出来上がった四つ身をご覧になったO様。

まさに世界に一つだけの四つ身に感激してくださり、

「代々、大切に受け継ぎます!」との、嬉しいお言葉を頂きました♪

20体いる妖精は同じ物は一つもありません。

その後、七五三に四つ身を着ていかれたそう。

お孫さんも「かわいー、かわいー」っと連呼され、気に入られたご様子だったそう

本当によく似合ってかわいい♡

素敵な思い出を作るお手伝いができ、おかだや一同幸せに思っています。

2021.01.29

無地の着物を柄物に!

無地の着物は着ずらい?

こんにちは、おかだやです。

今回は、オーダーメイドお直しのお話です。
無地の着物をお持ちになった〇様のお悩みは
「訪問着には地味」「普段着でも面白くない」との事でした。

さて、どう直すか……
ご相談のなかで、ご一家全員がワインがお好きと判明!
そこで
ワイン柄を入れ、ホームパーティーでも着れる華やかなオリジナル着物に仕立て直しては?
と提案させていただきました。

変身♪


変身後のお着物がこちら!

水色との相性も良く上品な華やかさを出せだと思います。

スワトー刺しゅうの良さを生かしつつ華やかなオリジナル着物に仕立て直りました。

お披露目するのが楽しみです♪

2021.02.03

着物の汗染みをクリーニング

こんにちは、おかだやです。
本日は、着物の汗染みクリーニングについてのお話です。

着物の汗染みをクリーニング

クリーニングして保管したのに、染みができてる!

クリーニングして保管したのに、染みができてる!

みなさん、今まで着物をクリーニングしてから保管して置いたの染みが出来ていたなんて経験ありませんか?
プロに任せたのになんでー?!って思っちゃいますよね。

でもでも、ちゃんと理由があるんです。
それは、業者さんが対応を間違えてドライクリーニングしてるからなんです!

染みが落ちない原因

染みが落ちない原因

染みが落ちない原因は、ドライクリーニングしかしていないから。
例えば理由は、汗の場合汗の中には塩化ナトリウム等の成分があり、ドライクリーニングではその成分がそのまま残ってしまうからなんです。

その為、生地に残った目に見えない成分が時が経つと酸化して汗染みとして出てきちゃいます。具体的には、こんな感じです。

これは、汗の成分が残った事でできた染みです。

正しい汗の取り方

正しい汗の取り方

ドライクリーニングが汗に効果がないのは分かりました。
汗を取り除くクリーニングでは水洗いが必要です。

クリーニングに出す際に「汗が付きました水洗いをして下さい」と言って下さい。

クリーニングはおかだや


ちなみに、おかだやでは水洗いを採用しています。
万一、酸化が進んでいて汗染みが残る場合(時間が経ちすぎている)は色を入れ直したり、柄を上から入れるなどで修復します。
他店で落ちなかった物も、あきらめずにご相談(無料)くださいね。

営業時間:10:00~19:00  ℡:082-275-0529
定休日:日・月・祝日・お盆・年末年始(洋服などのクリーニングも歓迎です。)

2021.02.04

着物のひどい汚れには柄を!【着物リメイク】

こんにちは。70周年を迎えました、おかだやです。
今日は、汚れや傷みがあった白大島にダイナミックな柄を入れ一点物の着物へリメイクしたお話です。

着物のひどい汚れには柄を!【袖には金箔でアレンジ】

着物のひどい汚れは柄物へアレンジ

頂いた白大島を持っていらっしゃったF様のお悩みは

  • 汚れ・傷みがある
  • 汚れを隠すだけでは、面白くない

そこで、おかだやとしては肩身変わりのようなダイナミックな柄を入れ、F様のエネルギッシュさを表現しましょうとご提案し、快諾を頂きました。

袖などに金箔を加えて一点物へリメイクされた着物

柄を加えて一点物の着物へリメイクされた着物がこちら

袖に金箔柄を加えて一点物へアレンジされた着物
袖に金箔柄を加えて一点物へアレンジされた着物

いかがでしょうか。
大きな葉を黒のシルエットで表現して袖の生地には通常使わない金箔をあえていれた遊び着にしました。

着られたお姿はこちら♪

袖に金箔柄を加えて一点物へアレンジされた着物
袖などにな金箔を入れて着物をリメイク

ダイナミックな柄を見事に着こなされていて、すっごく、似合ってます♡

お客様ご感想

「わたしに合う独特な柄に変身できた!」と喜んで頂き、嬉しい限りです。
おかだやは「その人に」似合うようにデザインを心がけています。
ご満足いただけたようで安心しました。本当にありがとうございます。

2021.02.05

洋服のシミ抜き

大事なブラウスやネクタイ・ジャケットにしみがついてしまった!

大事なブラウスやネクタイ・ジャケットにシミがついてしまった!
クリーニングに持っていったけど「落ちませんでした」と返ってきたことはありませんか?

洋服スーツのシミ ジャケット クリーニング 
洋服スーツのズボン シミ クリーニング

このジャケットとパンツはコーヒーがついてすぐクリーニング店に持っていったけどシミが残ったままになったのでおかだやに持ってきて再度しみ抜きをしました。

呉服屋に洋服のクリーニングは持っていきづらいな

洋服ネクタイ シミ クリーニング

実は着物のクリーニングの技術ってとっても高度なんです!

洋服のクリーニングは持っていきづらいな…そう感じるかもしれませんが試しに一度持ってきてみませんか(笑)

クリーニングでしみが落ちない理由の多くは「そのシミに適した対処法」で洗っていないからです。
油性の汚れは油性で、水性の汚れは水性で落とす必要があります。
ドライクリーニング(丸洗い)では水性の汚れを落とすことはできません。
単純に手間をかけてあげないと落ちないものもあります。

例えばお家でブラウスのファンデーション汚れを取りたい時は洗濯機にいれる前に一度襟のところを手洗いしたりしますよね。洗濯機で回すだけでは落ちません。

赤ワイン、紅茶、コーヒー血液などのシミをクリーニング

またコーヒーや紅茶・抹茶・ワイン・血液などついたらすぐに洗わないといけない汚れもあります。染色作用などがあり時間が立つと取れなくなってしまいます。
それらはただ洗うだけではなくその成分を生地からとるための作業も必要になります。
それらをひとつずつ手作業で行っています。

古い汚れなどは酸化が進み、黄変している場合があります。それらはクリーニングでは落ちません。
その場合は漂白という高度な技術を使って落とすこともあります。

シルクの大事なネクタイやスカーフなどしみを諦める前に一度持ってきてみてください。

2021.02.10

振袖の袖を短くしたい

振袖の袖を短くして普段着に

振袖の袖を短くして訪問着にしたいと思ったことはありませんか?

振袖 袖切る
長じゅばん

振袖の袖を短くして訪問着にしたいと思ったことはありませんか?
成人式をはじめとして未婚の女性が着る第一礼装の振袖。結婚すると着ることがなくなります。
成人式で着て、結婚式で1・2度着ただけなのにもったいないですよね。

振袖の袖を短くして訪問着にすれば既婚でも着られるようになります!

今回振袖を持ってきて下さったN様。
まさしく振袖を訪問着にしてもらえますか。とのご依頼です。
数年前おかだやで仕立てた振袖です。

「袖は切って短くすると元には戻せない?」

長襦袢

今回、振袖と長襦袢合わせて袖を短くしました。


「袖は切って短くすると元には戻せない?」
いいえ。そんなことはありません。


切って短くするのが一番簡単ですが後から後悔しても取り返しがつきません。
なので無双という袖の仕立て方で袖を着ることなく仕立てのみで短くすることが可能です。
もしN様に女の子のお子さんが生まれて将来振袖で着せたいときにはまた仕立て直して振袖で着せることができます。

N様の振袖は縮緬に絞りで柄を入れた上品な着物。実は思い出深い着物です。
振袖に合わせた長襦袢は色から考えて染めた特別なものです。
なんと当時美術系の大学に通っていたお姉さんが自分で染めたんです!
おかだやで白生地のここからここまでこの色で、ここからこの色で…と割り出しを計算してお姉さんが染めるのをお手伝いさせてもらいました。
市販にはない特別な長襦袢ができました!

長襦袢は元々は着物を重ねて着る文化の名残です。(十二単を想像するとわかりやすい?)
色に色を重ねてお洒落を楽しみます。
白色や薄ピンクの見られたら恥ずかしい下着ではないのです。
袖の振りから色が重なって見えるのがなんともお洒落!

袖丈お直し完成

振袖 袖 短く

今回訪問着に仕立て直したので長襦袢についていた赤い華やかな半衿は白地の青海波の刺繍の半衿に付け替えました。
重ね衿・帯揚げ・帯締めも合わせて日本製の物をコーディネートしています。

息子さんの1歳のお祝いの写真撮影のため、おかだやで支度をしていただきました!
「早くに結婚したから2・3回しか着れなかった振袖をまた着れて嬉しいです」
ずっと大事にしていただいている上にそういって頂けて感無量です。

実際、振袖の中には訪問着にするには向かない振袖もあります。
柄が華やかで若者向けにデザインされているものは振袖のままにしておいた方がいいかもしれません。
その場合も相談に乗りますのでいつでもご連絡・御来店ください!

逆に「以前切ってしまった袖を元に戻したい!」という依頼も実はたくさんあります!
おかだやではそういった事例にも対処しております。よかったら以下参照ください。

2021.02.17

ちょっとした柄足し

柄を足して自分好みの着物にアレンジ

朧染め(おぼろぞめ)襲絞り(おぼろしぼり)の訪問着。

総柄で、絞りのふんわりした質感と優しい色が綺麗な訪問着です。

ですが、着てみると気になる点が一点、、

胸元、剣先の辺りに間の抜けた無地場が…

いきなり柄がなくなっていて、着ると顔まわりだということもあって少し気になってしまいます。

ほんの少しのことなので周りと同じ柄を描き足すことにしました。

ちょっと柄を顔料で足すだけなので着物全部は解きません。

友禅と違い仕立て直すことと色の定着させるための蒸しがいらないので安くすみます。

おかだやの作家は色をつくるのがとても上手です。

柄足し完成

このように後から描きたしたところも元の柄とほぼ

違いがわからないぐらい再現ができます。

顔料で描きたしているので質感などはやっぱり少し硬くなってしまうのですが、ほんの少しの面積だけなので許容範囲だと思います。

少しのお直しで気になるところが直って気分良く着れるようになるので、

もし気になることがあればなんでもご相談ください^^

2021.02.24

柄を描いてしみを隠す

柄を描いてしみを隠す

着物に汚れがついてからそのまま何年も経ってしまうと、
その汚れが酸化して着物の生地自体を変色させてしまうことがあります。詳しくはこちら → 着物がサビる?!

変色したものはクリーニングだけでは元に戻すことができません…
おかだやでは茶色や黄色に変色したものを一つ一つ漂白をして色を抜いたり
さらに上から元の着物の色に近くなるように再度色挿しをする場合もあります。

今回のこのお着物は濃い茶の地色に所々、色抜けしてしまったところがあります。
衿や袖付け、袖底近く、下前の身頃のところなど。
職人の目で診断するとこれはクリーニングや漂白・色挿し程度では元に戻りません。
その変色の程度や位置によってはさらに手を加えず、あまり気にならないのでそのままにしといたらどうですか、とオススメすることもありますが
今回のはちょっと目立ちやすい変色だったので柄を上から描き足して隠すことにしました!

絞りを顔料で描く

元々の柄が小帽子絞りという絞り染めで花柄になっています。
同じ絞りで柄を入れることはできないので顔料で似たように絵を描きます。

落ちないシミは隠す

ぐー〜っと近寄ったり触って見れば元々の柄との違いはわかりますが
パッと離れて見ると違和感はないと思います!

柄でシミを隠す

目立つ衿元や太腿のあたりにシミがあると着ていて気分が落ちますよね。
ちょっと柄を描き足すだけでシミは分からなくなるので落ちないシミも

諦める前に一度ご相談ください!

時間が経ったシミの着物をリメイク

顔料で少し柄を書き足すのは量にもよりますが、3,000円〜です。

顔料で柄を描きたした例↓

2021.02.26

七五三には思い入れのある着物をリメイクしよう

古いけど大切な着物はリメイクしましょう。

古くて汚れもある着物。だけど、大切な思い入れがあって捨てられない物をお持ちではないですか?
でしたらリメイクして、ご自身で再び着たり、お子さん、お孫さんに継承しましょう。

今年で70周年になるおかだやでは沢山の着物を再生させリメイクしてきました。

具体的には、しつこい汚れを落とすことはもちろん、消えないシミには柄を入れ新に蘇らせ、丈や袖の長さを調節する、などございます。

とはいえ、本当にできるのか?結論を申し上げますと「できます」
しかし、百聞は一見に如かず。次で実例をご紹介します。

リメイク実例

思い入れのある着物を子供本身(大人と同じ仕立ての子供着物)にリメイクされたN様のお話です。

リメイク前
お悩み…古く汚れた着物。しかし、思い入れがあり捨てたくない
お着物…白地に松皮菱と花の柄(所々にシミ)


お話を伺うと、4人の女の子のお孫さんがいらっしゃるそう。
これは、ぜひ、お孫さんに着ていただかなくてはと子供本身にすることをご提案し、快諾頂きました。

リメイクデザインの構想はこちら
   白地の汚れ…元の柄を生かして小さい松皮菱をあしらい目隠し
子供用に華やかに…赤黄青紫のボカシ染で華やかに

出来上がりが、こちら

七五三には古くなった着物をリメイク
前後ろ 子供本身

N様からは、「お孫さん4人に着せられる!」と喜びのお声を頂きました。

その後、七五三の撮影に着て下さったそう。

七五三 着物
七五三 着物

なんとも、かわいい♡

おかだやでは、このように、思入れのある着物をリメイクして、ご自身で再び着たり、お子さん、お孫さんに継承して頂くお手伝いをしております

お問い合わせ

屋 号 : おかだや
所在地 :広島県広島市西区庚午北3丁目3-17
TEL/FAX TEL:082-275-0529/FAX:082-275-1852
営業時間 10:00~19:00定休日 日祝月・お盆・年末年始

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もう一度お気に入りの着物を着たい方や、上にご紹介したN様のように七五三に思い入れのある着物をリメイクして着せたい方は、ぜひご連絡ください。

2021.03.19

羽織染め替え寸法直しの流れって?

落ちないシミ・黄変には染め替えをご提案

消えないシミは染める

今日は羽織の染め替えと、寸法直しの紹介です。

「クリーニングをして欲しい」「染め替えて欲しい」「どうするのがいいか相談したい」
と、着物を持って来た後どのような流れになるかも合わせて紹介したいと思います!

着物消えないシミ

今回持ってこられたのは白地で、シミ・黄変がたくさんありました。
これは洗っても真っ白には戻らないと診断いたしました。
おかだやからご提案ですが…これは濃い地色に染め替えると生地の変色は目立たなくなりますとお伝えしました。
幸いにも白地なので好きな色に染めやすい!
その上この縫い取りという生地は濃い地色にすると模様のキラキラした輝きがもっと映えて見えます!

キラキラと光る糸が織り込まれたこの羽織の生地の技法を縫い取り(ぬいとり)といいます。
キラキラしているのは金銀糸や漆糸・ラメ糸などです。
昭和30年ごろに流行った物ですね

ご依頼から完成までの流れ

お客様からのご相談・ご依頼からの流れは
相談や仕立て直しや染めのご依頼

今回は汚れがとても多かったので洗い張りをして
反物の状態に戻します。

染めの職人のところに反物を送ります。

染め上がりがおかだやに戻って来ます。
この段階でお客様に染め上がりの色の確認。
ご希望に沿わなかった場合、染め直しや方法をまた検討。

お仕立て。

出来上がり!

おおよそこのようになります!

完成!

色はたくさんの色見本からお客様のお好みのものを選んでいただきました!
黄色くなったシミは染め直す

染め上がりがこちら寸法も着られるご本人に合わせて仕立て直しました。
短かった羽織もできるだけ長くしてあります。

着物を仕立て直す
シミが消える
着物のシミ

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T E L :082-275-0529/FAX:082-275-1852
営業時間:10:00~19:00
定 休 日 :日祝月・お盆・年末年始

県外からのご相談もメールや電話でお受けすることもあります。
最初はラインやメールで着物の写真を見ながらのやりとり、
実物を広島・おかだやに送ってもらってこちらで診断した後にまたお電話で相談、
お直しなど料金見積もりに了承いただいたら、加工に出します。
出来上がりをまた連絡後
料金の振り込みをいただいたらお着物を送らせていただきます。

2021.03.31

丸帯をリメイクしないのはもったいない

今日は1つの丸帯を角帯と袋帯へリメイクしたT様のお話です。

中古の丸帯から袋帯へリメイク

丸帯、初めて聞きました!

明治~大正(戦前まで)は最高格の女性帯として人気だったんだよ。

丸帯ってなに?

丸帯の特徴

  • 一つの帯地反物(帯の生地)を2つに折って端を縫って作っている
  • 全通柄(表裏がない)。
  • 主に、柄や色彩豊かな刺しゅうで仕上げた物が多く、絢爛豪華。

すごく、良さそうなのに作り変えちゃうんですか?!

刺しゅうの厚みで結びずらかったり、重いこともあって
最近では結婚式や舞妓さんくらいしか使ってないんだよ。

持っている丸帯で豪華絢爛な角帯と袋帯を作る

今回、丸帯のリメイクをされたT様も使い道がなく、タペストリーにするか悩まれて来店されました。

丸帯から袋帯へリメイクすればお値段も安い

丸帯は幅1尺8寸5分(約70㎝)長さ1尺5寸(約4m35㎝)の大きな生地を使うため、今回は生地を半分に切り裏地を足して角帯(男性用帯)と袋帯(女性用帯)の2つ作ることをご提案。

リメイク後のお写真がこちら

丸帯を袋帯へリメイク

この世に一つしかない角帯ができたと喜んで頂き、嬉しい限りです。
袋帯も結びやすくなったと言って頂き、お出かけ用に使ってくださるとのこと。
Tさまのおかげで絢爛豪華な、お出かけ用袋帯が誕生しました!

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おかだやの想い

着物のリメイクはおかだやへ

おかだやでは、リメイクを通して過去と未来を繋ぎ、
「あなたがいたから、この着物は誕生した そして子孫の代へ」をコンセプトに着物を作ることで100年先まで思いを紡ぐお手伝いをしています。

皆さまの着物ライフがより身近で楽しい物になるよう、お役に立てれば幸いです。

2021.04.02

おはしょりが白い振袖

固定概念にとらわれないおかだや

着物に花の柄を足す

おかだやでは出来上がっている絞りの着物にさらに色を加えて鮮やかな新しい着物に生まれ変わらせることを得意としています!

着物業界での固定概念から外れた発想です。

  • 絞りの上からさらに染めをすること
  • 絞りの生地の裏にゴースという縮みによる狂い防止の生地を縫い付けてあるのを
  • 絞り独特のシボをあえて引き伸ばして平らに近くすること

絞りの着物の着姿の美しさを求めて固定概念を取っ払って考えています!

白と紫の2色のモノトーンの振袖を染めることができますか

振袖に花柄をいれる

そんなおかだやで絞りに染めを加えることを知っている方の紹介で、
「白と紫の2色のモノトーンの振袖を染めることができますか」
と、振袖の相談に持って来てくださいました。

振袖のおはしょりがきになる

振袖の胴の部分が白くなるようにグラデーションになっています。
これが、着付けをするとお端折りが真っ白に。
帯と裾の間に体を横に切る線が入るので着姿がカッコよくないとの悩みでした。

お端折りに色や柄を入れて欲しいという要望です。

でもお端折りに柄を足すだけでは様になりません。
着物としての美しさも考えると全体に色を入れた方が美しくなります。
予算もお伺いしながら…

でもおかだやの友禅作家の「良いモノをつくりたい!」というこだわりとプライドも…

振袖のお直し完成

振袖に柄を足す
おはしょりが長く見えるのは無地だから?

なんと白く柄がなかった部分にも裾や袖底の柄と調和の取れた柄を考えて入れてくれました!

青い振袖に花柄を描き足す

最初の要望通りお端折りにも柄が出るように、お袖にも柄が足されました。

一度染め上がってきて、やっぱりもう少しお端折りに色が欲しかったので後から紫でぼかしをさらに入れました。

青い振袖を染め直し

背の高いスレンダーなお嬢さんには裄が足りず短かったので、
仕立て直しの時に、絞りを湯のしで伸ばして裄を長くしました。

成人式は生憎延期で8月になったようです。
でもお友達と振袖を着てお出かけしてくれたようです!

2021.04.08

金駒の刺繍の直し

金駒(きんこま)刺繍とは

金駒(きんこま)刺繍はどういう刺繍なんですか?

太い金の糸を柄の上に合わせてほそ〜い綴じ糸(とじいと)で縫い留めていく刺繍だよ。実例を紹介するね

振袖・訪問着・留袖など礼装を豪華に彩っている刺繍の技法の一つです^^

金駒刺繍の困りごと

この金駒刺繍は困ったことに古い着物の場合、綴じ糸が切れて刺繍が解けていることがとっても多くあります。
擦れやすい上前などよくほつれてしまっていませんか?

あまりにほつれていると流石に、このままで着ることはできません。

金駒刺繍のお直し実例

おかだやでは金駒刺繍の修繕もしています。

経年の劣化でどうしても糸が弱ってしまうことは免れません。
また繰り返し着ていると別のところがほつれて来るかもしれません。

着ようと思った時にすぐに着れるように
着物をしまう時や虫干しの際にほつれてないかぜひチェックしてみてください。

おまけ

金駒刺繍もやっぱり作家や縫い手によって刺繍の味わいが違います。
おかだやのコレクションのアンティーク着物の金コマ刺繍

綴じ糸が今の従来の物の何倍も太いです!
この大胆さが着物の味になってます。

こういった昔つくられた着物って作り手の意志が感じられて量産のものにはない奥深さ、芸術的感性を受け取ることができます。

おかだやのオーダーメイドの着物もそんな目に見えない物が伝わればと、日々創作しています。

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屋号:おかだや
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2021.05.19

成人式に着た振袖を結婚式の花嫁衣装に!

成人式に着た振袖を結婚式の花嫁衣装に!

お母さんがつくってくれた大事な振袖。
結婚のこの晴々しい機会にもう一度着たい!
そんな相談をよく受けます。
もちろん成人式と同じように帯付けで着るのも一つの手ですが、
花嫁と言ったらやっぱり打掛姿と引き振袖姿ではないでしょうか!

こちらはお持ちの振袖を結婚式で着たいからと相談に来てくれました^^

振袖にフキを入れて花嫁衣裳(打掛)へ仕立て替え(お直し)したビフォーアフター写真

打掛は掛下という着物を着た上に羽織る(打ち掛ける)姿。
背中の柄が一面に見えて、裾にはふきという綿入れがついています。

打掛 赤

引き振袖は成人式と同じように帯付けですが、こちらも裾にふきをつけて裾を引きずるように着付けます。
↓引き振袖姿の撮影

振袖を花嫁衣裳に仕立て直した事例ご紹介

おかだやではお持ちの振袖をこのように花嫁衣装に仕立て直しもしています。

裾を引きずるので通常の寸法よりも身丈は長いです。
大抵振袖は内揚げといって帯に隠れる位置で身丈の縫い込みがあるのでそれを解いて長くします。

おかだやのオーダーメイドの振袖を振袖(帯付け)と打掛の実際着てみた比較写真です!

同じ着物を仕立て変え。振袖にフキを入れて、花嫁衣裳の打掛へ変えた比較画像。

このように振袖だと帯で隠れてしまう背中の柄が全部見えるようになります!

前側も…振袖だと貝桶の柄がメインに出ますが、打掛だとそれより上の帯で隠れる部分の柄が見えるようになります。
あと見えなかった八掛も見えるように。おかだやの振袖はそのために下前の八掛まで柄を入れているんですよ!

柄を考える段階から振袖姿と打掛姿どちらも考えてデザインしています。
豪華絢爛に全体に柄が入っているのはそのため!
このI様の振袖、二人の姉妹さんに成人式前撮り・成人式・卒業式・お姉さんの結婚式とたくさん着てもらっています。

成人式だけと言わず沢山振袖を着ていらっしゃるのをお伺いすると振袖をつくった甲斐があったなぁと嬉しくなります。

2021.06.04

似合わなかった着物が、新品をあつらえた様に!

今回ご紹介するK様のように、捨てられないけど着られない着物を持っている方は多いのではないでしょうか。ここでは、色を入れ、柄を描き足すことで着物を再生したお話をしています。ぜひ、ご覧ください。

お直し前のお悩み

蛍染めがシミに見え、色が地味な着物。お直し前の全景。前後を並べて表示。

今回ご紹介させていただくK様のお悩みはこの2つです。

———-お悩み———-
①お母さまの形見だが、着ると年より老けて見える
➁顔回りの蛍染めがシミや汚れと間違われる

シミのように見える胸元の蛍染めをお直し

大切な着物だからこそ、手を加えてでも着れるようにしてさしあげたい

おかだやの答え

お母さまの形見ということもあり、最小限の変更で直すことを考えました。


①老けて見える→似合う色を顔回りに入れることで血色よく若見えに!

➁シミに見える染め→元の柄と調和する本物そっくりの蛍の絵を追加!

お悩み解決の方向性が決まると、元絵を会長自らデザインしてお直しします。

お直し後のお写真

顔回りに色を足し、蛍染めに蛍の絵を入れ直したお写真がこちら。

着物 蛍染めに蛍の染めをプラス。顔回りに色を足すことで似合わなかった着物が似合うように。 

いかがでしょう。もうシミに間違われることはないですね!
顔回りに色を足したことで、同じ着物と分からないほどイメージが変わりました。

蛍の絵は職人が愛を込めて丁寧に書き込こんでいます。見ていて飽きません。

お客様の反応

お直し後に見た際は大変喜んでいただき、「生まれ変わった!」と嬉しいお言葉をいただきました。
生地が擦り切れるほど着ていただければ、と願っております。

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屋号 :おかだや
所在地: 広島県広島市西区庚午北3丁目3-17
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2021.07.09

総本疋田絞りの着物の染め替え

今回ご紹介するM様は本疋田(ほんびった)という珍しい絞りに色を入れ直しました。

————–本疋田技法———–
・一粒の本疋絞りの先を爪を使い4つにたたむ
・細い絹糸で11回巻き上げ、最後にわさ掛けという特殊な結び方で糸止め
・同じことを何十万粒も繰り返し、染める

—————M様のお悩み————–
・何か物足りない
・もっと自分だけのオリジナリティが欲しい

この記事では、ご希望のオリジナリティのある着物が完成するまでを書いています。

着物のリメイクを考えていない方もM様の製作事例を見ることで着物のリメイクを疑似体験していただけます。

おかだやでは創業以来70年間、つねにお客様のご要望を第一に着物を作り続けております。培った知識と経験から「お客様のこうしたい」を表現するお手伝いをしております。

ご要望に応えるため、徹底してお客様の話を伺います。

今回のM様の場合、物足りない&オリジナリティが欲しいため、絞りではタブーである色入れをすることで、染めと絞りの両面を持つ着物にしましょうとご提案。

なぜタブーなの?
絞りは、生地の一部を縛るなどをして圧力をかけて、染料が染み込む部分と染み込まない部分を作ることで、模様を作り出す技法の一つです。
すでに絞りで染め上げて出来上がった完成品の着物にさらに染めを入れることは従来考えられなかったやり方です。

しかし、そのタブーを侵せるのは、職人の技とおかだやの呉服屋としての経験があるからです。
今回の本疋田は職人が絞りの一つ一つに手作業で染色していきます。
絞りは絞った後のでこぼことしたふんわりした風合いが特徴ですが、上から染めることで少しそのシボが伸びます。
しかし、おかだやではそれは利点だと考えています。
ふんわりした絞りは太って見えるという欠点が…!
なのでシボが伸びた方が着姿が綺麗に見えます!
M様にご了承いただき、染色開始。

着物のリメイク完成

絞り(本疋田)のリメイク後は、こちら。

本疋田(ほんびった)の良さを残しつつ、染めの良さを出せたと自負しております。

他に類のない着物に満足していただき、おかだや一同感謝しております。

ご紹介しきれなかったお写真を各種SNSで紹介しています。
ぜひ、ご覧ください。

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2021.07.30

【袖継】一度切った振袖の袖は直せる!2つの理由

内容説明

振袖の袖を切ったけど、今度は袖を長くしたいと思っていませんか?
この記事では、袖を切った振袖を継いで(縫い合わせ)元の振袖に戻した話をしています。
一度切った振袖の袖を戻すのは難しい技術です。
しかし、どのようにして直しが可能になるのか?その理由を実例を通してご紹介しています。
詳しく知りたい方や疑似体験したい方は、ぜひご覧ください。

振袖の袖を元へ戻したご紹介

静岡県在住のF様の事例をご紹介します。

一度、袖を切った振袖でしたが袖を継ぐ(縫い合わせる)ことで元の振袖へ蘇りました!
写真のように遠目からは、どこを直したか分かりません。

近づいてもこのクオリティです!

袖直しが可能な2つの理由

2つの理由
・個別カウンセリング
・職人の技、経験値

おかだやでは、お一人お一人個別にカウンセリングを行います。
そこでお聞きしたお悩みやご要望を、専門の職人が解決し再現いたします。

過去の事例をご紹介

①振袖の袖を短くしたい

➁お袖が消えた振袖?

③【袖継】ブログをみて…「着物を直して!」

④【袖継】お母さんの着物だから

⑤【袖継】継いだところに柄を描きました

おかだやが個別カウンセリングするワケ

なぜ個別カウンセリングが必要なの?

答えは、着物によってお直し方法が違うからです。
着物お直し方法の簡易的な計算方法は

着物の種類×生地の種類×柄の種類=数え切れません

また、これにお客様のご要望が加わります。
この数え切れないお直し方法から最適な方法を提案するため個別カウンセリングが必要です。

着物の袖直し実例ご紹介

なぜ直せるの?
答えは、発想の転換と専門の職人の高い技術力と経験値です。

論より証拠。先にご紹介したF様の事例をご紹介させていただきます。
よくある方法は袖の切り目同士を縫い込みをとって縫い合わせて繋ぎます。そうすると柄が少し縫い込みに入るのでどうしても縫い目の柄がちぐはぐになります。
なのでその上へ金箔を置いたり、さらに柄を描き足してそれが目立たないようにします。

ですが、今回は少し違う方法で袖を直しました。

解決策
・裏打ち
・柄の色に合わせて糸色を変える
・赤い枝の柄入れ

「裏打ち」とは裏地を貼る技術です。手前味噌ですが裏打ちを袖のつなぎ合わせに使用する発想は珍しいんじゃないでしょうか?


これにより、縫い代を取らずに柄同士を繋げることが可能となりました。

写真のようにピッタっと柄が合うのはこれのおかげです。

「赤い枝の柄入れ」


さらに縫い目を目立たなくするために元にはなかった柄を入れています。
着物をオーダーメイドで製作している技術力の出番です。

完成!しかし…
ハプニング!!
出来上がった袖の継ぎ目を上下に引っ張ると裏地の白が見えてしまいました!

そこで
「柄に合わせて糸色を変える」

生地や柄の色と調和させるため、柄や生地に合わせ計5色の糸を使って、丁寧にかがり縫いを施しました。

これらにより出来上がった袖直しがこちら

このような、技術を使いこなしイレギュラーに対応できるのは職人の高い技術力と経験値のなせる業です。

まとめ


・個別カウンセリング
・職人の技、経験値

こらら2点により一度切った振袖の袖継(着物の袖を長くする)が可能となります。

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より着物の楽しさを感じて頂けます

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2021.07.31

一つ身を四つ身に!?その後

↑以前紹介したこちらのお着物。

一つ身が四つ身になったお写真公開

お直し前です↓

お直し後のお写真です↓

大のお気に入りの一つ身を7歳の七五三、四つ身のサイズの着物として仕立て直したモノ!

一つ身を四つ身にその後のお写真

着たお写真をお店に持って来てくださったのでシェアさせていただきます!

家族みんなで着物姿の撮影。何年も経った後に「みんな着物でよかった!」とさらに思えるのでオススメです。

仕立てた着物は衣桁にかけた状態だと皆さん来たときのイメージが難しい…
おかだやはもちろん着姿も考えて構想を練ってます!

広げた着物が着るとこうなりました!


出来上がったのをこうやって実際に着た姿を見せてもらえると苦労が報われた気がします。
とっても可愛い!

着なくなった大人の着物を子供の着物にして欲しいという依頼を最近よく受けます。
HPを見つけて来てくださるのかな?
今回のように別々の生地を組み合わせて着物をつくる場合完成のイメージ画をお見せしながら決めていきます。
市販品ではなく、こんな風に他にはない世界に1枚だけの着物を子供にあつらえるのも思い出になるので眠っている着物の活用の一案として考えてみられてはいかがでしょうか!


T様、長いお付き合いと今回のお着物の写真もありがとうございます。

2021.08.24

お太鼓柄の帯を振袖に締めたい

今年の成人式だったI様。
実は成人式近くなってから袋帯がお太鼓柄で振袖に結ぶと、柄がほとんど出ないからどうにかなりませんか!とご相談に来られました。

おかだやの前を通ったり、人から噂でおかだやさんは存じてました、とのこと。
初めてのご相談が今回の帯。

元の柄がこんな感じ。

お太鼓と腹の部分に色彩と金のドットの蝶。
他のところは黒色で蝶の輪郭とシルエットだけの帯。
お太鼓むすびするなら問題はないけどやっぱり振袖に締めるにはちょっと物足りませんね。

成人式まで時間がないので大急ぎで考えました!
元の蝶の柄を生かしてそこに金箔を置きました。

帯結びの写真いただきました^^
この金のところはもともと全部真っ黒。金が入って華やかになりました!

コーディネートも大変こだわりのお嬢様!

髪型や帯結びも変えて振袖姿を楽しんだそうです。
気に入ってもらえたみたいで安心しました〜!

この振りからチラリと見えてる赤と黒の長襦袢…
これも実はすっごくお気に入り!
長襦袢も全部揃えていたけど、12月半ばにおしゃべりついでにこんな長襦袢があるんですよ。とお見せしたら一目惚れでコレ!!!!とご購入いただきました(笑)

大急ぎで1月の成人式予定日までに仕立てました。
桶絞りの黒赤のとってもかっこいい長襦袢です。

長襦袢の隠れたお洒落ってテンション上がるんですよね〜!

お友達と宮島で撮影会楽しかったようです!
成人式も延期にはなったけど5月には開催できたし、
8月成人式予定だった地域も来年1月に延期になったので振袖が着れそうで安心してます!

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2021.08.26

派手な朱い帯を落ち着いた色合いにするには?

こんにちは。今年はお盆に雨が続いてから気温が下がって例年より過ごしやすい8月ですね。

今回ご紹介するのは朱色の紗の名古屋帯を落ち着いた色合いにしてなんとさらに袋帯に仕立て変えてしまおう!というものです。

おかだやでは今着るには派手すぎる・ちょっと若気だなぁ…という着物も元の着物の上から染めて落ち着いた色にするという方法を何度か紹介したことがあると思います。

今回は染めずに仕立てのひと工夫で色の見え方を落ち着かせる方法です。

紗の夏帯なので透けて帯芯が見えるようになっています。
夏の帯には白い帯芯を入れて仕立てていることが一般的には多いのですが、おかだやでは黒い芯もオススメします。

こちらの写真

左が今回黒い芯に入れ替えた帯。右が同じ色の帯(白い芯の代わりに紙をはせてます)

色が派手かな〜って思っていた帯も落ち着いた色合いになりましたね!
芯だけでこんなに変わるんですね。

もちろん白黒だけでなく、他の色の帯芯を使う場合もあります。
芯だけで帯の雰囲気が変わるんですよ〜!
夏の白い帯には特に黒い芯をオススメします。

白い帯に白い芯を入れていると帯が着物に対して白すぎて浮いて見えるから、全体のコーディネートを考えて黒い芯で落ち着かせるといいよ

私も今年仕立てた夏帯には黒い芯を入れました

せっかくだから着姿で比較できたらわかりやすいですよね〜。
何かの機会にそんな写真が用意できたらまたご紹介しますね!


ちなみに

この帯は名古屋帯でした。結婚式に参列されるとのことだったので袋帯にしちゃおう!と仕立て替えました。

このお客様は夏に名古屋帯(一重太鼓)で着る場面が今後ほとんどないと思ったので結婚式などで二重太鼓結びができる帯に。
名古屋帯には「かえり」と言ってお太鼓になる部分が2枚重ねになるように織られているのでそのかえりを解いてしまってタレを長くして二重太鼓ができる長さにしました。
帯の裏地がないので黒い夏の帯を裏地に使って袋状に仕立ててあっという間に袋帯!

仕立てに関してはより専門的になるのでおまけ程度に^^
こんなこともしてますよ〜!ってお話でした!

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2021.08.28

紬に染めを重ねた普段着に

今日の紹介はしみ隠しついでに1点モノの着物にアレンジした着物です!

この紬は元の織りの模様が麻の葉だったので、それを描き起こしたシンプルなデザイン。
シンプルって言っても見た目はシンプルでも実際の仕事は結構手が込んでいるんです…!

麻の葉の中を様々な色で刺したのちに、輪郭線を描いて柄を際立たせています。
その輪郭線もそれぞれに違う色を使っています。
はっきりした赤い輪郭の麻の葉優しい色の麻の葉、とメリハリをつけて着物全体が短調にならないようにバランスを見ながら手描きをしています。

全体が優しい雰囲気の着物になりました!

おかだやの職人の仕事は全て手仕事です。
量産される着物がほとんどになってきた現代でいい手仕事の着物が皆様の手に届けれたらなと、精を尽くしてます。

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2021.08.29

被布をつくりました!

8月、お盆もすぎて七五三が近づいてきましたね。
最近七五三の問い合わせが増えてきました。

おかだやは時間がかかりそうな依頼は6月ぐらいから問い合わせが出てきていました。

「お母さん・おばあちゃんの着物を子供の着物にできますか?」

そんな問い合わせがここ数年増えてきました。
HPを検索で見つけて見てくださっているんでしょうか?

ご紹介できてない仕立てもたくさんあります。小さな着物になるととっても可愛いんです!

今回はピンク色の羽織を子供の被布に仕立て替えました。

素描で地紋を起こしている生地です。このような染めの被布は今市販ではまずありません。
被布の裏地も羽裏をそのまま活用しています。

被布を作って残った生地で長襦袢も一緒につくりました!
一緒に持ってきた四つ身の袖に赤い振りがついていたのでそれを長襦袢の袖にして仕立てました!

長襦袢も他にはない可愛さ。

お家にある着物でさらに着物が新しく作れるのって思い出がより積み重なって行って本当にそのお家にとって掛け替えのない着物になると思います。
そうやって長く着物と気持ちを引き継いで行ってもらえたらなぁと思っています。

今、このお着物のお客様は七五三で着るようにお着物と長襦袢のあげを承っているところです!
もうすぐ来てお参り!楽しみですね。
またお写真いただけたらご紹介したいと思います。

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2021.09.02

仕立ての柄出し方

こんにちは。また夏が振り返して来て暑い日が続きますね。

今日紹介するのは男性のお着物の柄位置の仕立て直しの例です!
この様に反物に縦に柄がある様なものは、仕立てでいくつか柄の配置のパターンがあります。
おかだやも着る方の好みに合わせて仕立てる前に柄を考えます。

お気に入りの着物。
おかだやにも着てきてくださったんですが会長がぽろっと

背中の柄位置を変えた方がカッコよくなるよ

…と。

なので直すことを考えました。
洗い張りして仕立てなおせば簡単ですが、今ある状態を活かしたまま手を加えるってことにしよう!

例外的ですが着物の内揚げで身頃の反物を切ってしまって、持ってた残り裂も使いつつ肩と背中の柄位置を変えました。

職人とどの様にやったらいいか何度も相談をしてから加工に出します。

背中が間延びした様に端に柄が寄っていたので片身は背中心に柄を寄せました。
内揚げより下の前身頃は元のままです。

少しの差ですが印象が違うでしょう?
カッコよくなりました!早速着てくださいました。

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